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【大学入試小論文】日本の食文化について

【大学入試小論文】日本の食文化についてです。

【問題文要約】
米の一人一年当たりの消費量は全体的に減少しているが、主に主食用の消費量が減少しており、菓子や穀粉用の消費は徐々に増加している。また、前年度に比べて米の一人一年当たりの消費量は減少しており、消費量に差があるものの、年を追うごとにその差は縮まっている。以上のことから、日本の食文化が変わりつつあり、米主食の生活ではなくなってきているということが言える。

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日本の食文化についての解答例

現在の米の課題は、主食としての需要が薄まっていることである。食生活の西欧化や「炭水化物抜きダイエット」の流行、高齢化などが原因として考えられる。

この課題を解決し米の需要を拡大する方法は、米の更なる品種改良であると思う。まず、食生活の西欧化の原因の一つに、米の支度の手間が挙げられる。炊飯器が一般的に使われており、現在、ITの組合せなどによって時間短縮が実現されている。しかし、パンなどに比べるとやはり時間はかかる。多忙な生活を送る現代の人々にとって敬遠されてしまうのが現実だ。手間がかからず、時間を多く取らない米への品種改良が必要となってくる。次に、ダイエットに不向きとして遠ざけられている事に関しても同じことが言える。糖質を多く含まない品種の開発、さらに「ダイエット用米」などの商品の売り込みをしていく事で米の需要が増えると考える。また、高齢化が進む現在、柔らかく飲込み可である品種を開発することで、高齢者が食べやすい品種を増やしていくことも重要である。

以上のように、その時々の消費者の要求に答えられる品種を多く開発していくことで、米の需要を増やしていくことができると考える。しかし、その中で忘れてはいけないのは、本来の味を保つということだ。日本の食文化として古代から受け継がれてきた味を変えるのではなく、時代に合わせた特徴を新たに加えることで、今後の米の需要拡大につながっていくと思う。

日本の食文化についての講評(一部のみ)

具体策への着眼点もよく、その根拠についても漏れなく記述できているので、説得力もあり及第点の論文です。まとめの最終段落の内容も、さらにいいものとなっています。

【留意点】
「小麦製品を含めた食料品全般の価格が上昇しています。」や「グラフの内容を踏まえて」と問題にあるので、たとえば、食料品全般の価格上昇の背景・要因などをグラフから読み取って記述できるとなお良かったのかもしれません。

(例)グラフからわかることは、菓子や穀粉用など小麦製品を含めた食料品全般への需要が増えた分、米の需要は減少している。これは、一人ひとりの胃袋の大きさ、つまり、1日の食事の量は、変わらないから同然だ。

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