中学2年国語(光村図書)に収録されている古典教材「扇の的」(『平家物語』より)は、源平合戦の名場面として知られる那須与一の活躍を描いた軍記物語です。古文特有の言い回しや歴史的仮名遣い、主語の読み取り、場面の緊張感などが定期テストで頻出ポイントになります。
この記事では、よく出る重要語句・内容理解・人物の心情・場面の展開をわかりやすく整理し、定期テスト対策に役立つ重要問題10題(選択・適語補充・読解・記述)+くわしい解答と得点のコツをまとめました。テスト前の総仕上げや復習にぜひ活用してください。
扇の的「平家物語」の定期テスト対策 重要問題10題
教科書の扇の的「平家物語」を読んで、次の問いに答えなさい。
■ ① 選択問題(2問)
問1
「扇の的」の舞台となっている合戦はどれですか。
ア 壇ノ浦の戦い
イ 屋島の戦い
ウ 一ノ谷の戦い
エ 宇治川の戦い
問2
那須与一が扇を射る前に祈ったこととして最も適切なものを選びなさい。
ア 自分の名が後世に残ること
イ 源氏の勝利
ウ 的を外さず面目を保てること
エ 平家の滅亡
■ ② 適語補充問題(2問)
問3
「与一、目をふさいで、( )と心の中で祈りけり。」
※( )に入る言葉を書きなさい。
問4
「舟の上の扇は、( )に立てたり。」
※( )に入る語を書きなさい。
■ ③ 本文理解(読解)問題(2問)
問5
平家が扇を立てた理由を、本文の内容に沿って説明しなさい。
問6
与一が扇を射抜いた場面で、周囲の人々はどのような反応をしましたか。本文に基づいて説明しなさい。
■ ④ 記述・内容整理(4問)
問7
「情けなし」という言葉の意味として最も適切なものを書きなさい。
問8
与一が弓を射る場面から読み取れる、与一の人物像を書きなさい。(30字程度)
問9
本文の中で、緊張感を高めるために用いられている表現の工夫を一つ挙げ、説明しなさい。
問10
「扇の的」という題名の意味を説明しなさい。
扇の的「平家物語」の解答・ポイント解説







✔️ 選択問題
問1
答え:イ(屋島の戦い)
▶ ポイント
舞台は源平合戦の屋島の戦い。壇ノ浦ではないので注意。
問2
答え:ウ(的を外さず面目を保てること)
▶ ポイント
与一は「南無八幡大菩薩…」と祈り、外せば弓を折って自害する覚悟を持っていました。名誉と面目が重要です。
✔️ 適語補充
問3
答え:南無八幡大菩薩
▶ ポイント
武士が戦いの前に神仏に祈る姿が描かれています。
問4
答え:竿(さお)の先
▶ ポイント
扇は舟の竿の先に立てられていました。場面描写を正確に覚えましょう。
✔️ 本文理解
問5(解答例)
源氏を挑発し、その腕前を試すために扇を立てた。
▶ ポイント
平家側の余裕や挑発の意図を読み取ることが重要。
問6(解答例)
扇が射抜かれると、源氏方は歓声を上げ、平家方も感心するなど大いにどよめいた。
▶ ポイント
「どっとどよめく」などの表現に注目。
✔️ 記述・整理
問7
答え:思いやりがない/無情である
▶ ポイント
古語の意味は頻出。現代語訳できるように。
問8(例)
勇敢で責任感が強く、覚悟を決めて行動する人物。
問9(例)
祈る場面や静まり返る様子を描くことで、射る瞬間の緊張感を高めている。
問10(例)
舟の上に立てられた扇を那須与一が射抜いた出来事を表している。
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