高校英文法 have+O+過去分詞とhave+O+現在分詞の違いをまとめています。英語の文法でよく出てくる 「have + O + 過去分詞」 と 「have + O + 現在分詞」。似ているけれど、実は意味が大きく違うことをご存じですか?
違いを正しく理解すれば、入試の文法問題や英作文でも迷わなくなります!本記事では、それぞれの使い方の違いを 例文とともに分かりやすく解説 します。ぜひチェックして、スムーズに使いこなせるようになりましょう!
have+0+過去分詞
0(目的語)は主に「物」の時が多いです。haveはgetでも代用可。訳は、「Oを~してもらう/させる」(使役)となり、have(get)を強く発音します。「してもらう」か「させる」かは前後関係で判断して訳を整えます。
(例文1)I had my teeth examined at the dentist’s. (私は歯医者で歯を調べてもらった)
(例文2)He got his watch fixed. (彼は時計を直してもらった/直させた)
「Oを~される」(被害の受け身)
上記のように、使役でなく、受け身のときもあるので注意。その際は、過去分詞を強く発音します。
(例文1)She had her bag snatched. (彼女はかばんをひったくられた)
(例文2)We got our roof blown off in the storm.(私達は風で屋根を飛ばされた)
have+0+現在分詞
0(目的語)は主に「人」の時で、そのことが進行中というニュアンスのときに、過去分詞でなく、現在分詞なります。
- (例文1)I have my cousin staying with me.(私はいとこを家に泊めてあげている)
この(例文1)のように、目的語が人、そして「泊めてあげている」という現在進行中のことなので、現在分詞となっています。つまり、「ずっと、させ続けた」ということになりますね。こういうときは、過去分詞でなく、現在分詞です。
have+O+過去分詞とhave+O+現在分詞の違いのまとめ
- have+O+過去分詞…目的語が主に「物」で、「してもらう」「させる」
- have+O+現在分詞…目的語が主に「人」で、「ずっと、させ続けた」(進行中である)
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