【高校倫理】プラグマティズム(実用主義) についてまとめています。
プラグマティズム(実用主義)
プラグマティズムは、
実践を重視し、実用的であるものが真理であるという考え。アメリカ合衆国におけるフロンティア精神(開拓者精神)を基盤として生まれた。
押さえておきたい人物
- パース…従来の抽象的・観念的な形而上学を超えた新しい思想を生み出すことを目指して形而上学クラブを作った。
- ジェームズ…真理の有用性を重視し、観念の真偽は、それが実際に有用であるか否かによって決まるとし、現実の行動にとって有用でないような思想を批判した。著書は「プラグマティズム」である。
- デューイ…プラグマティズムの大成者とされ、知性は人間の行動に最も役立つ道具であるという道具主義を提唱し、その価値は結果の有用性を基準とすると考えた。そして、日常生活で直面する問題を解決する創造的知性を重視するとともに、民主主義の理想の実現に向けて教育の改革を唱えた。著書は「民主主義と教育」、「哲学の改造」である。
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