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高校英文法のテストに出るポイントをざっくり復習

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高校英文法のテストに出るポイントをざっくり復習です。

品詞について テストでよく出る高校英語の品詞のポイントまとめ

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高校英文法のテストに出るポイント

句と節

【句について】2つ以上の語が集ってひとつの意味をなし、S+Vの形式を持っていないものを句といいます。それでは、句のはたらきについてみていきます。句のはたらきとして、名詞・形容詞・副詞などのがあります。

【節について】節は、主語+述語(動詞)を伴っています。「節」とは、2つ以上の語が集まって一つの意味をなすもので、S+Vの形式を持っています。判別の仕方は、接続詞・疑問詞・関係詞に導かれるものが「節」となります。

句を含む例文

  • To see is to believe.(見ることは信ずることである。=百閒は一見に如かず)
  • Watching TV is not good for eyes.(テレビを見ることは目によくない。)
  • He has no friends to talk with.(彼は、話す友だちがいない。)
  • He was sitting surrounded by children.(彼は子どもたちに囲まれて座っていた。)
  • She has gone to France to study art.(彼女は芸術を勉強しに、フランスへ行った。)
  • They met here after ten days.(彼らは10日後ここで会った。)

節を含む例文

  • It is certain that he will succeed. 彼が成功することは確実だ。
  • I don’t know when she will return. 彼女がいつ戻ってくるかわからない。
  • The boy who is playing with a dog is my son. 犬と遊んでいる少年は私の息子だ。
  • When I came home , he was watching TV. 私が家に帰ると、彼はテレビを見ていた。

文型のポイント

第2文型
(第2文型の例文)This flower smells Sweet.

第2文型(SVC)を構成する動詞の補語は名詞、形容詞(及び形容詞相当語句)などである。「This flower smells sweetly.」とはならない。

第2文型で用いられる主な動詞

  • be
  • become
  • get
  • grow
  • turn「~になる」
  • look
  • seem「~らしい」
  • feel(知覚を表す動詞)
  • smell(知覚を表す動詞)
  • taste(知覚を表す動詞)
  • keep
  • remain
  • prove

など

第4文型から第3文型への書き換え
(第4文型の例文)She made me a nice dress.
→(例文を第3文型へ)She made a nice dress for me.

第4文型 (SVOO)の文を第3文型(SVO)に書き換えるとき、動詞によって前置詞が異なる。

  • S+V+O+to+人…give, lend, teach, tell, etc. (注)この形が一番多い。
  • S+V+O+for+人…buy, get, make, leave, find, etc.
  • S+V+O+of+人…ask

第5文型
第5文型は様々な形があって複雑である。読解、文法問題で頻出なので十分な学習が必要。
(第5文型の例文)You’ll find the book interesting.

➊第5文型の目的語と補語の間には<主語-述語>の関係がある。(the book is interesting)
My parents let me have my own way in everything.

➋補語が次のような場合には、使われる動詞は決まっている。

  • 原形不定詞…make, have, let(使役動詞),see, watch, hear, feel (知覚動詞)
  • 分詞…see, watch, hear, feel(知覚動詞),keep, make, have
  • to 不定詞…want, ask etc

進行形

主に、「往来・発着」の動詞 (go、come、leave、start、arriveなど)は未来形の代用として、現在進行形を用いることができます。

  • She is coming here soon.(彼女はまもなくここに来ることになっている。)

動作の開始を表す
begin、open、close、dieなどがこの用法で用いられる主な動詞です。

  • He is opening the box now.(彼は今、箱を開けようとしている。)
  • Many children are dying of hunger in developing countries.(発展途上国では、多くの子供達が飢えで死にかけている。)

進行形にならない動詞

  • have(持っている)、belong (所属している)、resemble(似ている)などの「状態」を表す動詞
  • hear(聞こえる)、taste(味がする)、like(好きである)、remember(覚えている)、know(知っている)などの「知覚・感覚・知識」を表す動詞

時制

現在形

  • 現在の習慣 My brother works for the factory.(私の兄はその工場に勤めています。)
  • 不変の真理・普遍的な事実 The sun rises in the east.(太陽は東から登る。)

往来発着を表す動詞
go、come、leave、start、arriveなどの往来発着の動詞は未来形の代用として、現在形を用いることができます。

  • I start for Yokohama this evening.(私は今晩、横浜へ出発します。)

過去形

  • 過去の習慣 I often took for a walk, when I was a boy.(少年のころ、私はよく散歩をした。)
  • 歴史的事実 My father told me that World War Ⅱ ended in 1945.(父は私に、第二次世界大戦は1945年に終わった、と話してくれた。)

未来形

  • 単純未来(~だろう) willが代表的です。

話し手の意志未来

  • You shall have enough money to buy the book.(あなたにその本を買うお金を持たせよう。=あなたにその本を買うお金をあげよう)
    = I will give you enough money to buy the book.

聞き手の意志未来

  • Will you ~ ?
  • Won’t you ~ ? (~してくれませんか?)(~しませんか?)
  • Shall I ~ ? (【私が】~しましょうか?)
  • Shall we ~ ? (【いっしょに】~しませんか?)

近い未来
be about to ~(まさに~しようとしている。)と近い未来を表します。

When I came in, he was about to leave.(私が中に入ると、彼は今にも出かけようとしていた。)

現在完了形

現在完了は、現在時制の一種なので、現在はどうなのか、を結局は表します。 現在時制の一種で、過去の一点を表す語句と同時に用いることはできません。

「have + p.p.(過去分詞形)」で表現し、用法は、次の三つです。

  • 完了・結果 (~したところだ。すでに~し終えた。)
  • 経験 (~したことがある。)
  • 継続 (ずっと~している。)

現在完了形の進行形
継続用法には、進行形があります。「have been ~ing」

<例文>

  • I have been reading the book since this morning.(今朝からずっとその本を読んでいる。⇒現在も本を読んでいる。)

継続用法で、動作を表す動詞は、現在も動作は進行中なので、現在完了進行形となります。 know, belong など、本来進行形にならない動詞は、進行形にしてはいけません。

<例文>

  • I have known him since last year. (昨年から彼と知りあいだ。)

大過去と過去完了形

  • 大過去…過去の出来事が2つ並ぶ
  • 過去完了…過去の一点ではどうなのかを表す過去時制

「had + p.p.(過去分詞)」で表すことは同じです。詳しくみていきましょう。

大過去
大過去のポイントは過去の出来事が2つ並ぶということです。さっそく見ていきましょう。

大過去の用法
過去に起こった出来事を2つ並べる時、古い方を過去完了を用いて表現します。これを大過去といい、過去完了と同じ「had+過去分詞形」で表現します。

  • He told me that he had gone shopping on Sunday.(彼は日曜日に買い物に行ったと話した。)

現在完了進行形

実際には状態を表す動詞liveなどにも完了進行形の用法があります。

  • I have lived in New York since 2003.(私はニューヨークに2003年から住んでいる。)
  • I have been living in New York since 2003.(私はニューヨークに2003年から住んでいる。)

前者は今後のことに何も触れていないのに対し、後者は、今後も住み続けるだろうという意味を暗に含んでいます。

過去完了形

過去完了は、過去時制の一種です。つまり、過去の一点ではどうなのかを表す過去時制の一種です。「had+過去分詞形」で表現し、用法は次の三つです。

過去完了の用法

  • 完了・結果 ~したところだった。すでに~し終えていた。
  • 経験 ~したことがあった。
  • 継続 ずっと~していた。⇒継続用法には、進行形があります。「had been ~ing」

I had known him when I entered this school.(私はこの学校に入る前から彼と知り合いだった。)

過去完了進行形

継続用法で、動作を表す動詞は、過去の一点でも動作は進行中なので、過去完了進行形になります。knowなど、本来進行形にならない動詞は、進行形にしてはいけません。

  • I had been reading the book for three hours when he came in.(彼が入ってきたとき、3時間その本を読んでいた。⇒彼が入ってきたときも本を読んでいた。)

仮定法

➊if節を使った仮定法
➋ifのない仮定法

についてまとめています。

仮定法過去
現実はそうではないのに、「もし~だったら、~なのに」という現実の事実に反する仮定を仮定法過去で表します。

(例文)If I were younger, I would go abroad again.

If+S+過去形…,S’+助動詞の過去形+原形~」は、現在の事実に反する仮定をします。be動詞は人称にかかわらずwereだが、口語では1人称、3人称の単数ではwasも用いられる。

仮定法過去完了
「もしあのとき~だったら、~だったろうに」という過去の事実に反する仮定を仮定法過去完了で表します。

(例文)If you had come earlier, you could have seen her.

If+S+過去完了形…,S’+助動詞の過去形+have+p.p.~」は過去の事実に反する仮定を表す。

ありえない仮定
(例文①)If I should fail, I would (will) go abroad again.
(例文②)If someone were to give me a million yen, I would buy them all.

If + S+ should +原形…, S’+助動詞+原形~」や「If + S+ were to +原形…, S’ + 助動詞 の過去形+原形~」は現在・未来の実現性の少ない仮定、あり得ない仮定を表す。

現在(過去)の事実に反する願望
(例文①)I wish I could tell it to her now.
(例文②)I wish I could have told it to her then.

S wish + 仮定法過去(過去完了)」の形が、現在(過去)の事実に反する願望を表す。

It is time
(例文)It is time you went to bed, children.

It is time + S+仮定法過去~」で「~してもよいころだ」という意味を表す。

注意すべき仮定法

  • If it were not for air, we could not live. (If it were not for 〜)「もし(今)~がなければ」(仮定法過去)
  • If it had not been for your help, I would have failed in my business.(If it had not been for 〜》「もし(その時)~がなかったなら」(仮定法過去完了)
  • If it had not rained last night, we would be playing the game now. 「条件節が仮定法過去完了で、帰結節が仮定法過去になる場合がある。」

as if
(例文①)He talks as if he knew everything about Japan.
(例文②)He talks as though he knew everything about Japan.

S+V+ as if (though] + S’ + 仮定法過去(過去完了)」は「まるで~の(~だったかのように) SはVする」の意味。

Vの時制と同じ「時」の内容を述べる場合は仮定法過去「前の時」の内容を述べる場合は仮定法過去完了を用いる。
(例文①)He looks as if he had seen a ghost.
(例文②)He looked as though he had seen a ghost.

if節のない仮定法
if節のifを省略すると、

➊主語と述語の語順が変わって倒置になったり、
➋if節の代わりに主語、副詞句、前置詞句、不定詞などが条件

になることもあります。

(例文)Had I known the truth, I would have behaved otherwise.
= If I had known the truth, ~

ifが省略されて、「were(had/shouldなど)+S」の語順(倒置)になることがある。

帰結節だけの仮定法
(例文)It was so quiet. You could have heard a pin drop.
「もし~ならば」の部分(条件節)が省略されて、帰結節だけの場合がある。一般に過去形の助動詞があればこの構文と考えてよい。

that節の中での仮定法現在
(例文)I suggested that he come with me to this meeting.

(提案)(要求)を表す動詞の目的語になるthat節の中で、仮定法現在(動詞の原形)が用いられることがある。〈英〉では should を用いるほうが多い。

would rather
(例文)Do you mind if I smoke here? I would rather you didn’t.

(S would rather(that) S’+仮定法過去〉「むしろ~ならいいのに」

as it were
(例文)He is, as it were, a walking dictionary.
「as it were」「いわば」= so to speak[say]

例外的な仮定法表現
as ifの後に節ではなくて、「副詞句」や「to+不定詞」が続くことがある。
(例文①)The man disappeared suddenly as if by magic.
(例文②)Tom waved his hand as if to say good-bye.

仮定法は時制の一致に従わない。単なる条件文の場合には従う。
(例文①)He said, “If I were younger, I would have an adventure.”→ He said that if he were younger he would have an adventure.
(例文②)He said, “If it is fine tomorrow, I’ll go out.” →He said that if it was fine the next day, he would go out.

いろいろな条件の意味
「A man of sense would be ashamed of such behavior.」などのように、条件の意味が「不定詞」「分詞構文」「副詞(句)」「主語の名詞」などに含まれることがある。

  • 不定詞:To hear him speak English, you would take him for an Englishman.= If you heard [should/were to hear] him speak English, ~
  • 分詞構文:Born in better times, my father would have become a great scholar.= If he had been born in better times, ~ 副詞(句): Without (But for] your help, I couldn’t have done it.= If it had not been for your help, ~
  • 主語の名詞:A wise mother would have understood her child better.= If she had been a wise mother, she would have understood ~

原級

同じ程度を表す肯定文には(as ~(原級)as…)を否定文には(not as~(原級)as…)を用いる。

<例文>
You should get up as early as your mother. (お母さんと同じように早起きしなさい。)
Try as hard as possible. (できる限り努力する。)
He is not as tall as you. (彼の身長はあなたほど高くはありません。)
Nothing is as important as love. (愛ほど大切なものはありません。)

原級を用いた重要構文
(~よりはむしろ…)…She is not so much a singer as an actress.

(~さえしないで)…He left the room without so much as saying good-by.

(これまでのだれにも劣らず)…She is as great a violinist as ever lived.

(同数の)…I waited five minutes  they seemed as many hours to me.

倍数
倍数を表すのに(X times as 名詞・形容詞・副詞 as…の形を用いる。(X times + 比較級+than…)の形が使われることもある。
※2倍 twice as 名詞・形容詞・副詞 as…
※半分 half as 名詞・形容詞・副詞 as…

(例文)He has three times as many books as I.(彼は私の3倍も本を持っています。)

話法

➊直接話法は、一人の言葉をそのまま伝える。
(例文)She said to me, “I bought this camera yesterday.

➋間接話法は、一人の言葉を自分の言葉に直して伝える。
(例文)She told me that she had bought a camera the day before.

➊➋の例文中のsaid to,toldを伝達動詞と呼ぶ。“  ”, that…の部分を被伝達部と呼ぶ。

話法のルール
直接話法を間接話法に換えるときには、次のようなルールに従う。

(ルール①)伝達動詞を変える:said to → told(例文の場合は被伝達文が平叙文なので)
(ルール②)接続詞を補う:that(例文の場合は被伝達文が平叙文なので省略も可)
(ルール③)代名詞を伝達者の立場に立って変える:I→ she, this camera → that camera
(ルール④)伝達動詞が過去の時は時制の一致を行 : bought → had bought
(ルール⑤)副詞を内容に応じて変える:yesterday → the day before [the previous day]

(ルール①)伝達動詞が変わる
(例文)Ruth said to me, “Did you know the fact ?”→ Ruth asked me if(whether)I had known the fact.

伝達部の文の種類によって、伝達動詞は変わる。

  • 平叙文:tell, say, report, answerなど
  • 疑問文:ask, inquire, demandなど
  • 命令文:tell, ask, order, adviseなど
  • 感嘆文:cry, exclaim, sighなど
  • 祈願文:pray

(ルール③)代名詞を伝達者の立場に立って変える
(例文)He said, “I’ll come back tomorrow afternoon.” → He said that he’d come back the next afternoon.

副詞・代名詞は伝達者の立場や時間で次のように変える。

  • this(these) → that(those)
  • now → then
  • today → that day
  • yesterday → the previous day
  • the day before, tomorrow → the next [following] day
  • next week → the next [following) week
  • last night → the previous night / the night before
  • ~ ago → ~ before
  • here → there

など

話法の転換に欠かせないのが、時制の一致である。

  • He says that it is a good idea. → He said that it was a good idea.

文の述語動詞が過去形になると、名詞節の動詞も自動的に過去(または過去完了)になる。

時制の一致に従わない時
(例文)We were taught that the earth goes round the sun.

文の述語動詞が過去形であっても、名詞節の動詞が時制の一致に従わないことがある。

  • 格言・習性: My father would often say that time is money. (現在)
  • 歴史上の事実: The teacher told us that World War I ended in 1945. (過去)
  • 仮定法: I wish I were a bird. → I wished I were a bird.
英語
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