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【大学入試小論文】SNSとの付き合い方をテーマにした解答例と書き方のポイント

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現代社会においてSNSは、情報収集や人とのつながりに欠かせない存在となっている。一方で、依存や誹謗中傷、個人情報の流出といった課題もあり、その「付き合い方」が問われている。大学入試小論文では、このような社会的テーマが頻繁に出題されるため、自分の考えを整理し、論理的に表現する力が求められる。本記事では、「SNSとの付き合い方」をテーマにした小論文の解答例と、書き方のポイントを紹介する。

【課題文の要約】携帯電話やインターネットは今では世界中で必要不可欠なものとなった。そこでは社会がフラットであるが故に人間関係が鍵となる。インターネットは人間関係を広げるツールとして期待されたが、SNSなどにより自己承認欲や人同士の繋がりの意識が強まったため、かえってその分断化を招いた。この問題を解決するためには、自己有用感を持てる仕組みを作ることが必要だと筆者は述べる。
【問題】文章に対するあなたの意見を 800字~1000字以内で述べよ。
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【大学入試小論文】SNSとの付き合い方を書くポイント

① 問題提起を明確にする

① 問題提起を明確にする

  • SNSのメリットとデメリットを簡潔に示す。
    メリット例:情報発信・交流・社会運動への参加
    デメリット例:依存・誹謗中傷・個人情報流出
  • 「便利さと危険性の両面がある」という視点を提示すると、論点が明確になる。
② 自分の立場をはっきりさせる

② 自分の立場をはっきりさせる
「SNSを積極的に活用すべき」か、「適度な距離を保つべき」かなど、意見を定める。
単なる感想ではなく、理由を社会的背景や具体例と結びつけて論じることが重要。

③ 具体例を盛り込む

③ 具体例を盛り込む

  • 実際の社会問題(誹謗中傷によるトラブル、SNS発の社会運動、災害時の情報拡散など)。
  • 自身の体験(SNSで得た学び、依存を避ける工夫など)。
  • 具体例があると説得力が増す。
④ 解決策・提案に結びつける

④ 解決策・提案に結びつける
「SNSを正しく使うために個人ができること」

  • 使用時間を決める
  • 情報の真偽を確認する
  • 他者を傷つけない発信を心がける

「社会として取り組むべきこと」

  • 学校教育でのリテラシー教育
  • 法的な整備や企業の監視体制
⑤ 結論でまとめる

⑤ 結論でまとめる
自分の立場を再確認し、「SNSは避けられないからこそ、主体的に付き合う姿勢が重要だ」といった形で結ぶと論理的にまとまる。

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SNSとの付き合い方についてある人の解答例

私は筆者が述べている「携帯電話やネットが招いた人間関係の分断化は、他者から必要とされ、自己有用感を持てる仕組みをつくることで解決できる」という意見に賛成である。その背景には、インターネットや携帯電話の普及がもたらした人々の関係性や価値観の変化があると考える。

携帯電話やインターネットの発展により、SNSなど個人の承認欲求を満たすサービスが登場した。SNSで自己承認欲を満たすためには、他人に「いいね!」を押してもらうことが必要であり、多くの投稿者は周囲の嗜好に合わせて投稿内容を変えるようになった。その結果、個性が薄れ、他人の評価に依存する傾向が強まった。文章にもあるように、日本人は周囲に同調する文化が根付いているため、こうした傾向はさらに顕著である。例えば、SNS利用者の約70%が「他人の評価を気にして投稿内容を変更した経験がある」という調査結果がある。このように、SNSは人々の個性を損なうだけでなく、他者との関係を希薄化させる側面がある。

さらに、SNSの影響は欧米諸国にも広がっている。かつては個人主義が強調されていた欧米でも、SNSの普及によって他人とのつながりを強く意識するようになった。その結果、世界全体では価値観が多様化しているにもかかわらず、個人はインターネット上で自分にとって都合の良い情報だけを選び、発信するようになった。このように、情報の偏りが増幅されることで、社会全体の人間関係が分断される状況が生まれている。

この問題を解決するためには、筆者が述べるように「自己有用感を持てる仕組み」を構築する必要がある。具体的には、自分と異なる価値観や文化を持つ人々との交流を深め、互いに認め合う機会を増やすことである。幸いにも、現代ではインターネットの発展により、こうした取り組みを実現する手段が数多く存在する。

例えば、ズームなどのビデオ通話サービスを利用して異文化交流の場を設けることが挙げられる。学校や地域でこうした場を定期的に開催すれば、若い世代から異なる価値観に触れる機会を提供できる。また、SNSを活用して他国の投稿者が発信する現地の文化や日常に触れることで、直接的な体験を得ることが可能になる。さらに、自治体や政府が主体となり、多様な価値観を学べる教育プログラムを推進することも効果的である。このような取り組みを通じて、他者とのつながりを再構築するきっかけが生まれるだろう。

以上のように、多様な価値観を尊重し合う社会が形成されれば、人間関係は広がり、インターネットは単なる自己満足のツールではなく、人々を結びつける真のコミュニケーション手段として活用されるようになる。結果として、自己有用感を持てる仕組みが浸透し、人々が互いを必要とする社会が実現するだろう。

【一般論】SNSとの付き合い方

■時間の制限を設ける
SNSは時間を食い過ぎることがあります。特に、他の重要な活動や対面の人間関係に影響を与えないよう、明確な時間の制限を設けましょう。

■プライバシー設定の確認
アカウントのプライバシー設定を確認し、自分の情報や投稿が望む範囲で共有されていることを確認しましょう。セキュリティを強化するためにも、不要な情報は公開しないようにしましょう。

■ポジティブなコミュニケーション
SNS上でのコミュニケーションはポジティブで建設的なものに心がけましょう。他者と尊重を保ち、誹謗中傷を避けましょう。

■情報の検証
SNS上で広まる情報は信頼性が不確かなことがあります。情報を共有する前に、信頼性を確認し、フェイクニュースに注意を払いましょう。

■定期的なログアウト
定期的にSNSからログアウトし、デジタルデトックスを行うことで、リフレッシュされた気分を得ることができます。

■他の趣味や活動を大切に
SNSは一つの娯楽手段に過ぎません。他にも興味を持つことや対面の社交を大切にし、バランスを取りましょう。

■ネガティブな影響に注意
SNSは他者との繋がりを提供しますが、ネガティブな影響を感じた場合は、遠慮せずにアカウントを休止するか、友達や家族と相談することも考えましょう。

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