大学入試小論文「歴史認識に関する解答例」国際関係・法学部ネタ

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大学入試小論文「歴史認識に関する解答例」国際関係・法学部ネタについてまとめています。

歴史認識に関する解答例

資料1、2には「国際法に戻らざる限り」や「国際条規の範囲に於いて」等の記載があるのに対して、資料3には国際的に定められたルールの遵守に関する文が述べられていない。このことから、戦勝国としてアメリカやイギリスと同等の国際的地位を確立していた日本が、物腰を低くして法の遵守を誓う必要がなかったこと、そして戦争に勝つためには手段を問わずに戦おうとしていたことが考えられる。
また、資料1の文書の登場人物は皇帝・百僚有司だけであるが、資料2には陸海軍、そして資料3には衆庶までもが加えて記載されている。このことから、戦争の規模の拡大に伴い、第二次世界大戦では全国民を巻き込んで、国家総動員で対戦に挑んだことが読み取れる。
上記のように、日本の国家と戦争は、国家の権力の増大や技術革新により激しい戦争の結果として、日本は多くの命を犠牲にして敗戦国になったという歩みが考察できる。

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講評

読み取り自体はいいですが、赤の部分は、歴史的事実(背景)から程遠いものであり減点されると思います。ここは、自分の考えでなく、忠実に歴史的事実を記述すべきだったでしょう。資料3の1941年頃、日本は、攻めざる負えなかったということでしょう。日清・日露戦争に勝利し、その後、南下政策(東南アジア支配)をとるわけですが、アメリカをはじめとして欧米諸国からの反発が強く、現に石油など供給をストップされるなど、四面楚歌の状態だったわけです。世界は、第一次大戦後は、軍縮に向かっていたのです。
ですので、資料3に、国際法の記述がないのも、日本にとって、欧米によって都合よく作成された国際法に従う余裕なんてなかったんですね。

参考

その他の解答例

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