【高校倫理】生命倫理

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【高校倫理】生命倫理についてまとめています。

生命倫理

生命倫理とは、科学技術の発達によって人為的な操作が可能になった生命をめぐる問題について、哲学・宗教・ 道徳・法律などの人文的見地からも知識を取り入れて 倫理的な判断を下そうと考える学問である。それにより、人間の生命そのものが絶対的な価値を持つとするSOL(生命の尊厳)の観点に基づき、高度に発達した医療技術による患者の延命が第一とされていた従来の考え方から、患部や症状の治療だけでなく、人間らしい生活の回復を重視するQOL(生活の質)の観点に基づき、患者の意志などを尊重する考え方へ変化し始めている。

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インフォームド=コンセント

また、治療法は患者 の自己決定権に基づくべきであるという考えから、「(医師の)十分な説明に基づく(患者の)同意」を意味するインフォームド=コンセントが注目されてきており、医師が主導権を握る従来の治療のあり方にも変化が生まれてきている。

死のあり方

他にも、ドナー=カードで生前に臓器提供の意志表示がしてあれば、脳幹を含む全脳が停止した不可逆的香睡状態である脳死状態の人からの臓器移植が認められるようになっており、日本ではさらに遺族の同意が必要とされている。また、自分の死のあり方に関する患者の意志表示であるリヴィング=ウィルの尊重も進んでおり、それに基づいて、治療の見込みのない患者に対して延命措置をやめて自然な死を迎えさせる 尊厳死、苦痛の激しい末期患者に対して患者の意志などから総合的に判断し、何らかの処置をして死を迎えさせる安楽死など が注目されている。

クローン技術

クローン技術とは、ある個体と全く同じ遺伝子 を持つ個体であるクローンを人の手によって作る技術である。1996年にイギリスで作られた初の哺乳類クローンである羊のドリーなどがその例で、人権や倫理的観点から、日本ではクローン人間を作ることは法的に禁止されており、世界的にもその傾向にあるが、国によって対応が異なるのも事実である。

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