【中3国語】俳句の可能性の定期テスト演習問題・解答付きです。みなさんは、五・七・五のわずか17音でどれだけの世界を表現できるか、考えたことがありますか?
「俳句」は短い表現ながら、自然や感情、社会の変化までも描き出す、日本が誇る文学の一つです。
中学3年生の教科書では、「俳句の可能性」という題材を通じて、現代の俳人たちがどのように俳句という表現を受け継ぎ、広げているかを学びました。伝統を大切にしながらも、時代に合わせて新しい言葉やテーマを取り入れることで、俳句は今もなお進化し続けています。
今回の演習問題では、「俳句の可能性」の本文の理解に加え、俳句の表現技法や鑑賞のポイントをしっかりおさえているかを確認します。定期テストに備えて、自分の理解を確かめながら取り組みましょう。
解答も付いているので、間違えたところはその場で確認・復習ができます。
俳句の可能性の定期テスト演習問題
次の俳句を詠んで、後の問いに答えなさい。
A:どの子にも涼しく風の吹く日かな 飯田龍太
B:いくたびも雪の深さを尋ねけり 正岡子規
C:跳び箱の突き手一瞬冬が来る 友岡子郷
D:たんぽぽのぽぽと絮毛のたちにけり 加藤楸邨
E:分け入っても分け入っても青い山 種田山頭火
B:いくたびも雪の深さを尋ねけり 正岡子規
C:跳び箱の突き手一瞬冬が来る 友岡子郷
D:たんぽぽのぽぽと絮毛のたちにけり 加藤楸邨
E:分け入っても分け入っても青い山 種田山頭火
1.俳句の中に1つだけ読み込む決まりとなっている季節を表す語を何と言いますか。2文字で書きなさい。
2.A・B・C・Dの俳句の季語を書きなさい。
3.A・B・Dの句から切れ字をそれぞれ書き抜きなさい。
4.Eのような句を何と言いますか。次の空欄を漢字3文字で埋めなさい。
「無季・( )俳句」
5.Eの句に使われている表現技法を次から2つ選び、記号と書きなさい。
ア:擬人法 イ:擬人法 ウ:倒置法 エ:体言止め
6.Bの句で作者の正岡子規がこの句を読んだ時、どんな様子であったか。「病気」という言葉を入れて具体的に説明しなさい。
俳句の可能性の定期テスト演習問題の解答
1.季語
2.A:涼しく風 B:雪 C:冬 D:たんぽぽ
3.A:かな B:けり D:けり
4.自由律
5.アとエ
6.(例)病気に起き上がらず、外の雪がどのくらい積もったか何度も聞いた様子。
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