【大学入試小論文】自己肯定感についての解答例です。
日本では自分自身に満足しているかという質問に対し、そう思うと回答した人の割合が20%以上低い。他国ではそう思わないと回答する人が多い中、日本はそう思わないと回答する人の方が多い。
その読み取った図表の特徴に対するあなたの考えを 500字以内で記述しなさい。
自己肯定感について
日本人は自分自身に満足している人の割合が他国より圧倒的に少ないことから、自己肯定感が低いと考える。
日本人の自己肯定感が低い背景には、幼少期の家庭環境や教育体制がある。家庭や学校で自分の意思や存在を否定されたり、できたことに対しほめてもらったりする機会が少なかったことが自己肯定感の低さにつながって
いる。
自己肯定感が低いことで自分の行動に自信を持つことができないことから他人の顔色を伺い、気後れすることが多くなる。また、自分の意見を発言し否定されることを恐れるため、人間関係が悪化することにつながる可能性もある。
このような自己肯定感の低い人を少なくするためには、子供の頃からできた事に対し親や先生がほめることが必要だと考える。その行動により子供が自分の得意分野につなげることができ、自信を持つことができる。また 教育とて怒ることが相手の自尊心を傷つけることもあり自己肯定感の低さにつながる。 危険なことに対して注意をすることは大切だが、ほめるように心がけた教育も必要だ。
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