【大学入試志望理由書】農学部の合格者の例です。大学入試において、志望理由書は自分の興味や将来の目標を具体的に伝える重要な書類です。特に農学部を志望する場合、食料問題や環境保全、生態系の保護といった地球規模の課題への関心や、自分がそれらにどのように貢献していきたいかを明確に表現することが求められます。本記事では、農学部に合格した人の志望理由書の例を紹介し、どのように自分の志望動機を具体化し、農学分野での学びや将来のビジョンを描いてきたのかを探ります。これから志望理由書を書く方々にとって、役立つヒントを提供します。
農学部の合格者の志望理由書の例
志望理由書のポイント


私はお米が大好きで、幼い頃から農業に親しみを持ってきた。無農薬栽培を行う米農家を訪ねた際、「収益があるからこそ意義ある農業が続けられる」という言葉を聞き、農業の持続可能性を強く意識するようになった。現在の日本農業は高齢化や後継者不足による担い手減少に直面し、さらに食品ロスの増加も課題となっている。私は、食品ロスを堆肥化して再利用する「循環型農業」を発展させ、環境と経済の両面で成り立つ“稼げる農業”を社会の当たり前とする未来を実現したいと考えている。
そのために貴学で学びたい。第一に、基幹教育や低年次教育を通じて、文理横断的な俯瞰力と研究の基礎を培えることに魅力を感じている。特に「環境資源学概論」や「農業経済学入門」といった科目を通じて、自然科学と社会科学の両側面から農業を捉えたい。第二に、A教授の著書『水分バイオマスの液肥利用』を拝読し、環境保全と経済性を両立させようとする技術実践型の姿勢に強く共感した。教授の研究室で、水分バイオマスを活用した肥料利用の実証研究に参加し、これを食品ロス堆肥や地域循環システムに応用することで、地域農業の持続性に寄与したい。第三に、貴学には「国際農業交流プログラム」や留学制度が整っており、世界各地の農業事情を比較しながら解決策を模索できる点に惹かれている。海外農村のフィールドワークを通じて、異なる環境下での農業実践を学び、日本の農業改革に生かしたい。
将来は、農業の現場と学問を橋渡しする人材として、地域社会の循環型農業を普及させたい。研究を通じて日本農業の魅力と可能性を発信し、持続可能で豊かな社会の実現に貢献したい。
この農学部の志望理由書のポイント
- 個人の原体験から動機を語っている(米好き・農家訪問の経験)。
- 課題意識が明確(高齢化・後継者不足・食品ロス)。
- 学びたい内容が具体的(授業名・教授研究・ゼミ・国際交流プログラムを明記)。
- 将来像が明快(循環型農業の普及・社会貢献)。
想定される学部
- 農学部(農業経済学科、環境資源学科、国際農業開発学科など)
- 応用生物科学部(農業資源利用・循環型農業系)
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