【高校地理】余暇活動と消費活動

【高校地理】余暇活動についてまとめています。

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余暇活動

ヨーロッパ・日本の余暇活動では、完全週休2日制の実施などで労働時間が短縮され、またゴールデンウィーク・ ハッピーマンデーなど、まとまった休日が確保されると,人々は余暇活動を行うようになる。消費活動にゆとりのある先進国ほど余暇活動の機会は増える。

  • 森林の役割…森林は貴源としてたけでなく、洪水の防止・土壌流出の防止・二酸化炭素の吸収などの役割を果たす。ガンジス川上述のヒマラヤ山麓では、森林の過剰な伐採によって、下流のデルタ地帯で洪水が増加した。また、森林が少ない都市の人々の間では、森林浴など余暇活動にも利用される。

ヨーロッパの余暇活動・リゾート

長い夏休みを利用し、ゆっくりと滞在して保養する観光が典型的。 夏季の豊かな陽光を求める観光や,夏季の避暑や冬季のスキーを目的にしたアルプス山脈のリゾート、冬季の避寒客が訪れる地中海沿岸のリゾートなどが有名である。特に地中海沿岸はイギリス・ドイツなど、北ヨーロッパからの観光客が多い。

  • アルプス地方の観光地…スイス(ツェルマット)・フランス(シャモニー)
  • 地中海沿岸の観光地…フランスの海岸保養都市(ニース・カンヌなど)

日本の余暇活動・リゾート

日本における労働時間は少なくなってきたが、欧米と比べると夏季のまとまった休日や有給休暇取得日数がまだ少ない。海外旅行者数の増加は著しい。日本からの渡航先は中国・韓国・台湾の順に多い。

  • 1987年にリゾート法(総合保養地域整備法)が制定され、ホテル・ゴルフ場・スキー場などの、保養やレジャーを目的にしたリゾートの開発が進んだ。一方で、開発による環境破壊が問題となった。
  • 外国へ渡航する日本人と比べると、日本を訪れる外国人観光客は少ない。国内の産業の振興のために外国人を受け入れる観光業が期待されている。
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消費活動

先進国では、家計全体に対して食費の占める割合が低く、余剰分を多様な消費生活にあてることか可能である。したがって、先進国では就業人口に占める第三次産業の割合が高い。社会の中で消費が増えていくと、大量生産一大量消費の構造が成立する。これは資源の大量採取や大量の廃棄物の問題につながる。大都市内には商業施設が集積する商業地区がある。商業地区は駅周辺である場合が多く、商店街・デパート・ショッピングセンターなどの消費者サービス業が発達する。

日常の消費活動

個人の行動する範囲を行動空間という。通勤圏・通学圏は、会社・学校に通える範囲を表す。買い物圏は、毎日の生活に必要な物資を購入する範囲を表し、モータリゼーション(車社会化)の普及とともに広がった。時代の変化とともに行動空間の範囲・種類は変わる。

消費者サービスの立地の変化

商業施設は、大量の商品を提供するために大規模化していった。大型ショッピ ングセンターやスーパーマーケットは、地価が安くて広いスペースが確保可能な都市圏の郊外に立地するようになった。早くからモータリゼーションが進んだアメリカ合衆国では、広大な駐車場を持 った郊外型ショッピングセンターが幹線道路沿いに分布している。

郊外に大規 模なショッピングセンターの成立が可能になった要因

  1. 自動車の個人所有が一般化した。
  2. 大規模な駐車場が整備されている。
  3. 1カ所にさまざまな商品が揃っている。
  4. 天候に左右されない。
  5. レストランや 映画館などさまざまな施設が併設されている。

などがあげられる。

日本の消費

日本でも1970年前後から大型商業施設が急速に発展し、都市の中心部や交通に便利な駅の近くに立地する既成の商店街の衰退が始まった。1990年代になると、郊外の幹線道路沿いに、大規模な駐車場を持つロードサイドショップや郊外型ショッピングセンターがみられるようになった。また都市近郊には、定価より安く衣服・ブランド品などを販売するアウトレットモールがつくられるようになった。

消費行動の多様化

  • 24時間営業・年中無休のコンビニエンスストアの店舗数の増加が著しい。1店舗の面積は小さいが、日常生活品を揃え、POS(販売時点情報管理)システムによって消費者の需要に柔軟に対応し、都市生活者のニーズに応えている。
  • 自動車を利用してまとめ買いをするワンストップショッピングが多くなっている。また、インターネットを利用したショッピングによる購入も増えている。
  • 古くからある徒歩や公共交通機関で訪れる消費者を対象にして営まれていた都心の商店街や小規模商店は経営が成り立たなくなり、店舗の多くが閉店したままのシャッター通りがみられるようになった。
地理
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