慶應義塾大学法学部(FIT入試)小論文解答例

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慶應義塾大学法学部(FIT入試)小論文解答例についてです。

FIT入試小論文反論の仕方のポイント

エジプトの発明の神テウト「文字を学べば、知恵と記憶力が高まります」

タモス「人々が文字を学ぶと、記憶力の訓練がなおざりにされ、忘れっぽくなる。また、文字が与える知恵とは外面的な知恵であり、人は見かけだけの博識家となり、うぬぼれてしまう。」

テウトになりかわってタモスに反論し、その反論に対しタモスになりかわって再反論しなさい。

テウト「人間が文字という知識を上手く活用すれば、たとえ他人から与えられた知恵であれ、そこから独自の発想力を生かし、新たな知恵が生まれる可能性が大いにあります。また、脳内だけでは、記憶力の限界があります。新たな知識を次々にインプットして貯蔵するとき、必然的に古い情報は消えていってしまうでしょう。人間は1週間前の夕食を覚えておくことさえ困難です。しかし文字を使って書き記しておけば、忘れかけていた知識を再度思い出すこともできます。さらに後世にも我々の持つ知識を正しく伝承することができます。だから文字を学べば、効率的に記憶力を高められると思います。」

タモス「確かに氏の言わんとする事も一理あるが、知識は一人ひとりの人間の中に内在しているものである。文字に頼ってしまうと、人間の本質が持つ豊かな才能と記憶力を埋めたままにしてしまうかもしれない。また、後世への伝承は、絵を描いてでもできる。私は文字ではなく、人間の持つ無限の可能性に期待したい。」

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講評

一見、良さそうに見えますが、ちょっと飛躍している点が否めない。以下、3点。

①タモス対する「文字が与える知恵とは外面的な知恵」 に対する反論がないような。
②だから文字を学べば、効率的に記憶力を高められると思います。は、「だから」は、これまでの文章を受けているわけですが、論理が飛躍しすぎですね。 なので、シンプルに「文字に書き残すこと行為自体が、記憶力をつける訓練にもなっている。」と反論することもできますね。
③私は文字ではなく、人間の持つ無限の可能性に期待したい。→唐突すぎます(笑)。

タモスの反論で、文字でなく絵もあるという視点はいい。

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