【中2国語】字のない葉書の定期テスト演習問題・解答付きです。中学3年国語で学ぶ『字のない葉書』(向田邦子)は、戦時中の家族の姿を通して、父親の深い愛情と家族の絆を描いた随筆です。特に、字が書けない幼い妹に毎日葉書を出させた父親の思いや、病状が悪化してから届いた「字のない葉書」に父が涙する場面は、読む者の心を揺さぶります。この記事では、定期テストでよく出題される読解問題や表現技法、語句理解を確認できる演習問題(解答付き)を用意しています。確実に得点するために、要点をしっかりおさえましょう。
字のない葉書の定期テスト演習問題
教科書の字のない葉書の「病名だけで書かれたかさ高な葉書の束をリュックサックに入れ~それともなくなったのか、私は一度も見ていない。」の部分を読んで、後の問いに答えなさい。
1.妹はどのような様子で疎開していったのか。その様子を例えた表現を10字で書き抜きなさい、
2.「初めての葉書が着いた」とあるが、何が書いてあったか。文中から12字で書き抜きなさい。
3.「マルは急激に小さくなっていった」について、妹がどうなっていたことを表しているか。20字以内で書きなさい。
4.「姉の姿を見ると、たねをぺっと吐き出して泣いた」とあるが、このときの妹の様子を次から選びなさい。
ア 姉が今まで来なかったことに対して腹を立てて、不満をぶつけた。
イ 姉の姿を見て安心し、押さえていた感情がふき出した。
ウ 姉が無事だったことが分かって再会を喜んだ。
エ 姉と同じ疎開先になったので一息ついた。
5.「まもなくバツの葉書も来なくなった。」理由がわかる部分を12字で探し、始めの4字を書きなさい。
6.「父も、この日は何も言わなかった。」とあるが、なぜか、次から選びなさい。
ア 小さいかぼちゃは妹の大好物だったから。
イ 妹を喜ばせるためにしたことだったから。
ウ かぼちゃ以外の食べ物はたくさんあったから。
エ 妹が心配で、かぼちゃまで気が回らなかったから。
7.「「帰ってきたよ。」と叫んだ」について、父の取った行動を文中から2つ書き抜きなさい。
8.「「帰ってきたよ。」と叫んだ」について、このときの父の気持ちを次から2つ選びなさい。
ア 無事で帰ってきてよかった。
イ たくましくなって驚いた。
ウ つらい思いをさせて悪かった。
エ 迎えに行けず申し訳なかった。
字のない葉書の定期テスト演習問題の解答
1.遠足にでも行くように
2.威勢のいい赤鉛筆の大マル
3.(急激に)元気がなくなっていたこと。
4.イ
5.百ぜき
6.イ
7.はだしで表へ飛び出した。 / 痩せた妹の肩を抱き、声を上げて泣いた。
8.ア・ウ
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