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【高校国語文法】同じ意味・用法を選択する文法対策問題(テストでよく出る編)

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【高校国語文法】同じ意味・用法を選択する文法対策問題(テストでよく出る編)です。

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同じ意味・用法を選択する文法対策問題

次の下線部と同じ意味・用法のものを、それぞれあとから一つずつ選び、記号で答えなさい。

1.インターネットで世界各地の情報を得ることができ、映像が見られ、 英語で、あるいは日本語でも、海外の人との対話ができます。
ア この荷物は、私には重すぎて持ち上げられない。
イ 放課後、体育館に先生が来られた。
ウ 困っていたお年寄りを助けて、姉にほめられた。
エ 学校から帰る途中、雨に降られた。

2.名前を呼ばて振り返った。
ア 先生が話さたことを今でも覚えています。
イ 眠っているところを兄に起こさた。
ウ 模型飛行機の羽が、ぽきりと折た。
エ 子供のころのことがなつかしく思い出さます。

3.彼女はいつもクラスのみんなを笑わせる
ア 名前を言えば、すぐに顔を思い出せる
イ 先生が村上さんに問題を解かせる
ウ 彼が危険なまねをするのをやめさせる
エ 流れに身を任せることにした。

4.いつまでも変わらないその笑顔を見ていたい。
ア 思ったほど高くなかったので、思わず買ってしまった。
イ 戦争がなければ、多くの人がもっと幸せに暮らせるはずだ。
ウ 外に出られなくても、家の中ですることがたくさんある。
エ 譜面がないが、暗譜しているから歌えるだろう。

5.この推理小説の犯人は、最初に登場する男らしい
ア 元気のいい歌声が若者らしい
イ 秋らしい雰囲気のアクセサリーを付ける。
ウ 山頂からの眺めはすばらしい
エ 彼女は毎朝近所を走っているらしい

6.娘の顔が突然春を迎えた花のように、パッと大きく輝いた。
ア 彼は天使のように微笑んだ。
イ 風邪をひかないように気をつけた。
ウ 外は雨が降っているように思える。
エ 数学がやっとできるようになった。

7.明日は雨が降るそうだ
ア この本はおもしろそうだ
イ 波が高くなりそうだ
ウ いまにも倒れそうだ
エ もみじが美しいそうだ

8.いくらがんばっても、彼にこの問題を解決することはできまい
ア 今後彼女には会うまいと決心した。
イ こんな天気では、漁に出る船もあるまい
ウ 彼の話は決してしまいと心に誓った。
エ あの人にはもう二度と頼むまい

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同じ意味・用法を選択する文法対策問題の解答

1 ア

例文は「見ることができる」の意味なので、可能の助動詞「ら れる」の連用形。アも「持ち上げることができない」という意味で、可能。イは尊敬。ウは受け身。エは、動詞「降る」の未然形の活用 語尾+助動詞「れる」の連用形。

2 イ

例文は、受け身の助動詞「れる」の連用形。アは尊敬の助動詞、ウは「折れる」という動詞の連用形の活用語尾、エは自発の助動詞。

3 イ

例文は、使役の助動詞「せる」。アは「思い出せる」で一語の可能動詞。ウは使役の助動詞「させる」の一部。「やめ」までが動詞。エは「任せる」で一語の動詞。

4 ウ

例文は「ぬ」に言いかえられるので、否定(打ち消し)の助動詞「ない」。「出られぬ」と言えるウが正解。アは「高くはなかったので」と「は」を補うことができ、この「なかっ」は文節の初めにあるの で、助動詞ではなく補助形容詞(形式形容詞)。イ・エは形容詞。

5 エ

例文は「どうやら…らしい」の意味で、推定の助動詞。工も同 じ意味。ア・イは、形容詞を作る接尾語の「らしい」。ア「若者にふ さわしい」のように、「~にふさわしい」と言いかえることができる。ウは形容詞「すばらしい」の一部。

6 ア

例文は比喩を表す助動詞。同じく「まるで…のように」と言えるアが正解。イは目的、ウは推定、エはその状態になることを表す助動詞。

7 エ

助動詞「そうだ」の違いは接続でも見分けられる。例文は終止形 に接続しているので、伝聞。イ・ウは連用形に接続しているので、 様態。アのように形容詞の語幹に接続する場合も、様態。

8 イ

助動詞「まい」は否定の推量か否定の意志を表す。例文は「彼」のことなので否定の推量。他人の船のことを言っているイも否定の推量。

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