【日本史探究対策問題】古墳時代の問題です。
【対策問題】古墳時代の問題
【問1】下の資料(「後漢書」東夷伝の和訳)から、倭では2隻の後半に小国間の対立と抗争が展開されたことが読み取れます。小国間の関係の特徴について60字以内で説明せよ。
「建武中元二年(57)、倭の奴国が貢を奉り朝賀した。使者は自ら大夫と称した。倭国の最南端にある。光武帝は印綬を賜った。安帝永初元年(107)、倭国王の帥升等が百六十人の捕虜を献じ、参内し天子にお目にかかることを願い出た。『桓霊の間、倭国大いに乱れ、更相攻伐して歴年主なし』」(資料)
【問2】次の問いに答えなさい。
- 古墳の墳丘上に並べられた素焼きの土製品を何というか。
- 埴輪の焼き物のうち、筒型・壺型・朝顔型などがあり、土留めまたは墓域明示などに用いられたと考えられるものを何というか。
- 埴輪の焼き物のうち、家や人物や動物などを表したり、武器や調度品などをかたどり、古墳時代の風俗を知ることのできるものを総称して何というか。
- 木棺や石棺を納めた埋葬施設として、前期・中期の古墳に多くみられる形態は何か。
- 遺体とともに埋められた品々を何というか。
- 古墳時代に用いられた、弥生土器の系譜を引く赤焼きの土器を何というか。
- 5世紀以降に用いられた朝鮮伝来の技術で製作された灰色で硬質な土器を何というか。
- 農耕に関する祭祀で、年の始めに五穀豊穣を祈る祭を何というか。
- 農耕に関する祭祀で、秋に収穫を感謝する祭を何というか。
- 川や滝などの清浄な水で続れを落とす呪術的風習を何というか。
- 鹿の肩甲骨を焼き、割れ具合から神意を汲み取る呪法を何というか。
- 熱湯に手を入れさせ、ただれるか否かによって真偽を判定する方法を何というか。
- 前方後円墳の造営が停止された6世紀末から7世紀初め以降の約100年ほどの時期につくられた古墳を何というか。
- 7世紀中ごろ、近畿の大王の墓はどのような形式の墓となったか。
- ヤマト政権がつくりあげた。中央・地方の豪族を政権の支配下に組み入れるための政治制度を何というか。
【解答】古墳時代の問題
【問1】高地性集落などから推定される小国間の大きな争いを経て、邪馬台国を中心にして卑弥呼を女王とする政治連合体が成立した。
【問2】
- 埴輪
- 円筒埴輪
- 形象埴輪
- 竪穴式石室
- 副葬品
- 土師器
- 須恵器
- 祈年祭
- 新嘗祭
- 禊
- 太占の法
- 盟神探湯(くかたち)
- 終末期古墳
- 八角墳
- 氏姓制度
古墳時代の定期テスト対策問題解説
【問2】
3.古墳時代前期には円筒埴輪のほか、形象埴輪では家形埴輪や器財埴輪が用いられた。古墳時代中期以降には、これらの埴輪とともに人物埴輪や動物埴輪などの形象埴輪もさかんに用いられるようになった。
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