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【中学理科】塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和の定期テスト重要問題

【中学理科】塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和の定期テスト 中学理科
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中学理科の塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和は、定期テストで計算・実験・記述のすべてが問われやすい重要単元です。
酸とアルカリが反応すると何ができるのか、なぜ中性になるのかを正しく理解しているかが、得点の分かれ目になります。

特に、
「中和すると必ず中性になると思っていた」
「BTB溶液の色が途中で変わる理由がわからない」
「量の関係を使った計算が苦手」
とつまずく生徒は少なくありません。

この記事では、定期テストに頻出する中和の重要問題を中心に、

・塩酸と水酸化ナトリウムが反応する仕組み
・中和でできる物質(塩と水)
・計算問題・実験問題の考え方

を図のイメージとあわせてわかりやすく整理します。
暗記に頼らず、「なぜそうなるのか」が理解できるテスト対策記事です。

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【問題】塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和の問題

図のように、うすい塩酸50cm³にBTB溶液を入れ、水酸化ナトリウム水溶液を混ぜる実験を行った。下の表は、加えた水酸化ナトリウム水溶液の体積とBTB溶液の色の変化を表したものである。これについて、以下の各問に答えよ。

塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和問題図

水酸化ナトリウム水溶液[cm³] 10 20 30 40
BTB溶液の色

(1)うすい塩酸と水酸化ナトリウム水溶液を混ぜたときに起こる反応を何というか。

(2)うすい塩酸と水酸化ナトリウム水溶液を混ぜたときに起こる反応を化学反応式で書け。

(3)この実験で中和が起こっているのは、次のア~エのうちどれか。あてはまるものをすべて選べ。
ア 水酸化ナトリウム水溶液を10cm³加えたとき。
イ 水酸化ナトリウム水溶液を10cm³加えたあと、さらに10cm³加えたとき。
ウ 水酸化ナトリウム水溶液を20cm³加えたあと、さらに10cm³加えたとき。
エ 水酸化ナトリウム水溶液を30cm³加えたあと、さらに10cm³加えたとき。

(4)この実験で使ったうすい塩酸と同じ濃度のうすい塩酸100cm³を、完全に打ち消し中性にするには、この実験で使った同じ濃度の水酸化ナトリウム水溶液を何cm³加える必要があるか。

【解答・解説】塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和の解答

(1)中和

酸とアルカリの水溶液を混ぜると、お互いの性質を打ち消し合う中和という反応が起こります。

(2)HCl+NaOH→NaCl+H₂O

塩酸のH⁺と水酸化ナトリウムのOH⁻が反応してH₂Oが生じます。また塩酸のCl⁻と水酸化ナトリウムのNa⁺が反応しNaClが生じます。

(3)ア、イ、ウ

中性になるまでは、塩酸中のH⁺と加えた水酸化ナトリウムのOH⁻が打ち消し合います。中性になると、、塩酸中にH⁺がない状態になるので、OH⁻はそのまま混合液中に残ります。

(4)60cm³

うすい塩酸50cm³と完全に打ち消し合う水酸化ナトリウム水溶液の体積は、実験から30cm³であるとわかります。うすい塩酸の量が2倍の100cm³になったので、これを完全に打ち消すための必要な水酸化ナトリウム水溶液も2倍必要になります。

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