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【高校地理】入試やテストに出る「世界の都市」まとめ

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【高校地理】入試やテストに出る「世界の都市」についてまとめています。

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世界の都市

州別、国ごとに入試やテストに出る都市名と特徴をまとめています。

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アジア州

韓国

  • ソウル…韓国の首都。人口1000万人を超え、国内人口の約4の1が集中。ハン川の北岸を中心に市街地が広がるが、1980年代以降は南岸にも住宅地が拡大。
  • インチョン…ソウルの外港都市。近年大規模な空港が建設され、東アジアの航空交通の中心となっている(ハブ空港)。

中国

  • ペキン(北京)…中国の首都で、中央直轄市でもある。天安門広場などが有名。内陸部に位置し、黄河の本流からもやや離れている。人口規模はシャンハイに次ぐ。綿工業・鉄鋼業など。
  • シーアン(西安)…古都。かつての長安。街路が直交し、市街地は碁盤目状に区画されている。都市の周囲に防御用の城壁(囲郭)が建設されていた。
  • シャンハイ(上海)…中央直轄市。長江の河口近くに位置し、港湾都市として発展した。国内人口最大都市であり最大の工業都市でもある。市内のブートン地区は輸出加工区として外国企業が多く進出。郊外のパオシャンには大規模な臨海型の製鉄所。
  • スーチョワン盆地…長江中流に形成された巨大な盆地。古来より豊かな農業地域であり(米と小麦の二毛作)、地域人口は1 億人に達する。しかし経済レベルは低く、沿海部へ出稼ぎを 送り出す人口流出地域となっている。旧式の工場がいまだ多く、石炭の燃焼による酸性雨の被害も大きい。
  • シェンチェン(深圳)…コワントン省。ホンコンに隣接し、1980年に経済特区に指定された。1990年代以降外国企業の進出が活発化し、高い経済成長を示した。
  • ホンコン…中国・華南地方に位置する特別行政区。中国は社会主義国であるが、ホンコンなどは資本主義であり、一国二制度 となっている。中継貿易港であり、経済規模に比して貿易額が 大きい。

東南アジア

  • ホーチミン…ベトナム南部の都市。首都ではないが人口規模が大きい。旧宗主国であるフランス風の街並みに特徴がある。コン川デルタに位置し、雨季・乾季の明瞭な気候。
  • アンコールワット…カンボジアの遺跡。トンレサップ湖のほとりにあるヒンドゥー教(一部に仏教様式もみられる)寺院。世界遺産に指定されており、国旗にも描かれている。
  • バンコク…タイの首都。チャオプラヤ川の河港を中心とする運河の都市。国内人口の約10%が集中する首位都市(プライベートシティ)。近年は機械工業や自動車工業が発達。雨季・乾季が明瞭な気候がみられる。
  • シンガポール…マラッカ海峡に面する中継貿易港として発展。中国系住民が多数を占める都市国家の首都である。
  • ジャカルタ…インドネシアの首都で人口規模が極めて大きい。ASEANの本部が置かれている。ジャカルタの位置するジャワ島から周辺の島々へと人口を移住させる政策も行われている (トランスミグラシ政策)。山地斜面に棚田が開かれ、二期作や三期作も。

東南アジア諸国連合(ASEAN)

東南アジア諸国連合(ASEAN)は、東南アジア諸国の経済協力を目的として1967年に結成された組織で、当初加盟国はタイ, インドネシア, フィリピン, マレーシア, シンガポールの5か国であった。現在は10か国が加盟し、域内人口はヨーロッパ連合(EU)や北米自由貿易協(NAFTA) より多い6億1800万人(2013年)で、貿易額は日本を上回っている。最近は、政治・外交・安全保障の面でも緊密な連携をとるようになり、国際的な発言力を増している。

南アジア

  • ダッカ…バングラデシュの首都。ガンジス川やブラマプトラ川のデルタに位置。
  • コルカタ…インド東部の中心都市。ガンジス川やブラマプトラ川などが形成する巨大なデルタの西部に位置する。自然堤防上に市街地が広がるが、近年は周辺の低地にもスラムが拡大している。ジュート工業など。
  • ジャムシェドプル…インド東部の鉄鋼都市。周辺で採掘される資源を利用して、民族資本(タタ財閥)による製鉄所が建設された。
  • バンガロール…インド半島南部の高原都市。最初は保養地だったが、やがてアメリカ合衆国から企業のコールセンターが進出。 現在はハイテク産業の一大中心地となっている。「インドのシリコンバレー」。
  • ムンバイ…インド半島西岸の港湾都市。植民地時代に綿花の積み出し港として発展し、現在は自動車や化学工業などが栄える。季節風の影響が強く、降水は6月から9月に集中。南西風である夏季のモンスーンが、インド半島西岸に沿う西ガーツ山脈にぶつかることによって地形性降雨を生じる。

インド

インドは、インド洋に突き出すように形成されたインド 半島の大部分をしめる広大な国である。北には世界で最も高く、けわしいヒマラヤ山脈がそびえ、そこから流れ出る雪どけ水はガンジス川となり、その流域にヒンドスタン平原を形成している。中南部には、広大なデカン高原が広が っている。人口は約13億人で、世界第2位であるが、2020 年ころには、中国を抜いて世界一になると予想されている。

中央アジア

  • タシケント…ウズベキスタンの首都。シルクロードの交易都市として発達。イスラム教の文化。周辺で生産される綿花を利用した 綿工業が発達。

西アジア

  • メッカ…サウジアラビア西部。イスラム教の最大の聖地であるカーバ神殿が位置する。世界のイスラム教徒は、1日に5回、メッカの方向を向いて礼拝する。
  • エルサレム…イスラエルの首都。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地である。
  • イスタンブール…トルコの人口最大都市(首都はアンカラ)。アジア世界とヨーロッパ世界を結ぶ海峡の街。巨大なモスク(イス ラム教礼拝所)でも有名である。
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アフリカ州

  • カイロ…エジプトの首都。ナイル川デルタに位置する。
  • トンブクトウ…かつて栄えた黒人王国マリの都岩塩交易で栄え、アラブ商人によりイスラム教が伝えられた。現在は砂道化の影響で荒廃。
  • ラゴス…ナイジェリア南部の人口最大都市。かつての首都だが、現在首都は内陸部のアブジャへと移転。しかし現在でも経済や産業の中心地であり、農村からの人口流入が激しいフライメートシティ。
  • ナイロビ…ケニアの首都。ホワイトハイラントと呼ばれる高原地帯にイギリス人の手によって建設された都市。近代的な街並み。

南アフリカ共和国

  • ヨハネスブルグ…南アフリカ共国北東部の南アフリカ共和国の最大都市、金鉱にする鉱業都市。
  • ケープタウン…南アフリカ共和国南西部の港湾都市。夏季乾燥する気候を活かしたブドウの栽培がみられる、地中海性気候。

金、ダイヤモンド、レアメタル(希少金属)などの鉱産資源に恵まれ、工業化に成功。かつてアパルトヘイトと呼ばれる黒人などを差別する人種隔離政策をとられていた。なお、黒人と白人との経済格差が残る。

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ヨーロッパ州

北ヨーロッパ

  • ナルビク…ノルウェーの港湾都市。北極圏に含まれる(北緯67度)が、暖流(北大西洋海流)の影響で冬季でも港湾は凍結しない(不凍港)。スウェーデン北部で採掘される鉄鉱石が鉄道で運搬され、この港からドイツなどへと輸出されていく。

イギリス

  • マンチェスター…イギリス中部の都市。ペニン山脈西麓に広がる
  • ランカシャー地方…中心都市で、産業革命発祥の地。石炭資 源や豊富な降水量、労働力の流入などで工業化が進んだ。インドから輸送した綿花を原料とした綿工業。
  • ロンドン…イギリスの人口最大都市にして首都。大陸氷河の影響を免れた南部に位置し、周囲は豊かな農業地帯となっている。テムズ川のエスチュアリーに面し、重要な貿易港として発展した。20世紀半ばより人口過密解消のためのニュータウン建設 が積極的になされ、ロンドン郊外にはいくつもの職住近接型の住宅都市が建設された。一方、20世紀後半になると、市街地のスラム化が問題となり、とくに旧港湾地区のドックランズは荒廃していたが、近年再開発によって新たな街区へと再生した。

イギリスから産業革命が始まり、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの国で構成されています。国土の面積は24.3万キロ平方メートル。人口は約6200万人。産業革命18世紀にイギリスから産業革命が始まる。

オランダ

  • ユーロポート…オランダ南部の都市ロッテルダム近郊に建設された人工港。ライン川デルタの砂浜海岸を掘削してつくられた 掘込式の港で、ヨーロッパ最大の貿易額を誇ると同時に、石油化学工業なども立地している。

国土の多くが海面より低いオランダ。江戸時代の鎖国下で欧州諸国で唯一外交関係を維持した国でもあります。当時オランダを通じてもたらされた学問・技術は蘭学と呼ばれ、後の開国・明治維新に向けての下地を準備、形成することになった。

ドイツ

  • ハンブルク…ドイツ北部の都市。エルベ川河口のエスチュアリーに位置し、造船業などが発達している。ハンザ同盟都市(中世の自治都市)の一つ。
  • ルール地方…ドイツ西部。炭田に隣接し、鉄鋼業が発達した。ライン川の水運を利用し、スウェーデンなどから鉄鉱石を輸入。現在は鉄鋼業はやや停滞しているが、先端産業の集積もみられる。
  • フランクフルト…ドイツ中南部の都市。共通通貨ユーロを取り扱うヨーロッパ中央銀行が位置する。航空交通の結節点でもある。ライン川の支流であるマイン川に沿うが、マイン川は運河によってドナウ川とも連結している。
  • ベルリン…ドイツ東部に位置する首都。人口最大都市ではあるが、経済レベルは低く、産業の集積はみられない。旧東ドイツ地区は社会主義だった影響もあり、人口流出地域となっている。
  • ミュンヘン…ドイツ南部バイエルン地方の中心都市。伝統的なビール工業の他、自動車工業やIC産業なども栄える。なおバ イエルン地方はトリックが多数を占める。

ドイツはEU最大の工業国で、ヨーロッパ大陸における経済的及び政治的な主要国であり、多くの文化、理論、技術分野における歴史上重要な指導国。気候は、ドイツの大部分は温暖な偏西風とメキシコ湾流の北延である北大西洋海流の暖流によって比較的温和。

フランス

  • パリ…フランスの人口最大都市にして首都。北部に位置し、ブドウの栽培北限に近い。かつての大陸氷河の外側であり、肥沃 な土壌を利用して小麦栽培も行われる。セーヌ川の川中島であ るシテ島を中心に市街地が発達し、街路区画は複雑。歴史的 景観の保護を目的として旧市街地の再開発は制限されている。 郊外のラデファンス地区に副都心が建設され、都市機能の一部が移転している。
  • トゥールーズ…フランス南部、内陸部の都市。EUの共同工場が位置し、各地で製造された部品がこの地に集められ、航空機が組み立てられる。

フランスはEU最大の農業国。1958年10月にフランスの憲法が制定されて、半大統領制の共和制の国。高福祉高負担国家であるのも特徴。

スペイン

  • マドリード…スペインの人口最大都市であり首都。国土中央の高原に位置し、自動車工業などが発達している。
  • バルセロナ…スペイン第2の都市。地中海に面する港湾都市で、ガウディの聖家族教会やダリの美術品など独特の文化が観光客をひきつける。

イタリア

  • ミラノ…イタリア北部の都市。ファッション産業が集積。自動車工業のトリノなど、イタリア北部は工業が発達し、経済レベルも高い。
  • ベネチア…アドリア海に面する潟に築かれた運河の町。美しい観光地となっているが、将来的には水没の危機にあるといわれている。
  • ローマ…イタリアの人口最大都市にして首都。半島中部に位置。主要な産業は観光であり、工業はとくにみられない。市内にバチカン市国。
  • タラント…イタリア半島南端の港湾都市。南北格差是正のパノー二計画の一環として、臨海型の製鉄所が新設された。

世界遺産が世界で最も多いイタリア。イタリアは文化・経済ともに先進国であり、ユーロ圏では第3位、世界では第8位の経済大国。

東ヨーロッパ

  • サラエボ…ボスニア・ヘルツェゴビナの首都。1990年代前半、イスラム教徒、カトリック教徒、東方正教徒が争う内戦の舞台となった。
  • アウシュビッツ(オシフィエンチム)…ポーランド南部の都市。第二次世界大戦中にはドイツによるユダヤ人強制収容所が置かれた。
  • ブダペスト…ハンガリーの首都。ドナウ川をはさんで新旧の市街地(ブダとペスト)が対面する双子都市。
  • チェルノブイリ…ウクライナ北部。1980年代後半の旧ソ連時代に原子力発電所の事故が生じた。

ロシア

  • モスクワ…ロシアの首都。「赤の広場」を中心とした放射状の街路を持つ。人口規模は大きく、ロシア最大の工業都市として、消費材工業がさかん。
  • サンクトペテルブルグ…フィンランド湾に面する港湾都市。帝政ロシア時代の都で、ソ連時代にはレニングラードと呼ばれた。造船など。
  • イルクーツク…バイカル湖南部に接する都市でシベリア鉄道の結節点。パルプ・製紙工業、アルミニウム工業が発達。シベリア高気圧の影響により冬季は降水がほとんどみられない。最暖月平均気温は18°C近くに達するが、最寒月平均気温は-18°Cを下回り、気温年較差の大きい大陸性気候がみられる。
  • ウラジオストク…日本海に面する港湾都市。軍港を備えた軍事都市でもある。

ロシアの国土面積は世界の陸地の約3分の1。日本とロシアの間では、経済的な交流がいくつかあるが、過去のシベリア抑留や北方領土問題とそれに起因する漁民銃撃・拿捕事件、資源問題なども生じています。

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北アメリカ州

メキシコ

メキシコシティ…メキシコの首位都市にして首都。乾燥した高原上の都市。旧湖底である盆地に位置し、砂ぼこりや排気ガス など大気汚染が深刻。光化学スモッグの発生も。

カナダ

  • モントリオール…カナダ東部ケベック州の都市。セントローレンス川の河港として発展してきたが、近年重要性は低下している。
  • トロント…カナダの人口最大都市。五大湖に接し、アメリカ合衆国との関係が深く、自動車工場が多く進出している。
  • ナイアガラ滝…アメリカ合衆国とカナダの国境にある巨大な滝。なお、船舶航行のための水路が滝に近接して設けられており、五大湖の通行は可能。
  • ウィニペグ…カナダ中南部の都市。春小麦の集散地となる。北米大陸のほぼ中央に位置し、典型的な大陸性気候がみられる。最暖月平均気温は20°C近くに達するのに対し、最寒月平均気温は約 -20°Cに低下する。年降水量は約500mm(西経100度の経線に近い)。

アメリカ合衆国

  • ボストン…北東部、ニューイングランド地方の港湾都市。イギリス人植民者によって建設された伝統的な都市であり、綿工業が発達した(綿花は南部から輸送)。大学など研究機関が多く、現在はハイテク産業が集積している。
  • ニューヨーク…ハドソン川河口のマンハッタン島を中心に成立した港湾都市であり、国内最大の人口規模を誇るだけでなく、世界の経済・文化の中心。格子状に直交する整然とした街路区画を有し、最近の再開発によって観光地としての魅力も増した。
  • ピッツバーグ…北東部の都市。アパラチア炭田に近接し、炭田立地型の鉄鋼都市として発展した。国内鉄鉱石資源の減少などにより鉄鋼業は衰退し、現在は人口も減少している。再開発によるハイテク産業の誘致にも熱心。
  • ワシントンD.C.…東部に位置する首都。計画的に建設された政治都市。放射直交路型の街路区画を持つ。
  • デトロイト…五大湖沿岸の自動車工業都市。20世紀初頭に労働力として流入した黒人の人口割合がとくに高い都市でもある。近年、自動車工業の不振により財政破綻した。
  • シカゴ…五大湖最南部に位置する都市。水陸交通の結節点。酪農地帯やコーンベルト、小麦地帯などに近接し、さまざまな農畜産物の集散地として発展した。世界的な設物市場が位置する。ただし人口は伸び悩み、かつて全米2位だった人口規模はロサンゼルスに抜かれ、3位となっている。最寒月平均気温 が-5°Cまで低下する冷帯気候。
  • アトランタ…南東部の都市。食品工業が発達。キング牧師の公民権運動の中心地。黒人の割合が高い。
  • ニューオーリンズ…メキシコ湾岸の港湾都市。フランス人によってミシシッピ河口に建設された河港に起源を持つ。かつては 綿花の積み出し港として栄えたが、現在は石油精製業などが 発達している。黒人文化が顕著にみられる都市であり、ジャズ音楽発祥の地といわれている。
  • マイアミ…フロリダ州南部の保養都市。フロリダ州は大西洋とメキシコ湾を分ける半島を中心とした州であり、温暖でオレンジ 栽培(園芸農業)が営まれている。カリブ海地域から流入するヒスパニックも多い。
  • ヒューストン…アラスカ州に次ぐ面積を誇るテキサス州に位置する。メキシコ湾沿岸で産出する原油や天然ガスを利用した精油・化学工業が発達。宇宙産業の中心地ともなっている。
  • シアトル…太平洋岸北部の港湾都市。沿岸を暖流が流れ降水量が多く、付近は森林地帯となっている。水力発電によるアルミニウム製錬が盛んで、航空機工業が発達。
  • サンフランシスコ…太平洋岸中部の港湾都市。金鉱の積出港として発展した。最暖月平均気温約18°C(寒流の影響で夏季冷涼)、最裏月平均気温約10°C、年降水量約500mm(とくに夏季には降水はほとんどみられない)。
  • サンノゼ…サンフランシスコに近接する工業都市。ハイテク産業が集積し、「シリコンバレー」と呼ばれる。
  • ロサンゼルス…太平洋岸南部の都市で、人口規模は国内2位。晴天日数が多く、航空機の組立工業が発達するほか、付近の産出する原油を利用した化学工業も。年降水量は400mmで、不足する生活・工業用水を補うためコロラド川から取水している。人口増加率が高いが、とくにヒスパニックの流入が多く、彼らの多くは都心部のスラムに居住している。メキシコシティと並ぶ大気汚染の深刻な都市でもある。
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南アメリカ州

  • キト…エクアドルの首都。標高2800mに位置する高山都市。赤道直下に位置するため、気温年較差はほとんどない。
  • リマ…ペルーの首都。沿岸を北上するペルー海流の影響によって降水が抑えられ、砂漠気候がみられる。標高は低く、周辺諸国の首都のような高原都市ではない。
  • ラパス…ボリビアの首都。標高約4000mに位置する世界最高所の首都。年間を通じ気温が10°Cに満たない冷涼な気候がみられる。
  • サンチアゴ…チリの首都。標高500mほどの盆地に位置。地中海性気候がみられ、ブドウの栽培やワインの生産が行われる。

ブラジル

  • ブラジリア…ブラジル高原(標高約1000m)に位置する首都。計画的に建設された政治都市で、人口規模はさほど大きくない。上空から見ると、飛行機の機体(翼を広げた鳥)に似た街路形態となっている。カンボセラード(荒地)の開発拠点であり、周辺には農地が開かれ大豆などが栽培されている。
  • リオデジャネイロ…ブラジル南部の港湾都市。カーニバルで有名な旧首都。市街地周辺の斜面にはファベーラと呼ばれるスラムが拡大している。
  • サンパウロ…ブラジル南部に位置する南半球の人口最大都ブラジル高原南部のコーヒー豆栽培地域に近接。

アルゼンチン

  • ブエノスアイレス…アルゼンチンの首都。ラプラタ川のエスチュアリー(海面上昇によって形成される沈水海岸)に面する港湾都市で、穀物や畜産物の集散地となっている。付近一帯はパンパと呼ばれる温帯草原。
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オセアニア州

オーストラリア

  • キャンベラ…シドニーとメルボルンの中間に当たる山間部に位置する政治都市。計画的に建設され、放射環状の街路区画を有する。人口規模は小さい。
  • エアーズロック(ウルル) …オーストラリア大陸中央部に位置する一枚岩からなる巨大な山塊。時間(太陽の位置)によって色を微妙に変える。先住民アボリジニーから聖地とみなされており、世界遺産にも登録されている。

ニュージーランド

  • クライストチャーチ…ニュージーランド南島東岸の都市。国土全体が温帯気候に含まれるが、この地域ではやや降水量が少なく、豊かな小麦地帯となっている。羊の放牧も行われる。

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