【高校政治経済】国際法

シェアする

スポンサーリンク

【高校政治経済】国際法についてまとめています。

国際法の成立

  • 国際法の必要性…国際法とは、国際社会における主権国家の関係を規制する法。国際社会の秩序を維持するために必要。
スポンサーリンク

国際法の種類

国際慣習法と条約に分かれる。また、適用時期により平時国際法と戦時国際法に、適用範囲により国際公法と国際私法に分類される。

  • 国際慣習法…長い間の外交の過程で認められてきた国家間の暗黙の合意。領土の不可侵、内政不干渉、公海自由の原則、外交特権など。
  • 条約…国家間の合意を明文化したもの。協定・宣言・憲章・規約・議定書・覚書・交換公文なども、広い意味で条約に含まれる。

グロティウス

オランダの法学者。絶対主義国のあいだで繰り返された戦争を体験し、近代自然法の立場から、国家間の紛争においても人間の理性にしたがった秩序が存在すべきであるとし、「戦争と平和の法」(1625年)を著して、国際社会にも当然守るべき法があることを強く主張した。

国際法の特徴

立法機関の不存在

国際社会全体を強制的に統合する立法機関が存在しないために 国際法はそれぞれの主権国家どうしの合意を経なければ成立しない。国際連盟や国際連合も統一的な最高の政治権力は有していない。

国際裁判の不整備

紛争もしくは渉外の当事国そのものが合意をしなければ国際裁判は開かれることはない。国内法における裁判の強制管轄権は国際社会では存在せず、不十分な国際司法裁判所が現存するにとどまる。

強制機関の不存在

国際法もしくは国際法の適用によって下される国際裁判の判決や決定を履行させるような強制力が存在しない。制裁手段の不十分さから、大国や強国の一方的な国際法や国際裁判の無視が生じうる。

国際法の主体としての国家

国際法の主体である国家の要件は、領土、国民、実効的な政府、対外主権(外交能力)の1つである。

国際法と外交

国際社会には統一的立法機関がなく、各国の合意に基づく条約や憲章などの国際法によって秩序が保たれる。そのため、外交と国際法は密接な関係をもち、独自の発達を遂げた。

常駐する国家代表

公使・大使・領事をはじめとする外交官は身体や住居の不可侵、訴訟の免除などの外交特権をもつ。

外交の役割

情報収集、外交交渉、合意・主張・宣言などを文書にして確定させるなど、多くの機能を果たす。近年は首脳外交の果たす役割が大きい。

スポンサーリンク

シェアする

スポンサーリンク
トップへ戻る