大学入試|知っておくべき「時事用語」まとめです。
2024年度時事用語一覧
- 面接での「最近気になったニュース」などの質問で
- 小論文テーマとして
- ディスカッションテーマとして
あらゆる場面で、「時事に関すること」は入試では問われます。最もよく問われる「時事用語」をまとめています。
グローカル
グローカルとは、グローバル(global)とローカル(local)をかけ合わせた造語で、日本で生まれた。国境を越えた地球規模の視野と、草の根の地域の視点で、さまざまな問題を捉えていこうとする考え方。グローバルのデメリットである貧富の格差、地域格差などの是正が期待される。結果として、その地域の教育水準が上がり、インフラも整っていき、永続的な発展につながっていく。
世界規模で事業展開する「グローバル企業」+地域に根差したサービス「ローカル企業」→それぞれの地域の風習や環境などにも配慮する点がポイント
アンコンシャス・バイアス
アンコンシャス・バイアスは、「無意識の思い込みや偏見」と訳され、男女間で使用されることが多い。つまり、「性別による無意識の思い込み」である。たとえば、「力仕事は、男性がすべき」「家事は、女性がすべき」「男性は、仕事をして家族を養うべき」などです。性別役割分業の考え方や意識を変える時期にあるのではないかと思います。特に、社会環境・法律などは早急な対応が必要とも考えます。
サーキュラーエコノミー
サーキュラーエコノミーは、日本語訳で「循環経済」。これまでのの3R「Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)」の取り組みに加え、資源投入量・消費量を抑えつつ、在庫を有効活用しながら、サービス化等を通じて付加価値を生み出す経済活動。資源・エネルギーや食糧需要の増大や廃棄物発生量の増加は国際的な社会課題と位置付けられおり、持続可能な形で資源を利用する「循環経済」への移行が世界的な潮流となっている。
DX(デジタルトランスフォーメーション)
DX(デジタルトランスフォーメーション/Digital Transformation)とは、「デジタル技術による変革」である。2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授によって提唱された概念。進化したデジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革することともいえる。
日本では、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念のもと、デジタルシフトして人々の生活を豊かにしていくということ。経済産業省は有識者による「デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会」を設置している。
SDGs(Sustainable Development Goals)
SDGs(エス・ディー・ジーズ)は、持続可能な開発目標として、多くの場合において「個々人が意識を持って行動しよう」と提唱されています。SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。
MDGs(Millennium Development Goals)
MDGsは、日本語では「ミレニアム開発目標」と訳され、2000年9月に国連で採択された今ではSDGsの前身にあたる国際的な開発目標。MDGsは、極度の貧困と飢餓の撲滅など、2015年までに達成すべき8つの目標を掲げ、達成期限となる2015年までに一定の成果を上げた。
ESG
ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取って作られ、「民間の力(投資家のお金)を動かすことで、企業に変革を促し、環境問題・社会問題を解決しよう」という考えの下で提唱された言葉。環境問題や社会問題に取り組んでいる企業を促す側面も。
Society5.0
デジタル革新、イノベーションを最大限活用して実現する、という意味でSociety5.0が作られました。
電力需給ひっ迫警報
この電力需給ひっ迫警報は、東日本大震災時の電力不足の経験を受けて、2012年に作られました。電力の供給余力が3%を下回る見通しになった場合に出されます。近年、電力需給のひっ迫が続いています。
ジェンダーロール
性別によって社会から期待されたり、自ら表現する役割や行動様式。性別役割。性役割。
ヘイトスピーチ
人種、出身国、民族、宗教、性的指向、性別、障害など自分から主体的に変えることが困難な事柄に基づいて個人または集団を攻撃、脅迫、侮辱する発言や言動のこと
ポピュリズム
ポピュリズムとは、政治指導者が一般大衆の一面的な欲望や不安、恐れなどに迎合し,大衆を操作することによって権力を維持する政治手法です。
ダイバーシティ
「ダイバーシティ」とは日本語に翻訳すると「多様性」。たくさんのありさま、ということだ。地球環境で言えば、生物の多様性であり、植物多様性である。様々な「種」の生き物が共存している事を指す。
QOL
Quality of Lifeのことで、患者が医療処置を受けた後に送る生活の質のこと。特に人間らしい充実した生活のレベルという面での患者の幸福感や満足度のこと。患者が医療処置を受けた後に送る生活の質のこと。特に人間らしい充実した生活のレベルという面での患者の幸福感や満足度のこと
ソーシャルワーカー
主に病院において『疾病を有する患者等が、地域や家庭において自立した生活を送ることができるよう、社会福祉の立場から、患者や家族の抱える心理的・社会的な問題の解決・調整などを行う人たち専門職の総称。
IoT
モノインターネットで、あらゆるものがインターネットにつながるということ。
相対的貧困
ある国・地域の中で平均的な生活レベル(収入)よりも著しく低い状況。
ユビキタス
コンピュータ ネットワークなど情報通信技術を利用して)いつでもどこでも簡単に、知りたい情報が得られるさま
集団的自衛権
同盟国などが攻撃されたとき、自国への攻撃と見なし、反撃できる権利。日本も現在認めている。
クラウドソーシング
クラウドソーシングは、Crowd(群衆)と Sourcing(業務委託)を組み合わせた造語インターネット。インターネット上で企業が不特定多数の群衆に業務を発注(アウトソーシング)する比較的新しい業務形態
パーパス
パーパス(Purpose)とは、ビジネスの場面において、経営戦略やブランディングのキーワードとして用いられることが多い。昨今、企業や組織の根幹となる拠り所として、パーパスを使い、企業の存在理由とも訳される。
オープンソース
ソフトウェアを構成しているプログラム「ソースコード」を、無償で一般公開すること。誰でもそのソフトウェアの改良や再配布が行なえるようにするのが目的。
リモートワーク
リモートワークを体験した人たちが「リモートワーク最高」と言っていますが、それは「リモートワークが最高」なのではなくて、「満員電車が最低」なんです。
エンゼルプラン
新エンゼルプラン1999年成立。育児休業制度の充実や「待機児童」の解消のための保育所施設の拡充など。2004年より新新エンゼルプラン。
ノーマライゼーション
高齢者・障害者・健常者も分けへだてなく同じ社会でともに生活していこうとする考え方。ノーマライゼーションの推進に伴い、ユニバーサルデザインの製品や施設が増えてきている。
日本では現在、高齢社会を迎えるにあたって、高齢者や障害者が住み慣れた環境で普通の生活を送れるようにすべきだというノーマライゼーションの考え方が一般的になってきている。
バリアフリー社会
ノーマライゼーションと混同されやすいのがバリアフリーである。高齢者や障害者が生活していく上での障害(バリア)を取り除き、ともに暮らすことができる社会。
2006年にバリアフリー新法が成立し、高齢者や障害者が利用する公共交通機関や、市役所、ホテルなどの施設の階段や段差を解消する取り組みが進められている。
バリアフリーとは高齢者や障害者が生活していくうえでの障害がない社会を作ろうという考え方のことで、階段にスロープをつけたり、バスのステップを下げるなどの政策はバリアフリーの考え方に基づいている。
トキ消費
モノ消費の時代は必要以上にモノが溢れたことで終わった。反動でコト消費の時代になったが、「私はこんな経験してます」というSNSアピールが溢れて終わりつつあり、これからはトキ消費。生で時間を共有することにみんな価値を見出している。人は常にフロンティアに進む。モノ消費→コト消費→トキ消費。
ライバー
ライバーとは、ネットライブ配信アプリを使って、ライブ配信収入を得ている人のこと。いまSNS慣れしてない人たちは、よしツイッターに書き込むぞ!という感じだが、SNS慣れしてる人は呼吸するようにツイートやらをしてる。これからライブ配信の時代になると呼吸するように常時接続する人が現れる。
機会損失
機会損失をミスと認識できない人はけっこういるらしい。 それは何が機会損失か見えていなくて、目先の顕在化したものしか見えたていないのだと思う。
シンクタンク
シンクタンクとは、政治、経済、科学技術など、幅広い分野にわたる課題や事象を対象とした調査・研究を行い、結果を発表したり解決策を提示したりする研究機関のこと
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