【高校倫理】レーニンの思想のポイント マルクス・レーニン主義とは?

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【高校倫理】レーニンの思想についてまとめています。

レーニンとは

歴史上の社会主義革命は、資本主義の発達が遅れたロシアや中国などで実現した。ロシア革命の指導者レーニン(1870年から1924年没)は、19世紀末からの資本主義の現状を分析し、マルクス主義論を成長させた。それとともに、ロシアの特殊な状況下での革命成功への道を見いだした。マルクス主義をもとにレーニンが発展させた社会主義論をマルクス・レーニン主義という。

  • ロシア革命…ロシアでは戦争や皇帝の専制に対する不満が爆発。1917年労働者のストライキや兵士の反乱が続き、レーニンの指導のもと、世界で初めて社会主義の政府ができた。

確認【高校世界史】ロシア革命(三月革命と十月革命)まとめ

  • マルクス…新たな社会主義の理論体系を築き、『資本論」などを著した。

確認【高校倫理】マルクスの思想のポイントまとめ

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帝国主義論

レーニンは、第一次世界大戦に際して『帝国主義論』を著した。帝国主義論の中で資本主義の最高段階を帝国主義と規定し、19世紀末から20世紀初頭は、各国の資本主義はこの段階に入ったと述べた。レーニンによれば、帝国主義は「死滅しつつある資本主義」であり、「社会主義革命の前夜」であった。

帝国主義の特徴

  1. 生産と資本が数の巨大企業に集中し、独占化する。
  2. 巨大産業と巨大銀行が一体化して金融資本を形成し、生産と資本を支配する。
  3. 独占と金融資本による過剰な資本→高い利潤を求めて資本を輸出する。
  4. こうして国際的な独占体が、世界市場を分割支配するようになる。
  5. 世界市場の分割を基礎に、列強各国による世界の領土分割(植民地支配)が完成。→しかし、各国の経済発展は不均等→植民地再分割のため帝国主義戦争が不可避。

武力による社会主義革命

当時のロシアは資本主義の発達が遅れた農業国で、皇帝か専制政治を行っていた。レーニンはこの状況にマルクス主義を適用し、社会主義実現のためには武力による革命が不可欠であり、その成功のためには労者と農民との同盟(労農同盟)が必要であると考えた。

ロシア革命の成功

第一次世界大戦中の1917年にロシア革命が勃発し帝政が倒され、自由主義者を中心に臨時政府が成立した。11月には、亡命先から帰国したレーニンの指導で世界初の社会主義革命が起こり、社会主義政権が成立した。そして1922年に、ソヴィエト社会主義共和国連邦(ソ連)が発足した。

  • ソビエト社会主義共和国連邦…1922年に成立。共産主義を目指し計画経済や独裁政治が行われた。ロシア革命後、1922年にソビエト社会主義共和国連邦が成立した。

プロレタリアの独裁

レーニンは資本主義から共産主義として、プロレタリアの独裁を主張した。これは、抑圧されてきたプロレタリアート(労働者階級)を支配階級とし、反革命の勢力を排除していく政治体制であった。そして共産主義が実現すれば、国家も階級も消滅するとした。

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