2021共通テスト国語分析と2022年度に向けての対策と出題予想です。
2021共通テスト国語分析
- 大問は4題から構成(第3問に古文、第4問に漢文)
- センター試験からの流れを踏む出題形式も多くみられた
2021共通テスト国語(第1問現代文)
香川雅信「江戸の妖怪革命」からの出題
- 漢字問題
- 傍線部説明問題
- 空欄補充の形式で段落要旨
- 考察内容を完成させる問題
2021共通テスト国語(第2問現代文)
加能作次郎「羽織と時計」からの出題
- 登場人物の心情を問う問題
- 文章に対する批評
- 評者の意見を説明したもの選択する問題
- 異なる見解を示すもの選択する問題
2021共通テスト国語(第3問古文)
「栄花物語」から出題
- 語句解釈問題
- 理由説明問題
- 語句及び表現に関する問題
- 登場人物の説明問題
- 和歌の比較による鑑賞問題
2021共通テスト国語(第4問漢文)
欧陽脩「欧陽文忠公集」と「韓非子」からの出題。
- 漢字の意味問題
- 語句の解釈問題
- 空欄補充問題
- 返り点と書き下し文の問題
- 傍線部解釈問題
- 内容説明問題
2022年度共通テスト国語の対策と出題予想
基本となるのは、「読解力」です。普段から多くの作品に触れることも大事ですが、1つの作品を多面的にとらえることも大切です。たとえば、1回目は、登場人物Aの視点から、2回目は登場人物Bの視点からのように、登場人物が複数いるときはそういう読み方もできます。
空き時間やスキマ時間などには、「語彙力」を高めていく時間を確保することも大切にしたいです。漢字の読み書きはもちろんですが、重要古語、慣用句、四字熟語、熟字訓など暗記が必要なものです。小さな習慣が、結果として、大きな学力の違いとなって表れます。
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