大学受験「小論文の原稿用紙の使い方」7つのルールについて記述しています。
原稿用紙の使い方
原稿用紙の使い方において、多くの大学では、答案用紙としてマス目のはいった原稿用紙を使うので、その使い方(約束事)はマスターしておく必要がある。
- 書き出しは1マスあける
- 改行して書き出す際も1マスあける
- 原則1マス使って句読点「、」「。」
- 「!」や「?」は使わない
- 流行語も使わない
- 「ケータイ」などの略語も使わない
- かっこの使い方に注意
<かっこの使い方>
- 音楽や書物などの作品名は二重かぎかっこ『』でくくる
- 強調したいときは、その言葉をかぎかっこ「」でくくる。
- かぎかっこ「」の中にかぎかっこを入れる場合は二重かぎかっこ『』
- 他人の文章を引用する場合はかぎかっこ「」でくくる
- かぎかっこ「」の最後は句点は不要
書き出し
書きはじめや段落を分けた時は、最初の1マス目を空けておく。ただし、制限字数が200字程度までの場合は, 1マス目から書くように指示される場合もある ので注意する。
マス
1マスに1字ずつ書くのが原則。句読点(、や。)、 小さい「や」「ゅ」「ょ」「っ」なども1マス使う。
かっこ
- かっこ( )を使う時も、( と )それぞれで1マスずつ使う。
- カギかっこは「 」を使う。これもそれぞれが1マス。” “は使わない。
- 二重カギかっこ『 』は書籍などの題名を示す時や、「 」の中のかっことして使う必要がある時だけ使う。
(例)「新大学入試の傾向を聞いてみると『難しい』という回答が多かった」
行の頭
行の頭に句読点や閉じかっこはおかない。また、小さな「や」「ゆ」「よ」「つ」 もおかない方がよい。そうなる場合は、直前の行の行末の1マスに、文字とともに書きこむ。
記号
?や!などの記号や「…」は、もともと英文の時に使うものなので使わない方がよい。
原稿用紙の使い方(約束事)はしっかり理解し、実際に使えるようにしておくことが求められる。以上が、大学受験「小論文の原稿用紙の使い方」7つのルールとなります。
コメント