中学1年国語の単元「今に生きる言葉(故事成語:矛盾)」は、中国古典に由来する故事成語を通して、現代でも使われる言葉の成り立ちや意味を学ぶ大切な内容です。この単元で学ぶ「矛盾」は、矛(つき)も盾(まもり)もそれぞれ最強と自慢する販売者が、自分の言っていることが辻褄(つじつま)合わなくなる状況が元になった故事成語です。故事成語の 意味・由来・使い方・語句の読み方 は定期テストでも頻出なので、しっかり押さえることが高得点への近道です。今回は重要ポイントの解説とともに 定期テスト形式の問題10題+詳しい解答・ポイント解説 を掲載します。
今に生きる言葉の定期テスト予想問題(全10題)
■ ■ 1〜2:選択問題
問1 「故事成語」とは次のうちどれか最も正しいものを選びなさい。
ア. 日常会話でよく使う言葉
イ. 中国や日本の古典に由来するたとえ話・歴史的事実を背景にした言葉
ウ. 外国語を直訳した言葉
エ. 音楽用語の一種
問2 「矛盾」という言葉の意味として最も適切なものを選びなさい。
ア. ものごとの調子がよいこと
イ. つじつまが合わず、理屈が食い違っていること
ウ. 物を売る商売
エ. 武器の名称
■ ■ 3〜4:適語補充問題
以下の文の空欄に入る最も適切な言葉を書きなさい。
問3 「矛( )盾( )」という語から「矛盾」という故事成語が生まれた。
問4 「〜も( )〜も〜ない」というように用いるとき、「矛盾」は ( ) の意味になる。
■ ■ 5〜6:本文読解・理由説明
問5 なぜ矛盾を売る人は「自分の言っていることに答えられなくなった」のか、本文の内容を踏まえて簡潔に書きなさい。
問6 「矛と盾のすばらしさ」を自慢しただけでは矛盾の意味にならないのになぜこの故事が「矛盾」の意味として残ったのか、本文の考えをもとに説明しなさい。
■ ■ 7〜10:故事成語・語句の意味
問7 次の故事成語の意味として最も適切なものを書きなさい。
① 蛇足
② 四面楚歌
問8 「ひさぐ」の現代語の意味を書きなさい。
問9 「あたはざる」の現代語の意味を書きなさい。
問10 「矛盾」という故事成語を用いた 短い例文 を1つ書きなさい。(意味がわかる文章)
今に生きる言葉の解答・ポイント






問1 イ
問2 イ
問3 矛(ほこ)・盾(たて)
問4 矛盾・食い違い(つじつまが合わない)
問5 自分の矛盾した説明に答えられなくなったから
問6 矛 が何でも突き通す・盾 が何でも防ぐと言い張った結果、両立できない理屈になった点が矛盾として残ったから
問7 ① 無駄なことをすること ② 周囲が全て敵の状態
問8 売る・販売する(売りさばく)
問9 できない・答えられない
問10 例:彼の説明は矛盾していて、どの主張が正しいかわからなかった。
定期テスト押さえておくべき重要ポイント
✔ 故事成語の定義
「故事成語」とは、中国古典のたとえ話や歴史的背景をもつ言葉で、かつその話が元になって意味が定着したものです。
✔ 「矛盾」の由来と意味
「矛」は何でも突き通す、「盾」は何でも防ぐという自慢が結びついたときに、両方は同時に成立しない状況が生まれ、つじつまが合わない・食い違い という意味になりました。
✔ 語句の読み・意味
・鬻(ひさぐ)=売る、売りさばく
・あたはざる=答えられない・できない など、漢文の語句を現代語に直す練習は必須です。
✔ 故事成語の関連語
「蛇足」=余計なことをする、「四面楚歌」=周囲が全て敵の状態 など、他の故事成語も一緒に学ぶと定期テストで得点しやすくなります。
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