小論文と作文の違いについての記事です。小論文と作文の違いをちゃんと理解して、大学入試小論文の勉強を始めていきましょう。
小論文とは
小論文…「論」という漢字があり、この「論」は筋道立てて述べて上での意見という意味があります。なので、論文とは意見を説明する文章のことをですが、その中でも字数が少ない場合、特にそれを小論文といいます。一言で、小論文とは自分の意見を筋道を立て説明した作文のことといえます。。
作文…文字通り、人によって「作」られた「文」章のことです。なので、感想文や随筆(エッセイ)はもちろんのこと、日記やメールの文章も、そして小論文も作文の一種となります。小論文は、作文のうち意見を述べなければならないという条件がついた作文となります。
大学入試での小論文
大学入試小論文では、設問に対する意見を述べることがポイントである。すなわち、小論文では意見を盛り込まなければならないのですが、大学入試小論文では必ず何らかの設問が課されるので、その設問に対する回答を意見として示していくことになりますね。
たとえば「○○について論じなさい。」と設問で問われたのなら、○○というテーマについて、何かしらの意見を述べなければならないということになります。いくらうまくまとめた小論文でも、きちんと設問に答えていないものは高評価にはなりません。そう意味では、しっかり題意をくみ取る読解力も必要だといえます。
作文から小論文へ
- 設問に対する自分の意見
- 自分の意見の正しさを立証するための理由説明
この2点があることが小論文のコツ
自分の意見が正しいといえる理由を説明する。しかし、設問に対する意見だけを述べればよいというものではない。なぜなら、単に意見を示すだけでは、読み手に言いたいこと(=意見)自体は伝わるものの各目の正しさや意図まではわかってもらえないからである。
そのため、自分の意見が正しいといえる理田を筋道立てて説明することがどうしても欠かせない。小論文には、「意見」と「理由説明」の2つが不可欠です、以上のことから、小論文の答案に盛り込まなければならないものがあることがわかってもらえたと思います。
コメント