【中3国語】古今和歌集 仮名序の定期テスト演習問題・解答付きです。中学3年生の国語で扱われる『古今和歌集 仮名序』は、和歌の本質や役割について述べた重要な古典文学です。定期テストでは、「やまとうたは人の心を種として…」ではじまる序文の意味や、表現技法、作者の考え方などがよく問われます。本記事では、テストで押さえるべき要点を踏まえて、演習問題と解答も掲載。古文が苦手な人でも理解しやすい内容で、得点アップをしっかりサポートします。
古今和歌集 仮名序の定期テスト演習問題
教科書の「古今和歌集 仮名序」を読んで、問いに答えなさい。
(1)古今和歌集の「仮名序」について、誰によって書かれたか、筆者を漢字で答えなさい。
(2)「やまとうた」、「人の心」はそれぞれ何に例えられていますか。本文中からそれぞれ1文字で抜き出しなさい。
(3)「よろづ」、「思ふ」、「あはれ」を現代仮名遣いに直し、全てひらがなで書きなさい。
(4)「いづれか歌をよまざりける」の意味を次のアからエより、1つ選び、記号で答えなさい。
ア どれが歌を詠むのか。
イ どちらかが歌を詠んだ。
ウ すべてが歌を詠む。
エ どれも歌を詠まない。
(5)「いづれか歌をよまざりける」とありますが、筆者はどのようなことを言おうとしているのか。次から1つ選び、記号で答えなさい。
ア 生きていても、歌を詠まないものもいるのだ。
イ 生き物の中で、歌を詠まないものはどれかを知りたい。
ウ 生きているものであれば、みんな歌を詠むのだ。
エ 生きていれば、いつかは歌を詠むかもしれない。
(6)筆者は、歌にはどのような効用があると述べていますか。現代語訳の部分を言葉を使って、4つ書きなさい。
古今和歌集 仮名序の定期テスト演習問題の解答
(1)紀貫之
(2)「やまとうた」=葉 / 「人の心」=種
(3)「よろづ」=よろず 「思ふ」=おもふ 「あはれ」=あわれ
(4)ウ
(5)ウ
(6)
・力ひとつ入れずに天地の神々の心を動かす効用
・目に見えないもろもろの精霊たちをしみじみとさせる効用
・男女の仲を親しいものにする効用
・勇猛な武人の心を和らげる効用
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