【高校倫理】青年期の特質・特徴のまとめ

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【高校倫理】青年期と何か・青年期の特質についてまとめています。

青年期の特質

青年期の特質には、

  • 身体的発達(第二次性徴)
  • 心理的発達(自我の目覚め)
  • 社会的発達(第二反抗期)

それぞれの発達段階で、特質・特徴があります。

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身体的発達

一般に12~13歳頃から青年期に入るとされている。この頃になると身長や体重の急激な増加とともに、第二次性徴があらわれ、男性らしい、あるいは女性らしい身体的・生理的特徴が著しくなってくる。

心理的発達

青年期には、自己を他人や外の世界から明確に区別された独自の存在としてはっきり自覚するようになり、自我の目覚めがみられる。それは、疾風怒濤期ともよばれる、心理的に不安定な時期でもある。

社会的発達

自我に目覚めてきた青年は、親の保護や監督から精神的に自立しようとし、心理的離乳の時期をむかえる。また、自立への欲求の高まりとともに、親や教師などに対し拒否的・反抗的な態度をとるようにもなり、第二反抗期があらわれる。

第二の誕生

ルソーは『エミール』の中で、母親からの生物的な誕生を第一の誕生とすれば、人間はこれまでに記述したような著しい発達をとげる青年期に二度目の精神的な誕生を経験するとして、これを第二の誕生と呼んだ。

マージナル=マン

ドイツ出身のアメリカの心理学者であるレヴィン(1890年から1947年没) は、青年期の特徴を次のようにとらえた。

青年期は子どもの世界から抜け出して大人の世界に足を踏み入れる移行期にあたり、青年は子どもの集団と大人の集団とのどちらから見ても「周辺・へり」 (margin)にいて、両集団にまたがる存在である。あるときは「まだ子ども」と見られ、別のときは「もう大人」として見られる。この意味で青年を、マージナル=マン(境界人・周辺人)と呼ぶことができるという。このように青年期は心理的に動揺し、不安定な状態に置かれることの多い時期ではあるが、その中に未来へとつながる青年期特有の意義と課題があると見ることができる。

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児童期

中世ヨーロッパには、今日のような意味で「子ども」という存在は記されていなかった。中世末期から17世紀頃にかけて、今日のような意味での「子ども」の観念が生まれていった。18世紀中頃になって、フランスのルシーは『エミール』を著し、子どもについてもっとよく知るべきだと説いた。こうした流れから、子どもについての研究が盛んになった。

青年期

青年期は、子どもから大人へと移行していく過渡期にあたる重要な時期である。しかし、近代の産業革命以前の社会では、子どもは貴重な労働力であり、一般に子どもは一定の通過儀礼(イニシエーション)をへてすぐに大人 とみなされた。そのため、今日のような意味での青年期は存在しなかった。青年期は、産業革命の頃に、労働者を育成するため就学期間が長くなったことから、人間の発達段階の1つとして認識されている。

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