入試によく出る世界遺産一覧解説です。
よく出る世界文化遺産一覧
古代の世界遺産
■ 法隆寺地域の仏教建造物
法隆寺・法起寺など世界最古の木造建築。飛鳥文化の仏像の様式には、中国南北朝時代の影響が認められる。例として法隆寺の釈迦三尊像がある。飛鳥時代には、法隆寺金堂釈迦三尊像の作者と伝えられる鞍作鳥(止利仏師)などの仏師が活躍した。
法隆寺・法起寺など世界最古の木造建築。飛鳥文化の仏像の様式には、中国南北朝時代の影響が認められる。例として法隆寺の釈迦三尊像がある。飛鳥時代には、法隆寺金堂釈迦三尊像の作者と伝えられる鞍作鳥(止利仏師)などの仏師が活躍した。
■ 奈良の文化財…東大寺・興福寺・唐招提寺・平城宮跡など。鑑真が東大寺において僧侶らに戒律を授け、またその晩年に唐招提寺を創建した。
■ 京都の文化財…清水寺・延暦寺・二条城など
■ 熊野古道(紀伊半島)…熊野詣・神道と仏教の融合<
■ 厳島神社(広島)
平清盛らの崇敬・平家の氏寺・平家納経。平清盛は、太政大臣に任命され、その一族も高位高官に昇った。大輪田泊の修築を行うなど、日宋貿易を奨励した。13世紀中頃から借上を金融業者として、米銭の輸送または賃借に為替という決済手段が用いられた。
平清盛らの崇敬・平家の氏寺・平家納経。平清盛は、太政大臣に任命され、その一族も高位高官に昇った。大輪田泊の修築を行うなど、日宋貿易を奨励した。13世紀中頃から借上を金融業者として、米銭の輸送または賃借に為替という決済手段が用いられた。
■ 平泉(岩手)…中尊寺金色堂・毛越寺・奥州藤原氏の繁栄
中世の世界遺産
■ 琉球王国のグスク(沖縄県)
首里城跡(琉球・尚氏王朝の居城)玉陵・中城城跡など。琉球では、15世紀の前半に、中山王・尚巴志が北山・中山・南山の3王国を統一し、琉球王国を建てた。
首里城跡(琉球・尚氏王朝の居城)玉陵・中城城跡など。琉球では、15世紀の前半に、中山王・尚巴志が北山・中山・南山の3王国を統一し、琉球王国を建てた。
近世の世界遺産
- 石見銀山(島根)…戦国大名支配・南蛮貿易・江戸幕府の直轄。大村純忠や大友義鎮らはみずから入信し、長崎や白杵は南蛮船の往来でにぎわいをみせた。
- 白川郷・五箇山(岐阜・富山)…合掌造の集落・豪雪地帯特有の景観
- 姫路城(兵庫)…近世初期の城郭・天守などが現存
- 日光の社寺(栃木)…日光東照宮(霊廟建築・権現造)
- 富士山(山梨・静岡)…浅間神社・葛飾北斎(富嶽三十六景)。葛飾北斎らにより風景版画が出版された。その代表作に国試三十六景」がある。
近代の世界遺産
- 広島産業奨励館(原爆ドーム)…人類初の原子爆弾被害。原爆は、広島に次いで長崎にも投下され、無差別で大量の参戦をもたらした。
- 富岡製糸場(群馬)…官営工場・日本の近代化を支えた絹産業。官営模範工場として、群馬県の富岡製糸場などを設立。
- 明治日本の産業革命遺産(九州・山口等)…重工業分野と西洋技術
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