大学入試小論文「地球温暖化に関する解答例」

シェアする

スポンサーリンク

大学入試小論文「地球温暖化に関する解答例」についてまとめています。学部に限らず幅広く出題されるテーマの1つが「地球の温暖化」です。志望する学部の観点を忘れずに記述していくことがポイントです。法学部志望であれば、「法整備」の観点などです。それでは、大学入試小論文「地球温暖化に関する解答例」です。
確認大学入試・小論文出題ネタ|環境問題のポイント

地球温暖化に関する解答例①

 急速に地球温暖化が進む中、その原因のおおもとにあるのが、やはり石油や石炭の消費、二酸化炭素の排出である。図1より産業革命直後は石油や石炭が主な地球温暖化進行の原因となっていた。しかし近代では原子力、水力、天然ガスなどのエネルギー資源をより重要視しなければならない。原子力の消費量に関しては約50年間で大幅に上昇している。他電量に比べ熱量費が低コストで発電できる電子力は今や全世界に欠かせない電力の一つとなっている。しかし、グラフより、このままでは自然破壊を伴う最大の原因となってしまう傾向にある。
現在、地球温暖化が多くの環境問題を生んでいる。その一つは私たちの身体に最も影響する気温の上昇である。その結果が図3に見受けられる。陸上気温、海上水温共に今日が最大であり続けている。またその差を見ると、海面の氷が増々溶け続けているのではないか。 
 そして、一番深刻な状況にあるのが、日本の二酸化炭素排出比率の世界におけるランクである。国土面積が狭い国にも関わらず、4位という位置を占めている。日本の家庭では電気やガスの普及が発展するにつれて二酸化炭素の排出量も増える傾向にあるので今一度見直す必要があると思う。(500字)

スポンサーリンク

総評

最後は、思う。と結ばれていますが、今回は、グラフからわかることを記述すればいいので、意見はない方がいいです。

添削

・接続詞の使い方をきをつけましょう。しかし、しかしの連投は、望ましくないですね。文脈がつながりません。

×日本の二酸化炭素排出比率の世界におけるランク

日本の二酸化炭素排出比率の高さ

考察

図表やグラフからわかることを要約する論文は、
「グラフからわかることは、3点ある。1点は~である。2点目~である。3点目は~である。」
などのような構成にするのも1つの手。採点者にも読みやすいようにと配慮することにもつながりますね。

地球温暖化に関する解答例①

 図1より、近代では原子力発電による原子力のエネルギー資源の消費が一番多いことがわかる。このことから私は、第一に核保有国の国々が原子核の産出を廃止することで、原子力消費の削減につながるのではないかと考える。また、電気自動車の技術の進歩、普及により、二酸化炭素排出による環境問題を防ぐことができるのではないだろうか。また、図4より、日本は二酸化炭素排出量大国である。特に日本は自動車を使用する人の割合が高い。日本の自動車の高度な技術、世界に知れ渡るブランドネームを使用し、電気自動車の普及の進歩を図ることで二酸化炭素排出を削減できるのではないかと考える。
 そして、我々が日常生活で意識づけて地球温暖化の対策を練ることも十分可能だ。その対策の一つに家電製品の無駄遣いがあげられる。現在、温暖化により、気温が上昇するにつれ私たちは快適な環境を保とうし、家電製品を利用してしまう。この悪循環を回避しない限り、温暖化への対処はできないだろう。家電の無駄遣いが永遠の課題にならないよう、今、一人ひとりが自然の安全を保障するべきだと私は思う。(462字)

講評

より「原因・背景」、「具体的な解決策(令普さんらしいのもいいです。)」に記述できていいですね。しかしながら、解決策や対策がつぎつぎ出てくるので、最初にまとめて書くなどの工夫が必要だったように思えます。または、考える対策策は3つあると最初に宣言するなどでもよかったです。

もう一段階、上のレベルを要求するなら、一般論になってしまっているので、「着想」にもっと時間をかけてもよかったですね。「着想」については、「反対(側)の立場」「昔と今など時間軸」「対象を絞る」など思考の幅を広げてみるといいでしょう。

今回について、たとえば、「反対(側)の立場」から着想してみましょう。

これから成長したいと考えている発展途上国はどうでしょうか。エネルギーの使用や二酸化炭素の排出量を抑制するのは、発展途上国に対しては、不都合であり、先進国の傲慢ともいえます。先進国は、多くのエネルギーや二酸化炭素の排出をして成長してきたのだがら。先進国と発展途上国のエネルギー抑制率を変えるなど発展途上国にも配慮した対策が必要なのでしょう。

地球温暖化に関する解答例③

図1からは順に原子力、水力、天然ガス、石油が1950年より世界エネルギーの消費量が増加している。またそれと同時期に各温室効果気体の大気濃度が上昇している事を図2から読み取れる。この2つの図表から、温室効果気体と1次エネルギーの関係性は比例していると考えられる。つまり、1次エネルギーによって温室効果気体が発生し、その1次エネルギーの消費量が増えたために温室効果気体も増加したと考えられる。また図3では1980年ごろから気温と水温が今までの山状に変化するのではなく、総じて前年度より増加しているということを読み取ることができる。また、図1・2とも比較してみると1次エネルギー消費量や温室効果気体が増加した30年後に増加していることが分かる。つまり、温室効果気体が水温や気温へ影響を与えるのには時間がかかるということが考察できる。このことから、今現在現れていない気温や水温への影響は何十年後かに現れてくると考えられる。そして図4では1992年の二酸化排出量がアメリカ、中国、ロシアが多くこの三国の次に日本が多いことが読み取れる。このことから、日本にも一要因がある事が分かる。

講評

合格には程遠い内容です。。グラフ型の場合、事実だけを書き並べるのでなく、そのグラフの結果はなぜそうなったの背景まで記述できるかがポイントです。

今回の場合だと、その背景にあるのは、経済の成長ですよね。つまり、経済を成長により、インフラの維持や家庭における使用エネルギーの増加があるということですね。このあたりも記述できるといいでしょう。そこがアピールになりますね。事実だけを書き並べるのは、誰でもできるので。

添削

 
×「また」、「つまり」の接続詞が多いかな。「また」を一部「さらに」「加えて」などや「つまり」を一部、「これは」にするなどで置換もできます。

別の観点からは、グラフからわかることは、3点ある。1点は~である。2点目~である。3点目は~である。などのような構成にするのも1つの手。採点者にも読みやすいようにと配慮することにもつながりますね。

×今現在→現在 放送用語に近く、論文にはそぐわない。シンプルにいきましょう。
×何に対しての要因かな?

スポンサーリンク

シェアする

スポンサーリンク
トップへ戻る