中学1年国語の単元 「大阿蘇」(三好達治/光村図書) は、熊本の阿蘇の自然の情景を詩的に描いた人気教材です。この詩では、雨に濡れながら草を食べる馬の群れや、そこに漂う静けさ、そして「もしも百年がこの一瞬の間にたったとしても…」という表現を通じて、時間や存在の深さ、雄大な自然の感じ方が語られています。詩の反復表現や描写、リズム感、主題は定期テストでもよく問われるポイントなので、本文を丁寧に読み込みながら、出題のポイントを押さえていきましょう。
大阿蘇の定期テスト予想問題(全10題)
■ 1〜2:選択問題
問1 この詩の作者名として正しいものを次から選びなさい。
ア. 谷川俊太郎 イ. 三好達治 ウ. 中原中也 エ. 立原道造
問2 次のうち、「大阿蘇」の特徴として最も適切なものを1つ選びなさい。
ア. 物語調の長文 イ. 俳句形式 ウ. 口語自由詩 エ. 随筆文
■ 3〜4:適語補充問題
問3 「草を( ) 草を( )」と繰り返されることで、詩に( )を生み出している。
問4 「もしも百年がこの一瞬の間にたったとしても…」という表現は、詩全体の( )や存在の( )を感じさせる表現である。
■ 5〜6:本文読解(理由説明)
問5 「雨の中」と詩にあるが、この雨の様子として最も詩的に表現されているものを本文の内容から説明しなさい。
問6 「もしも百年がこの一瞬の間にたったとしても…」という表現から、作者がどのような思いを詩に込めたのか、自分の言葉で説明しなさい。
■ 7〜8:形式・表現技法
問7 「草をたべている 草をたべている」という反復が使われているが、この反復表現の効果について説明しなさい。
問8 この詩は「口語自由詩」と呼ばれる形式であるが、その特徴を簡潔に説明しなさい。
■ 9〜10:詩の理解(記述)
問9 「けじめもなしに…つづいている」とあるが、ここでつづいているとされているものを、詩から二語で抜き出しなさい。(例:噴煙/空いちめんの雨)
問10 この詩全体の**主題(要旨)**を20〜30字以内でまとめなさい。
大阿蘇の解答・ポイント





問1 イ
問2 ウ
問3 食べている・食べている・リズム感(または強調)
問4 時間・深さ(または永遠)
問5 静かにしとしとと長く降り続ける雨(詩的雰囲気を説明)
問6 目の前の光景が永遠にも感じられるような雄大さや深い時間感を表している
問7 同じ語句の反復によってリズム感や馬たちの静かな日常性が強調される
問8 形式にとらわれず、日常語をそのまま詩的に配置した自由な詩の形式
問9 噴煙/空いちめんの雨
問10 阿蘇の静かな自然の中で時の深さや存在の重みを詩的に表したもの
押さえておくべきポイント(定期テスト対策)
✔ 作者・形式
「大阿蘇」の作者は 三好達治、形式は 口語自由詩 である。
✔ 描写表現
詩は雨、噴煙、馬の群れといった自然の情景を、反復や静かな描写で表している。特に「草をたべている」の反復がリズム感と印象を強めている。
✔ 主題理解
「もしも百年がこの一瞬の間に…」といった表現からは、時間の重みや雄大な自然の存在感を感じ取ることができる。
✔ 表現技法
反復表現、描写の静けさ、リズム感などが詩的効果として問われやすい。
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