【高校政治経済】南北問題の要点ポイントです。南北問題は、南半球に多い紛争や飢餓の国と北半球に多い先進工業国との経済格差です。
南北問題
第二次世界大戦後、アジア・アフリカなどで植民地支配から 独立する国々があいついだ。これらの国々は地球の南半球に多く、植民地時代に先進諸国の原料供給地や市場とされ、コーヒー・綿花・ゴム・サトウキビ・カカオなど、単一の商品作物を栽培するモノカルチャー経済を強いられた。
このため、政治的に独立しても、国内には食糧や日用品など。 国民の最低限の需要をまかなう産業が未発達であった。しかも、輸出農産物価格は低くおさえられ、先進工業国との経済格差が固定化した。このような、南にある発展途上国と北にある先進工業国との経済格差による諸問題を南北問題という。
植民地支配
植民地の解放とは、独立運動の結果、多くの植民地が独立を果たします。
- アジア…インドネシア、フィリピン、インドなどが独立。
- アフリカ…1960年に17国が独立を果たし、「アフリカの年」と呼ばれる。
国連貿易開発会議(UNCTAD)
発展途上国と先進国間の南北問題などの貿易上の問題を解決するための会議
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