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【高校世界史】ヨーロッパ封建社会の要点ポイント

【高校世界史】封建社会の要点ポイントです。

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ヨーロッパ世界の発展

封建社会は11~13世紀に最盛期を迎えた。封建社会は、独立権力をもつ封建貴族間に成立した政治体制。貴族個人間の双務的な主従関係に基づく。家臣は主君に奉仕。

十字軍をきっかけに東方貿易が拡大、商業が繁栄し、貨幣経済の浸透とともに農民の地位は向上し、封建社会は崩壊へと向かった。また、教皇権の衰退とは逆に、王権は強まり、各国は中央集権化を推し進めた。

十字軍

十字軍遠征図

十字軍とは、イスラム教徒にうばわれたエルサレム(キリスト教の聖地)を取り戻すため、ヨーロッパの王や貴族がつくった軍隊。

  • 誕生…セルジューク朝が小アジアに進出→ビザンツ皇帝が援助を求める。イェルサレムへの巡礼困難→教皇ウルバヌス2世が1095年クレルモン宗教会議を開き、聖地回復を決議。
  • 第1回十字軍…1096年出発。聖地回復し、イエルサレム王国を建設。
  • 第4回十字軍…インノケンティウス3世が提唱。1204年ヴェネツィア商人の商敵コンスタンティノーブルを攻撃し、ラテン帝国を建設。
  • 結果…諸侯・騎士が没落。教皇の権威が揺らぐ。国王の権力強大化。都市・商業の発達→荘園経済揺らぐ。新文化への要請。

遠隔地貿易と都市の発達

  • 地中海商業圏…ジェノヴァ・ヴェネツィアは東方貿易(胡椒など)で繁栄。フィレンツェ・ミラノは手工業・商業。
  • 北ヨーロッパ商業圏…リューベック・ハンブルクなどのハンザ同盟。
    南北商業圏の中継貿易…シャンパーニュ地方→フランドル地方(毛織物)。
  • 自治都市…領主から自治権獲得。イタリア都市は都市共和国へ。メディチ家(フィレンツェ)やフッガー家(アウクスブルク)ら大富豪の出現。
  • ギルド…商人ギルド→大商人市政支配→手工業者の同職ギルド市政進出。

教会勢力の衰退

  • 教皇権の衰退…聖職者への課税をめぐり仏王フィリップ4世と教皇ボニファティウス8世が対立→教皇庁をアヴィニョンヘ→教会大分裂(大シスマ)。
  • 教会改革の動き…14世紀後半以降、英ウィクリフ, ベーメンのフス。コンスタンツ公会議で大シスマに終止符。フスを火刑。

荘園制・封建制の崩壊

  • 貨幣経済の進展…荘園の自給自足経済が崩れる。領主は賦役のかわりに生産物・貨幣を地代として納めさせる。14世紀半ば、ペストで農民減少→労働賃金が上昇、農民の地位向上→独立自営農民(ヨーマン)へ。
  • 農民一揆…ジャックリーの乱(仏)、ワット=タイラーの乱(英)。

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