【大学入試小論文】テレワークのメリット・デメリットの解答例です。
【課題文の要約】
- テレワークのメリット…特徴は、通勤による負担がないため、ストレスがかからず、仕事の生産性効率性が向上することがわかる。
- テレワークのデメリット…仕事と仕事以外の切り分けが難しいため、長時間労働になりやすいことがわかる。また、上司等とコミュニケーションを取ることが難しいため、仕事の評価も難しいということも読み取れる。
【問題】
テレワークのメリット・デメリットの調査結果から、あなたが考えたことを500字以内で述べなさい。
テレワークのメリット・デメリットの解答例
この調査結果から「テレワーク」についてのメリットとデメリットがあることが理解できた。
まず、メリットについてである。「テレワーク」は通勤に負担がないためストレスが減り心のゆとりを持つことができると考える。普通、人は仕事をするために会社に訪れ、上司からの圧でコーヒーをいれ、ひと段落つくとパソコンとにらめっこして、定時になると帰宅する。これがパターン化していくのだ。しかしテレワークになると自分の良い時間で仕事を始められるためメリットである。
次にデメリットについてである。調査結果でもわかるように仕事と仕事以外の切り分けが難しいため長時間労働になりやすいことだ。また、取り引き先の人ともテレワークでの仕事になるとあまりいい気がしないだろう。そういう時はやはり対面で話し合いをすることが大事だと思う。
私はテレワークについての「メリット」と「デメリット」を合成していきたい。基本はテレワークを活用し、取り引き先や上司との打ち合わせは対面して行うことがこれからの未来では必要になってくるだろう。
テレワークのメリット・デメリットの講評(抜粋)
論の出だしもスムーズでいいです。問3でも、指摘していますが、あとは言葉尻(言葉の選び方)かな。
(例)パターン化 → 習慣化もしくは、マンネリ化
(例)そういう時はやはり対面で話し合いをすることが大事だと思う。
→その際は、当然、対面での話し合いが大事と思う。
【添削➊】
「テレワーク」とテレワークと表記している基準があいまいなので、テレワークで統一した方が望ましい。
「 」の使い方
ふつうは、自分の造語、まだ多くの知られていない用語や時事用語、引用、作品の表記などで使うことが多いです。普段、レポートや論文おいて強調で使う人もいますが、論文試験では避けた方がいいです。※課題文に、「○○」と表記されていて、それを抜き出して使用する場合は、「〇〇」と記述します。
【添削➋】
(原文)私はテレワークについての「メリット」と「デメリット」を合成していきたい。基本はテレワークを活用し、取り引き先や上司との打ち合わせは対面して行うことがこれからの未来では必要になってくるだろう。
(案)私はテレワークについての場面での使い分けが必要と考える。つまり、通常はテレワークを活用し、取り引き先や上司との打ち合わせは対面して行うことなど使い分けが今後必要だろう。
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