大学入試小論文「あなたにとって親友とは?」解答例

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大学入試小論文「あなたにとって親友とは?」解答例です。

あなたにとって親友とは?

「物理的な出会い」は自分からアクションを起こして意識的に人と出会い友好関係を築い いくこと。一方、「化学的な出会い」は無意識的に共通点を探し、友人関係に発展していくことであると筆者は考えている。 また、筆者の独自の考えである「ヒューマン・ケミストリー」によって得られる友は本当の意味の心の友であり、友人のドイツ人の話も交えながら、それが「物理的な出会い」の中で得られることはないと主張している。

「心の友」を作っていくためには、人との出会いは一期一会であるということを意識して接すると良いと考える。筆者は物理的な出会いと化学的な出会いを比較して、物理的な出会いの中では「心の友」は、そう簡単にはできないと述べている。しかし、どちらの出会い方でも自分次第で「心の友」を作ることは可能である。

実際に私は、高校という意識的に集まる場所の中で「心の友」と出会うことができた。筆者の考えでは、この出会い方は「物理的な出会い」に分類される。だから、どちらの出会い方の方が「心の友」ができやすいということはないと考える。一つ一つの人との出会いやその機会を大切にしていれば、出会い方などは関係なく「心の友」ができるのだ。

また、筆者が例示している物理的な出会いのドイツ人と日本人の政治家の話は、大臣であるという立場が邪魔をして自分の意見を述べることができなかったとは考えられないだろうか。もし、このドイツ人と日本人の立場の関係が、政治家でも大臣でもなければ、もっと仲を深めることができたのかもしれない。

そもそも、友達と心の友の線引きは人それぞれだ。だから、お互いに「心の友」だと思えるような人にできるだけ多く出会うことは難しいことだが、それは人生に豊かさをもたらすと考える。

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講評

説得力がある論文です。自分の例を出しながら、うまく筆者に対する反論を展開できています。また最後に、前提を確認し、自らの意見を鋭く考察している点はいい。

題意に「筆者の考えをふまえて」とありますが、問1の要約のように、素直にシンプルに抜き出す感じでよい。変に自分の推察を組み込む必要はありません。

添削

①△物理的な出会いと化学的な出会いを比較して、物理的な出会いの中では「心の友」は、そう簡単にはできないと述べている
②△だから、どちらの出会い方の方が「心の友」ができやすいということはないと考える。

→どちらもギリギリセーフしましょう。  たとえば、①は、「○化学的な出会いで得られる友は、「心の友」と述べている。しかし、私は、物理的な出会いでも「心の友」と出会うことが可能~」 とシンプルでよかったです。「物理的な出会い」と「心の友」との関係性は、あえて筆者は言及していないので、憶測で判断しない方がいいですね。

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