【大学入試総合型選抜】プレゼンテーションの資料の作り方です。総合型選抜(AO入試)では、プレゼンテーションが合否を左右する重要なポイントになります。その中でも「プレゼン資料」は、話の流れを整理し、面接官に伝わりやすくするために欠かせません。
しかし、
「スライドの構成はどうすればいいの?」
「文字ばかりにならないようにするには?」
「見やすく、わかりやすい資料を作るコツは?」
と悩んでいる受験生も多いのではないでしょうか?
本記事では、総合型選抜のプレゼン資料を作成する際の基本的な流れや構成、見やすいスライド作りのポイントを解説します。実際の試験で評価されるプレゼン資料を作れるよう、しっかりと準備を進めていきましょう!
大学入試プレゼンテーション資料作成のコツ
大学入試のプレゼンテーションでは、単に発表内容が正しいかどうかだけでなく、「伝え方」や「資料の工夫」そのものが評価対象になります。特に総合型選抜や推薦入試では、資料を効果的に使えること自体が大きなセールスポイントになり、うまくいけば「私の強みは発表力です」と堂々とアピールできるでしょう。さらに、アイデア力・図解力・演出力といった側面も伝わるため、他の受験生と差をつけるチャンスとなります。
タイトルはシンプルに、明確に

最初にタイトルをはっきり示しましょう。これは単なる形式ではなく、「この発表は何についてか」を受験官に最初の3秒で理解させる大切な入口です。わかりにくいタイトルや、凝りすぎた言葉遊びは避けるべきです。むしろ、短く、具体的で、ストレートなタイトルが「論理的に考えられる人」という印象を与えます。
発表の内容を一目で理解できるよう、タイトルは簡潔で分かりやすくまとめましょう。複雑な表現は避け、聞き手が興味を持てるような魅力的なタイトルを心がけることが重要です。
KISSの法則を意識する

Keep it short and simple(短くシンプルに)
- 資料は箇条書き+大きな文字で。
- 不要な情報は思い切って削除する。
- 数字は大きく、単位は小さく見せる。
- 囲みや装飾は必要最低限。
- 最後に「まとめ」スライドを入れると親切。
「見やすい=覚えやすい」「シンプル=自信がある」という印象につながります。
情報を詰め込みすぎず、要点を絞って簡潔に伝えることが大切です。1つのスライドには1つのメッセージに集中し、聞き手が理解しやすい構成を心がけましょう。
流れを示す資料を用意する

発表の最初に、目次やチャートでプレゼンの流れを示しましょう。これにより、聞き手は全体像を把握しやすくなり、安心して話を聞けます。
ただし、資料に説明を詰め込みすぎないことが鉄則です。詳しい解説は必ず口頭で行いましょう。スライドは「キーワード・図・表」を中心に構成し、一目で理解できることを意識します。
プレゼンテーションの全体構成を示すアジェンダや目次を用意し、聞き手が発表の流れを把握できるようにしましょう。現在どの部分を話しているかが分かると、理解度が向上します。
見せ方はあくまで補助

アニメーションや派手な切り替え効果を使いすぎると、内容よりも演出ばかりが目立ってしまいます。発表資料の役割はあくまで「話を補助する」こと。
グラフや表を提示する場合には、必ず注目すべき箇所を指し示すなどして、試験官の目を誘導しましょう。資料と説明が一致していれば、聞き手に安心感を与えることができます。
スライドは発表者の話をサポートする役割であり、メインではありません。文字ばかりのスライドは避け、図表やイラストを効果的に活用して、話の内容を視覚的に補完しましょう。
リハーサルで完成度を高める

資料が完成したら、必ずリハーサルを行いましょう。ポイントは以下の通りです。
- 本番と同じ条件(パソコン・スクリーン・模造紙など)で練習する。
- スライド切り替え時に間が空かないように、接続詞やつなぎの言葉を準備する。
- 発表時間をストップウォッチで計測し、時間内に収まるよう調整する。
リハーサルを重ねることで、発表の「間」や「テンポ」が安定し、自信のある話し方につながります。
本番前に必ず練習を行い、時間配分や話す内容を確認しましょう。家族や友人に聞いてもらい、フィードバックを受けることで、より良いプレゼンテーションに仕上げることができます。
資料使用時の注意とトラブル対応

プレゼン中に資料ばかり見ていると、「緊張している」と受け取られることがあります。基本は面接官を見て話すことを忘れないようにしましょう。
また、資料を使うとアクシデントの可能性も高まります。
- ホワイトボードのペンが出ない
- 模造紙が破れる
- パソコンがフリーズする
こうした事態に備えて、紙に印刷したバックアップ資料を用意しておくと安心です。トラブルが起きても落ち着いて対応できる人は、むしろ好印象を与えられます。
機器の不具合に備えて、USBやクラウドなど複数の方法で資料を準備しておきましょう。また、資料が使えない場合でも発表できるよう、口頭での説明も準備しておくことが重要です。
終わりに:大学入試におけるプレゼンの本質
ビジネスやコンテストのプレゼンでは、目的は「共感を得る」「出資を得る」「ファンを増やす」ことですが、大学入試におけるプレゼンのゴールはただ一つ、「合格すること」です。
そのために必要なのは、単なる表現力ではなく、「アドミッションポリシーに即した論理性」です。これは志望理由書や小論文、面接と一貫して求められる視点です。
三段論法のすすめ 論理性を高める方法の一つが「三段論法」です。 例) – AならばB – BならばC – したがってAならばC
という形で論理を積み重ねることで、説得力のある発表ができます。論理性とは、単なる話し上手ではなく、思考の筋道を明確に示せる力のことです。大学入試のプレゼンでは、この「論理の一貫性」が最も重要だと心に刻んでおきましょう。
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