【高校地理】地域別の地形性降雨のまとめ

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【高校地理】地域別の地形性降雨まとめです。

地域別の地形性降雨

湿潤な大気が山地をはい上がることによって冷却、凝結して降る雨で冬期、日本海側に見られる降雪もこの一種です。湿った風が吹き込み、山脈にぶつかり高度を増すことで雲を生じる。 地形性降雨である。これによる降雨や降雪がみられる地域は多い。東アジアや南アジアでは季節風の影響による地形性降雨がみられる。日本列島の日本海側やインド半島の西岸はその代表的な地域。

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買易風の影響

アフリカ大陸の南東に位置するマダガスカルは南半球の貿易風帯に位置し、南東からの風が卓越する。降水量の多い東岸は熱帯雨林が広がり、米作も行われている。風下斜面側の西岸は乾燥地域。

  • アフリカの気候は、赤道を中心に熱帯・乾燥帯・温帯が南北対称に分布。農業は、プランテーションを覚えておく。欧米諸国が開いた特定の商品作物だけを栽培する大規模な企業的な農園農業。

偏西風(北半球)の影響

南西風の影響によって、イギリス・ペニン山脈西麓のランカシャー地方は降水量が多い。湿度の高い気候は綿が切れにくく、綿工業が発達する条件となった。またノルウェーも同 様に降水量が多く、急斜面を利用しての水力発電が行われている。北アメリカ大陸太平洋岸中・高緯度地域(シアトル、バンクーバー周辺)もやはり偏西風の影響で降水量が多い。

  • ワシントン…アメリカの首都
  • シアトル…航空産業
  • デトロイト…自動車工業
  • ニューヨーク…アメリカの最大の都市。世界の政治・経済をリードする国際都市
  • ピッツバーグ…鉄鋼業

偏西風(南半球)の影響

北西風の影響により、チリ南部は年間を通 じて降水が多く、森林地帯となっている(地形がフィヨルド海岸であるため、農業には適さない)。アンデス山脈を越えた風下斜面側は乾燥 地域となっている(パタゴニア東部)。またニュージーランドにおいては風上斜面側の西岸で多雨、東岸で少雨気候がみられる。ただしこちらは乾燥気候というわけではなく、むしろやや雨の少ない気候を利用して小麦栽培がさかんに行われている。

夏季モンスーン(南西季節風)の影響

南アジアの夏季モンスーンの風向は南西。風上斜面となるインド半島西岸(ムンバイ)では6月から9月の間に降水が極端に集中する。また、ヒマラヤ山脈南麓のアッサム地方は世界最多雨地域である一方、ヒマラヤ山脈を越えたチベット高原は少雨地域となっている。

夏季モンスーン(南東季節風)の影響

東アジアの夏季モンスーンの風向は南東。太平洋から湿った風が吹き込むことで、紀伊半島など大平洋側の地域ではこの時期とくに降水が多くなる。ウラジオストクなどロシアの沿海州でも日本海から湿った風が吹き込み、夏季の降水量が多い。

  • 三重県…紀伊山地のふもとにある大台ケ原山周辺は、日本有数の 降水量が多い地域で、森林がよく育つため林業がさかんで ある。とくに、ひのきは良質な木材として有名である。

冬季モンスーン(北西季節風)の影響

冬季の東アジアで卓越する北西季節風が、日本海上空で水分をはらみ、日本列島にぶつかることで雪雲が生じる。シベリア高気圧から吹き出す寒冷な空気、暖流である対馬海流の影響で比較的水温の高い日本海、新期造山帯の急峻な山脈から形作られる日本列島。これら3つの要素が揃うことで、世界最大ともいえる豪雪地帯が本州の日本海側の地域に形成された。

<日本の海流>

  • 対馬海流(つしまかいりゅう)暖流
  • 日本海流(黒潮)暖流
  • 千島海流(親潮)寒流
  • リマン海流 寒流

<日本の気団>

  • シベリア気団…シベリア高気圧(大陸高気圧)寒冷・乾燥(冬)
  • 小笠原気団…小笠原高気圧(太平洋高気圧)高温・湿潤(夏)
  • オホーツク海気団…オホーツク海高気圧 低温・湿潤(初夏・秋)
  • 揚子江気団…熱帯の大陸高気圧 温暖・乾燥(春・秋)
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