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【日本史探究対策問題】明治時代の問題

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【日本史探究対策問題】明治時代の問題です、

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【対策問題】明治時代の問題

【問1】次の年号をもとに、この時期の文化の特徴を60字以内で説明しなさい。

  • 1883年 東京日比谷に鹿鳴館を建設
  • 1885年 坪内逍遙が『小説神髄」を発表。洋式の髪型普及をめざす「婦人束髪会」の結成
  • 1886年 森有礼文相が学校令を公布
  • 1887年 徳富蘇峰が民友社を結成し「国民之友」を発刊
  • 1888年 三宅雪嶺が政教社を結成し、『日本人』を発刊
  • 1889年 陸潟南が新聞『日本』を発行

【問2】欧米列強との条約改正交渉は国内の法典整備にどのような影響を与えたか、120字以内で説明しなさい。

【問3】次の問いに答えなさい。

  1. 明治時代初期には、旧習を打破し、さかんに西洋の文物の移植がおこなわれた。この風潮を何というか。
  2. 豊前中津藩士で、欧米を巡歴すること3回、その経験で欧米諸国の実情を紹介し、1868年に慶応義塾を開 いた啓蒙思想家は誰か。
  3. 1866年にイギリスに留学、維新後イギリス人スマイルズの『自助論』、ミルの『自由論』を翻訳・出版した啓蒙思想家は誰か。
  4. 岩倉使節団に随行しフランスに留学したのち、ルソーの『社会契約論』を『民約訳解』として抄訳し、『東洋自由新聞』の主筆としてフランス流天賦人権思想を説き、東洋のルソーともよばれたのは誰か。
  5. 国民書学を目標とした「学事奨励二関スル被仰出書」の布告と同時に、布告の精神にもとづき、全国を大学区・中学区・小学区に分ける近代的学校制度の基本法が、1872年に政府により公布された。この法は何か。

【問4】征韓論争が、国内政治にあたえた影響を、100字以内で説明しなさい。

【解答】明治時代の問題

【問1】教育や文学のほか、生活習慣にまで西洋化が浸透する一方、急激な西洋化が引き起こした諸問題を国民に説く言論活動も活発化した。

【問2】不平等条約の改正が国家の独立と富国強兵をめざす政府にとっての重要課題とされ、欧米にならった法典の編纂が急がれた。主要な法典は西洋を模範として起草されたことから、日本の伝統的な倫理が破壊されるとの批判も起こり、修正して公布されることもあった。

【問3】

  1. 文明開化
  2. 福沢諭吉
  3. 中村正直
  4. 中江兆民
  5. 学制

【問4】征韓論争は不平士族に支えられていたこともあり、西郷隆盛・板垣退助らが辞職すると政府批判の運動がはじまった。板垣らによる民撰議院設立の建白書の提出は自由民権運動の口火となり、各地で士族反乱もあいついだ。

明治時代の定期テスト対策問題の解説

【問3】
2.代表的著書には欧米諸国の実情を紹介した『西洋事情』、実学をすすめ国家の隆盛は学問によって成り立つと主張した『学問のすめ』、古今東西の文明の発達をあげつつ西洋文明の摂取を説いた『文明論之概略」などがある。

3.『自助論』の翻訳書名が「西国立志編』、『自由論』が『自由之理 』。なお、法律の研究では、オランダに留学し、日本初の西洋法学書泰西国法論』を著した津田真道がいる。

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