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【高校国語文法】助動詞の対策問題(テストでよく出る編)

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【高校国語文法】助動詞の対策問題(テストでよく出る編)です。

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助動詞の対策問題

【問題】次の下線部の助動詞と同じ意味・用法のものを、それぞれあとから一つずつ選び、記号で答えなさい。

1.その問題は、彼には解けないであろ
ア 今年は年賀状を早めに書こ
イ コーヒーでも飲みましょ
ウ 明日にでも彼と話し合おと思っている。
エ あんな小さな子が高熱を出して、さぞ苦しかろ

2.今年こそ、毎日日記をつけよう
ア 新聞広告を出せば、問い合わせの電話も増えよう
イ 運動会のために、放課後も全員で練習しようよ。
ウ これくらいの問題なら、彼にも答えられよう
エ 来月から絵画教室に通ってみよう

3.三時になっので、おやつを食べよう。
ア その話は、以前先生から聞いことがある。
イ 弟は、家に帰ってきばかりです。
ウ 帽子をかぶっ女の子が、わたしの妹です。
エ 明日の授業は午前中で終わりだっよね。

4.昨日、この夏初めて海で泳い
ア この絵本は小学生のころに読んことがある。
イ 当分の間、厳しい暑さが続くそう
ウ 足にけがをしているため、彼の戦い方は消極的
エ 僕が将来なりたいのは、工業デザイナー

5.その案件が受理されたのは、昨日のこと
ア 社長の森はわたしが、何の用かね。
イ この前転んときにできた傷が、まだ痛む。
ウ そんなことより、この話のほうが重要
エ 明日から合宿だそうが、用意はできているのか。

6.彼女の兄は高校生ある。
ア 集会所の使用方法については、自治会協議する。
イ 新鮮脂の乗ったカツオの刺身が食べたい。
ウ 大切なのは君の気持ち、ほかのことは問題ではない。
エ 笑顔、応援してくれた人にあいさつをしよう。

7.隣の家の犬が子犬を産んだらしい
ア あわてて靴の左右を間違えるとは先生らしい
イ この絵の作者は、どうも女性らしい
ウ その赤ちゃんは本当にかわいらしい
エ 彼がとり入れている治療法は非常にめずらしい

8.どうも風邪をひいたような気がする。
ア あなたのような優しい人はそうそういない。
イ 雨でも降るような空模様だ。
ウ バケツをひっくり返したような大雨だ。
エ 小鳥のような美しい声で歌う。

9.この地方には、多くの伝説があるそうだ
ア あなたもあいかわらずお元気そうだ
イ「そうだ、この手があった」と彼は叫んだ。
ウ わが校のチームが決勝戦まで残りそうだ
エ 京都の円山公園の桜は、今が見ごろだそうだ

10.彼との約束は決して破るまい
ア 彼女が失敗することはまずあるまい
イ 子供には、こんな高い山は登れまい
ウ あの人の言葉は二度と信じまい
エ いくら待ったところで、結局彼は来まい

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助動詞の対策問題の解答

1.エ

例文は、「たぶん解けないであろう」という推量。エも「たぶ ん苦しかろう」と言えるので、推量。ア・ウは意志、イは勧誘。

2.エ

例文は「自分がつけよう」という意味なので、意志。エも「自分 が通ってみよう」と言えるので、意志。ア・ウは推量、イは勧誘。

3.イ

例文は「今三時になったところ」という意味なので、完了。 イも 「今帰ってきたところ」と言えるので、完了。アは過去、ウは「か ぶっている」と言いかえられるので存続、エは確認。

4.ア

例文の「だ」の上は「泳い」。これは動詞「泳ぐ」の連用形のイ 音便。動詞の連用形に付く「だ」は、助動詞の「た」の濁音化した もの。ここでは過去を表している。アも撥音便に付いた過去の助動 詞「た」。イは伝聞を表す助動詞「そうだ」の一部、ウは形容動詞「消 極的だ」の活用語尾、エは断定の助動詞「だ」。

5.ア

例文は、名詞「こと」+「だ」で、断定の助動詞。イは過去の助 動詞、ウは形容動詞「重要だ」の活用語尾、エは伝聞の助動詞「そ うだ」の一部。

6.ウ

例文は、断定の助動詞「だ」の連用形。ア・エは格助詞、イは形 容動詞「新鮮だ」の連用形の活用語尾。

7.イ

例文は「どうやら産んだらしい」と言えるので、推定の助動詞。アの「らしい」は形容詞を作る接尾語、ウ・エは形容詞の一部。

8.イ

例文は「どうも風邪をひいたような」とあり、「どうも・どうやら」 に続くときは推定。アは例示、ウ・エは比喩。

9.エ

例文は「あると聞いている」と言いかえられるので、伝聞。ア・ ウは様態、イは感動詞。

10.ウ

例文は「破らないようにしよう」と言いかえられるので、否定の 意志。ウも「信じないようにしよう」と言える。他は否定の推量。

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