【高校英文法】not more thanとno more thanの違いなどまとめです。
not more than/not less thanのポイント
- not more than(数詞)…「(数詞)よりは多くない→多くとも、せいぜい」= at most
- not less than(数詞)…「(数詞)よりは少なくない→少なくとも」 = at least
not more than(数詞)は「正確な数はわからないが、(数詞)より多くはない」、 つまり(上限)を表す。逆に、not less than ~ は(下限)を表す。
(例文)There were not less than 20 people waiting outside. (少なくとも20人の人がおもてで待っていた)
no more than/no less than
- no more than(数詞):<訳>「(数詞)しかない、たった(数詞)だけ」 = only「~しか」
- no less than(数詞):<訳>「(数詞)も」=as many/much as「~も」
noは強い否定を表し、「~より多い(少ない)なんてとんでもない」の意なので、逆に〈少なさ〉や〈多さ〉を強調する言い方になる。
not more/less thanと違って正確な数のわかっている場合であり、no more/less thanを取り除いても実質的な意味は変わらない。
(例文)He wrote no less than 200 books in his life. (彼は一生のうちに200冊もの本を書いた)
more/less以外の比較級(例外)
thanの後に数詞以外の語がきたり、more/less以外の比較級が使われたりすることもある。
(例文)
I’m no more than a messenger.(私は単なる使者でしかない)
I’m no better than a beginner. (私は初心者同然だ – 初心者よりいいなんてとんでもない)
I’m no more than a messenger.(私は単なる使者でしかない)
I’m no better than a beginner. (私は初心者同然だ – 初心者よりいいなんてとんでもない)
not more than/not less thanのまとめ
- not more than = at most:「多くとも,せいぜい」
- not less than = at least:「少なくとも」
- no more than = only:「~しか」
- no less than = as many/much as:「~も」
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