高校入試の英作文は、与えられた条件に合わせて自分の考えを英語で表現する力が試されます。本記事では、入試でよく出る出題パターンや、すぐに使える便利な英作文表現、実際の練習問題と解答例を紹介します。シンプルな英語でも合格点が取れるコツを、中学生向けにわかりやすく解説しました。
英語(英作文)の傾向と書き方のコツ
高校入試の英作文は、ただ「英語で書け」と言われるだけではなく、条件が細かく指定されています。たとえば、ある県立高校の入試問題を改題すると、次のようになります。
問題例
あなたの学校に来た留学生に、「私たちの学校のよいところ」を紹介するスピーチをすることになりました。スピーチの原稿を以下の<条件>にしたがって書け。
<条件>
- あなたの学校のよいところを1つ挙げ、理由を含めて書くこと。
- 最初の文は、I’m going to tell you a good thing about our school.とする。
- 最後の文は、Thank you.とする。
- 最初の文と最後の文は語数に含めずに30語以上の英語を用いること。
このように、日本語ならシンプルに答えられるテーマでも、英語にすると「語彙の制限」と「文法の制限」が大きな壁になります。
つまり、
自分が知っている単語で表現を工夫すること
習った文法の範囲で正しく文を作ること
この2点を守りながら、指定語数を満たさなければなりません。
「難しい単語を使わなければならない」と思う必要はありません。むしろ、シンプルな単語を正しく並べる力が入試で求められています。
よく使える英文表現
英作文が苦手な人にとって、「使い回しできる表現」をいくつか覚えておくことはとても有効です。
- It is 形容詞 for 人 to 不定詞 because ~. 【例】It is important for me to study math because I want to be a scientist.
- I 動詞 ~ because ~. 【例】I like playing basketball because it is exciting for me.
このようなパターンをストックしておくと、どんなテーマでも理由付けがスムーズにできます。
【問題】英語(英作文)対策問題
【問題1】
学級会で、「尊敬する人物」について発表するスピーチをすることになりました。スピーチの原稿を以下の<条件>にしたがって書け。
<条件>
- 理由を含めて書くこと。
- 最初の文は、I respect から始めるとする。
- 最後の文は、Thank you.とする。
- 最初の文と最後の文も語数に含めて、35語以上の英語を用いること。
【問題2】
次の問いに英語で答えなさい。
What do you want to do during the next spring vacation?
<条件>
- 理由を含めて書くこと。
- 最初の文と最後の文も語数に含めて、35語以上の英語を用いること。
【解答例】英語(英作文)対策問題
【問題1】
I respect my father because he studies English every day. I want to be like my father. So I am going to study English. It is fun for me to study English. I am able to learn many things from it. Thank you. (43語)
※like ~のように
【問題2】
I want to study English because I want to be an English teacher in the future. It is a lot of fun for me to study English. I am able to learn many things from it. Thank you. (39語)
まとめ:英作文で合格点を取るために
英作文のポイントは、
- 条件を守る(語数・出だし・最後の文など)
- 知っている単語と文法で書く(無理に難しい表現は使わない)
- よく使える文型を覚えておき、応用する
この3つです。
特に中学生の英作文は「きれいな英語」よりも「条件を満たし、正しく書けるか」が評価されます。完璧さを求めるより、シンプルでも自分の言葉で伝える姿勢を大切にしましょう。
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