大学入試の面接では、時に厳しい質問や意地悪に感じる言い回しをされる「圧迫面接」が行われることがあります。「なぜそんな答え方をするの?」「本当にこの大学に入りたいの?」といった問いかけに戸惑い、不安を感じる受験生も多いでしょう。しかし、圧迫面接は受験生のストレス耐性や冷静な対応力を確認するために行われるものであり、決して落とすための試験ではありません。むしろ、適切に対応すれば面接官に好印象を与えるチャンスになります。
本記事では、圧迫面接の意図やよくある質問例、冷静に対応するためのポイントを解説します!しっかりと対策をして、本番で自信を持って受け答えできるように準備しましょう。
圧迫面接での対応
圧迫面接は第一に冷静であることが大事です。精神的に動揺してしまっては面接官の思うつぼになってしまいます。感情的になって怒ったり、泣いたりしてはいけません。
例えば、「どうして成績が芳しくないの?」と聞かれた場合には、今までも頑張っているつもりだったが、自分の努力が足りなかったと素直に認め、しかし今はこの大学に合格するために頑張っているということをアピールするといいと思います。目標がみつかったので自分は変わったということを伝えられればいいのではないかと思います。
具体性を持たせる
「他の大学でも同じだよ」と言われたら、志望動機のアピールチャンスだと思いましょう。この時こそ、志望動機や大学入学後のやる気を熱く語る時です。志望大学についてよく調べて、具体的な動機を言えるようにしておけば問題ないと思います。
圧迫面接は意地悪でやっているのではありません。厳しい状況でも意思が変わらないかどうか、受験生の真剣さを見ているのです。何も恐れることはないので、最対に会 格したいという信念を持って臨んでほしいと思います。
別の提案をされたとき
面接で「大学で、希望する資格が取れなかったらどうするの?」とか「それは学ぶ内容的に、こちらの専攻じゃなく別の専攻に行ったほうがよかったんじゃない?」とか「どこかその免許を取れるところはなかったのですか?」といった具合に、別の提案をされるような質問をされたときも、なんと言われようと態度を崩さず、冷静に、ときに強気で自信満々な雰囲気を出してもいいでしょう。
その質問に答えて意思表示をするということに意義があって、黙ってしまっ たり、煮え切らない答えを返すことは白紙で答案を出したりすることと同じになってしまいます。
そうならないためにも何か口にすることが大切だと思います。 もし、その回答がどんどん変な方向に展開してしまったとしたも、それはそれであなたは問題に答えたということになるので、面接時は試験官の目を見つめて、しっかり発言していきましょう。
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