高校古文文法「敬語の区別・見抜き方」

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古文読解「敬語の区別・見抜き方」についてまとめています。

敬語の動詞

  • 尊敬語…動作の主体(主語)を高めるいい方 (例)のたまふ(おっしゃる)
  • 謙譲語…動作の受け手を高める言い方 自分をへりくだって(下げて)相手を高める (例)奉る(差し上げる)
  • 丁寧語…読者や聞き手に対する丁寧な言い方 (例)侍り・候ふ(あります/おります)
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敬語の補助動詞

敬語は、単独で使われている場合は、ふつうの動詞のように使います。 一方、敬語が動詞の下にくっついている場合は「補助動詞」の働きをします。

(例)
殿、給ふ。 (殿が、お与えになる。)→本動詞の用法
殿、帰り給ふ。(殿が、お帰りになる。) → 補助動詞の用法(「帰る」という動詞の下に付いているため) で、敬語が補助動詞の場合、動詞に次の意味を添えます。

  • 尊敬の補助動詞(お~になる・~なさる)【例】帰り給ふ(お帰りになる)
  • 謙譲の補助動詞(~申し上げる) 【例】養ひ奉る(育て申し上げる)
  • 丁寧の補助動詞(~です・~ます) 【例】聞き侍り(聞きます)

敬語を探す(例)

むかし水無瀬にかよひ給ひし性の親王、例の狩しにおはします供に、馬の頭なる翁つかうまつれり。日頃へて、宮にかへり給うけり送りして、とくいなむとおもふに、大御酒たまひ、禄たまはむとて、つかはさざりけり。(伊勢物語)

昔水無瀬(の離宮)にお通いになっていた惟喬の親王が、いつもの狩にいらっしゃる(その)お供に、馬の頭である翁がお仕え申し上げた。何日か滞在して、(京都の)本邸に帰りなさった。(親王の)お送りをして、 早く帰ろうと思ったが、(親王は)お酒をお与えになり、褒美をお与えになろうとして、お返しくださらなかった。

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