【中3国語】故郷(魯迅)の定期テスト演習問題・解答付きです。みなさんは、久しぶりに帰った場所や、昔の友人との再会で「何かが変わってしまった」と感じたことはありませんか?
魯迅の『故郷』は、幼いころに過ごしたふるさとを久しぶりに訪れた「わたし」が、かつての思い出と現実とのギャップに直面する物語です。
この作品では、社会の変化によって人々の関係性や価値観が変わっていく中で、それでもなお「希望」を見出そうとする筆者のまなざしが描かれています。とくに、幼なじみの閏土との再会は、読む人の心にさまざまな思いを呼び起こす場面です。
今回の演習問題では、物語の展開や人物の心情変化、そして筆者が「希望」に託した思いについての理解を問います。定期テストでしっかり得点できるよう、丁寧に読み取りながら挑戦しましょう。解答も付いていますので、復習にも活用してください。
故郷(魯迅)の定期テスト演習問題
教科書の故郷「私も横になった~それが道になるのだ。」の部分を読んで、次の問いに答えなさい。
1.「私とルントウの距離は全く遠くなった」について、これと同じ内容を表してる部分を本文中から7文字で抜き出しなさい。
2. 1.のような対照的なホンルとシュイションの関係を表す表現を本文中から3文字で抜き出しなさい。
3. 「私のように」とあるが、私はどのような人物として書かれているか。次から1つ選び、記号で答えなさい。
ア 家族と暮らすことを重んじる封建的な人物
イ 勝手気ままに、自分らしく生きたいと願う人物
ウ 神仏に頼るばかりで判断力を持たない人物
エ 自分の生活に不満で、希望を若い世代に託す人物
4.「私はどきっとした。」理由をまとめた次の文の( )にあてはまる言葉を本文中から抜き出しなさい。指定された文字数でそれぞれ書きなさい。
「自分で考えた希望も、ルントウが望んだ( 5文字 )と同じ( 2文字 )にすぎない気がしたから。」
5.「私の望むもの」とは、どのようなものですか。簡潔に答えなさい。
6.本文中から「私」の頭の中に現れた風景について描写してる部分を抜き出し、最初と最後の4文字を書きなさい。
7. 6.の風景は「私」の何をイメージした風景だと考えられるか。2文字で抜き出しなさい 。
8.「それは地上の道のようなものである。」とあるが、この比喩で作者が言おうとしていることを、「希望は」という書き出しで30文字以内で書きなさい。
故郷(魯迅)の定期テスト演習問題の解答
1.互いに隔絶する
2.一つ心
3.エ
4.香炉と燭台 / 偶像
5.若い世代の新しい生活
6.まどろみ~ている。
7.希望
8.(例)希望は、多くの人が行動することによって叶えられるということ。
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