【高校倫理】日蓮と法華経

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【高校倫理】日蓮と法華経についてまとめています。

日蓮

安房国(千葉県)の漁師の子として生まれた日蓮(1222 ~82)は、天台宗の寺で16歳のとき出家した。「仏陀(釈迦)の教えは1つであるのに、多くの経典があり 宗派に分かれているのはなぜか」という疑問を抱いた。比叡山などで修行し、やがて「法華経(妙法蓮華経)」に釈迦の究極の教えを伝える唯一の正しい経典であるという確信を持つに至った。

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法華経

天台宗においても『法華経』を最高の経典としている。日蓮もその立場を継承し、そこに自らの解釈を加えた。日蓮は、特に次の2点をあげて、『法華経』が末法の世を救う至上の経典であると主張した。

  • 法華経だけが、(上座部仏教の出家者”を含めて)すべての人が救われることを明らかに説いている。
  • 法華経では、浄土は来世や遠い未来の世界にあるわけではなく、この現実世界に(しかも末法の世であるこの現世に)実現されると説く。

日蓮は、こうした『法華経』理解を基礎として、日蓮宗(法華宗)を開き、現世における浄土(仏国土)の建設をめざした。

題目

一般の人が『法華経』を読んでその深遠な内容を理解することは難しい。そこで、日蓮は人々に「南無妙法蓮華経」の題目を唱えること(唱題)を 勧めた。唱題により、人々は『法華経』に説かれた永遠の真理としての仏(久遠実成の仏)と出会い、誰でも現世において成仏できると説いた。

立正安国論

日蓮は『法華経』の興隆による鎮護国家を説く『立正安国論』を著し、人々が『法華経』の教えにそむけば内乱や外国による侵略を招くとし、『法華経』に基づく政治を行うことを為政者に迫った。

法華経の行者

日蓮は、四箇格言に示されるように、他宗派を厳しく排撃し、幕府への直訴も繰り返した。そのため、しばしば迫害や弾圧を受けた。しかし『法華経』には、この経を支持する者は迫害を受けると記されていることから、日蓮は迫害によりますます『法華経』の教えを実践し広める法華経の行者としての自覚を深めていった。

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以上が、【高校倫理】日蓮と法華経となります。

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