「いろは歌」 は、日本語の 平仮名47文字を一度ずつ使った和歌(仮名手本和歌) で、中学1年国語でも定期テストによく出題される重要作品です。平安時代に生まれたこの詩は、「色は匂へど散りぬるを…」という詩句で始まり、花のはかない命や人生の無常観を表しています。平仮名の歴史的仮名遣いや現代語訳、語句の意味、仏教的な深い意味も押さえると、定期テストで高得点が狙えます。この記事では、重要ポイントの整理とともに、選択・補充・読解・仮名遣いの練習問題を 10題+解答・解説付き で掲載します。
いろは歌の定期テスト予想問題(全10問)
■ 1〜2:選択問題
問1 次のうち、「いろは歌」が持つ特徴として正しいものを選びなさい。
ア. 全ての平仮名を重複せずに使っている
イ. 漢字だけで書かれている
ウ. 五十音順に並んでいる
エ. 英語のアルファベットを使っている
問2 次のうち、「いろは歌」が表している内容として最も適切なものはどれか。
ア. 永遠に変わらない世界の美
イ. 人生の無常と儚さ
ウ. 戦いの勇ましさ
エ. 都市の便利さ
■ 3〜4:適語補充問題
以下の文の( )に入る言葉として最も適切なものを書きなさい。
問3 「色は匂へど散りぬるを」とは、( )のはかないことを表している。
問4 「浅き夢見じ酔ひもせず」の意味として最も近いのは、( )と( )である。
■ 5〜6:本文読解(理由説明)
問5 「色は匂へど散りぬるを」の句が、どのような意味(内容)を表しているか説明しなさい。
問6 「有為の奥山今日越えて」という句から、作者がどのような思いを込めたか、自分の言葉で説明しなさい。
■ 7〜8:現代仮名遣い・語句
問7 次の歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直しなさい。
① うゐ ② ゑひもせす
問8 「我が世誰ぞ常ならむ」の「常ならむ」の意味を現代語で書きなさい。
■ 9〜10:表現・要旨
問9 「いろは歌」が 全ての平仮名を一度ずつ使っている のは何という特徴によるか、その名称を書きなさい。
(例:パングラム / 五十音順 など)
問10 「いろは歌」の主題(要旨)を 30字以内 で書きなさい。
いろは歌の解答・ポイント



問1 ア
問2 イ
問3 花や物事の(はかない命・変化の激しさ)
問4 浅い夢を見ない(・)酔わない
問5 花は美しくてもやがて散ってしまう、人生や物事の儚さを表している。
問6 変化の激しい人生の中を越えていくという決意や覚悟を表している。
問7 ① うい ② えひもせず → えひもせず ※慣用的に「えひ(ゑひ)」の歴史的表記
問8 いつも同じではない(常ではない)
問9 パングラム(全ての平仮名を一度ずつ使う)
問10 人生や物事のはかない性質を詠み、無常の心を示した歌
押さえておくべき重要ポイント
✔ 基本情報
「いろは歌」は 平安時代の仮名手本和歌 で、すべての平仮名を一度ずつ使った パングラム(pangram) である。
✔ テーマ・意味
・「色は匂へど散りぬるを」→ 美しいものもやがて散ってしまう 無常観 を表す。
・「有為の奥山今日越えて」→ 人生の山を越えるような心の強さを表現。
✔ 歴史的仮名遣い
古い仮名遣い(例:「うゐ」「ゑひ」)は 現代仮名遣い に直して意味を考える練習が大切。
✔ 表現技法
・平仮名の語彙とリズム → 記憶で並びを覚えることが定期テストでは有効。
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