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【大学入試小論文】動機づけについて

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【大学入試小論文】動機づけについてです。

【課題文要約】
人の行動の大部分は、人と環境との物理的相互作用として説明しただけでは不十分である。人の行動や社会現象を理解するためには、まず状況の意味づけする者にとっての意味を理解する必要がある。人間の意味づけとコミュニケーションは、一見どうにも解決することのできないと思われる状況も、再編成することができる。何事も意味づけとコミュニケーションにおける不確定性、秩序の協働は、社会学問に意義のある課題である。

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動機づけについての例

筆者は、主体もしくは主体たちの意味づけや意味付けの仕方を理解することが不可欠だと述べている。私も実際、必要だと考える。

例えば、勉強を例に挙げる。両親や先生に勉強を繰り返すことで覚える、書かないと意味がないという言葉を、私はよく聞かされていた。誰でも1度は、似たような言葉を言われていると思う。両親や先生は子供達に対して学習しなければならない理由を力説する。つまり、この行為は大人が学習する意義について見出し、子供に対して学習するべきだと伝える行動に移しているのだ。仕方なしに子供たちは勉強するがその結果、その勉強は、将来に役立つ。人々がこのように状況意味づけて行動を繰り返して行く。

しかし、この意味付けという行為が時に悪い方向に傾くことがある。同じ勉強を例に挙げる。大人の人に意味があるから勉強しなさいと言われることによって、子供たちの主体性がなくなる可能性が出てくる。本来、学習というものは主体的に学び何事にも好奇心をもって学習していることが重要だと私は考える。だが、他人に言われて学習することで受動的な学びになるため、子供たちが学習したことが長期的な記憶に残りづらくなるのではないかと考える。

したがって状況を意味づけし、行動することは必要だが、子供たちにとって、良くない側面を顕在しているのである。

動機づけについての添削(一部のみ)

➊最初の主張と最後のまとめは、一致していないといけません。
(主張)主体もしくは主体たちの意味づけや意味付けの仕方を理解することが不可欠
(まとめ)状況を意味づけし、行動することは必要だが、子供たちにとって、良くない側面を顕在
一致していませんね。

➋構成の型は、主張→理由→具体例→(反駁)→まとめ が基本であり、主張に対して、理由が最後の方にあると採点すると人の印象をいいものとならない可能性も。

【添削】
✕例えば、勉強を例に挙げる。 →例えばと例と繰り返しになり、くどい印象。
〇勉強を例に挙げると、

✕誰でも1度は、似たような言葉を言われている →エビデンス(デ-タ的な証拠)がない事柄については、決めつけはよくありません。単なる意見なので、
〇「誰でも1度は、似たような言葉を言われていると思う。」とした方がいいです。

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