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【高校世界史】ヨーロッパ主権国家体制と市民革命

【高校世界史】ヨーロッパ主権国家体制と市民革命の要点ポイントです。

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主権国家体制の成立

重商主義図解
16世紀ごろからヨーロッパの国王は、「国王の地位と権力は神から授けられたものであるから、人民はこれに服従しなければならない」という王権神授説をとなえ、絶対的な権力をにぎった。

  • 絶対王政…国王が官僚と常備軍により中央集権的専制政治を行う。貴族(領主層)と市民階級がその支柱。
  • 重商主義…官僚・常備軍の維持のため、産業・貿易を保護して多額の貨幣を得ようとした。国王は、これらの費用をまかない、国力を高めるために、国内の経済を統制し、大商人を保護して輸出向けの産業をさかんにして貿易を奨励した。

イギリスのエリザベス1世、フランスのルイ14世が典型的な絶対王政の王。

スペインとオランダの独立

  • カルロス1世…神聖ローマ皇帝カール5世を兼ねる(1519~56年)。
  • フェリペ2世…レパントの海戦(1571年)に勝利。ポルトガル併合。
  • オランダの独立…フェリペ2世はネーデルラントのカルヴァン派新教徒を抑圧→1581年北部7州(オランダ)がオラニエ公ウィレム(オレンジ公ウィリアム)を統領に独立(1648年ウェストファリア条約で正式に独立承認)。
  • スペインの衰退…無敵艦隊(アルマダ)の敗北。オランダの独立で衰退。

イギリスの主権国家

  • バラ戦争…貴族没落。ジェントリ・商人の支持で王権強化。毛織物業発達。
  • エリザベス1世…国教会確立。スペイン無敵艦隊を撃破。毛織物業の隆盛。

フランスの主権国家

  • アンリ4世(ブルボン家)…ナントの王令(勅令)でユグノー戦争終結。
  • リシュリュー(ルイ13世宰相)・マザラン(ルイ14世宰相)…三十年戦争に介入、貴族を抑えて王権強化。
  • ルイ14世の親政…王権神授説。蔵相コルベールが重商主義を推進。スペイン継承戦争などの侵略戦争。ナントの王令を廃止し、商工業者国外へ。

ヨーロッパ主権国家体制の展開

17世紀半ばから18世紀後半、ヨーロッパ諸国は重商主義政策をとるようになり、有力国は植民地をめぐる争いを繰り返した。

この戦争の時代に急成長したのがイギリスで、17世紀における2度の革命を通じて立憲王政を確立。大陸では、フランス・オーストリアが強大であったが、やがて啓蒙専制主義の体制をとったプロイセン・ロシアもこれに並んだイギリスは17世紀から北アメリカに13の植民地を建設。18世紀、ヨーロッパのアジア進出において、領土支配が重視されるようになった。インドや北アメリカをめぐるフランスとの争いに勝利した。

市民革命

市民階級が絶対王政を倒した革命を、市民革命といいます。絶対王政のもとでは、国王は大商人と結んで産業を統制し、議会を無視して重税をかけ、信仰の自由も認めていませんした。

そこで、豊かな農民や工場経営者らは、都市の新興の商工業者と結んで、議会で力をのばして対抗していきました。市民階級が、身分制にもとづく社会を改め、自由と平等を求めて絶対王政を倒した革命を市民革命とよんでいます。

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