大学入試小論文「学級経営に関する解答例」教育学部

シェアする

スポンサーリンク

大学入試小論文「学級経営に関する解答例」教育学部についてまとめています。

学級経営に関する解答例

筆者の論述より、改めて集団における役割分担の必要性に気付くことができた。実際に学校の集団の中でルールや掟を制御する人や、厳しくて恐い役割を担う人は不可欠でると実感したことは何度もある。学生や社会人として社会で何かしらの役割を担っている私たちは、日常で集団として行動しなければならない時は多々ある。そのような場で、私たちはより良い集団にするため無意識に誰かに従い、あるいは無意識に集団を先導してしまう習性があるのだろう。しかし、作者(→筆者)が述べた「良質の不純な集団の中で人は初めて育つ」は規模が大きい集団でのみ成り立つと考える。小さい集団であれば、集団における物事が巡行に進むようにするため人々はまず、確執の発生を互いに拒否する傾向にあると思うからだ。そのため、一人ひとりが平等な位置関係を保とうとする。私自身も日常で様々な集団に属しているが、友人や家族という小さい規模の集団で誰かがその集団を政統する役割を担うのは稀である。そう言った意味で学校という場は比較的大きな集団であり、均一でない人々が集まるため、その違いを尊重する場に適当すると思う。

そこで学校を、「人が育つ集団」にするために指摘したいことが二点ある。一点目は現在、私の通う学校を含め多くの学校では、個々の成績に順位をつける傾向にあることだ。これには日本の学歴社会が影響しているのではないかと考える。そのため、生徒は生徒同士の競争心のみが深まり、学力の低い生徒は到底低い評価を浴びてしまう。つまり、学力をランク付けすることは互いを尊重するにほど遠い行為である。学校が良質で不純な集団として存在する以上、生徒が競争し合うのではなく共同して学力向上を図るべきであると考える。また、学歴だけでその人の人間性を評価せず、その人がもつ能力を発揮できる場を増やすなど、違った視点から人間性を評価する社会、脱学歴社会を実現する必要もあると思う。二点目は先生が指導する小学校での教育だ。私は小学生の頃、ほとんどの時間を先生の指示に従って過ごしていた。つまり、授業で自主的に学ぶことが少なかったのだ。感受性の豊かな小学生だからこそ、相手の違いに気付きそれを受け入れようとする。早いうちから自主的に集団を先導する力を身に着ける教育を早い段階から取り入れるべきであると考える。(954文字)

三段落目に、まとめがあるとよかった。

スポンサーリンク

講評

もう少し深い考察が必要でした。2つの令普さんの指摘は、昔に比べると随分、緩和されたことでもあります。なので、違った視点として、「学年制度をやめる」「同調圧力をやめる」「当事者意識を根づかせる」などがあったかもしれません。

また、以下のようなことにも注意。

①細かな言葉使い方
②段落分けを明確にしましょう。段落分けは、行っています。(原文参照)
③最後に「まとめ(結論)」がないので、締まりが悪いです。

また、指摘(原因)だけでなく、より具体的な案があるといいですね。「人が育つ集団」は、学校にはないのだろうか。「現状でも、学校においても人が育つ環境は、こういう点ではある。しかしもっとこうすればより「人が育つ集団」としての学校になるのではないか」という展開もあったでしょう。

添削

×何かしらの役割 → 具体的には?  「何かしら」「様々な」など一括りして逃げてはダメです。
×多々 → これも同じです。 (例)災害が避難するときなど多々ある。
×作者 → 筆者で統一しましょう。
△平等 → 対等
×様々な → これも先述の通り
×政統 → 統率?
×家族 → 家族では、親が一般的に統率するのでは?
×そういった意味で → 一方で
×共同 → 協同

その他の解答例

スポンサーリンク

シェアする

スポンサーリンク
トップへ戻る