テストでよく出る高校英語の品詞のポイントまとめです。
高校英語の品詞のポイント
名詞
可算名詞には単数と複数があり、形・意味・用法に注意が必要である。
- Every country has its own customs. (どの国にも独自の習慣があります。)
- He had some trouble at the customs. (彼は税関で問題を抱えていた。)
複数形になると単数形とは異なった意味を表す名詞がある。
常に単数と常に複数の名詞
(例文)Linguistics is the science of language.
常に複数形で用いられる名詞がある。単数扱いをするものと複数扱いをするものとがある。
- 学問名:economics, ethics, mathematics, physics, etc. (単数扱い)
- 病気名:measles, the blues, etc. (一般に単数扱い)
- 慣用表現:change trains, make friends with, shake hands withなど
数量の表し方
(例文)She offered me a cup of coffee and gave some pieces of advice.
不可算名詞の数量の表し方に注意が必要である。
- 個数:a piece of, an item of, a cake of a slice of, etc.
- 容器:a cup of a glass of, a spoonful of, etc.
- 量目:a pound of, a kilogram of, a ton of, etc.
名詞を中心とした表現
名詞を中心とした表現である「無生物主語」「名詞構文」は入試で頻出の項目である。
無生物主語構文
- This bus will take you to the museum → If you take this bus, you’ll get to the museum.
無生物主語構文の無生物主語は意味の上では副詞句(節)の働きをしているので、和訳するとき には副詞的に訳し,目的語の人を主語にして訳すと自然な日本語になる場合が多い。
名詞構文
I am happy to hear of your safe return. → I am happy to hear that you returned safely.
動詞・形容詞が名詞化された名詞を含む名詞構文では,上の例のような書き換え問題がよく出る。
冠詞
冠詞は日本語にない品詞なので、その使い方は難しい。英作文では特に注意が必要。
- a(an)の用法:one ~,a certain ~ ,Some ~,the same ~,per ~,any ~
- the の用法:前出の名詞、前後関係からそれとわかる名詞、常識的に「唯一のもの」最上級の形容詞またはこれに準じる形容詞などの修飾語のついた名詞の前につける。
- 冠詞を用いない場合:go to school, breakfast, play tennis, by train, Side by side, 補語なっている職名を表す名詞
代名詞
人称代名詞
人称代名詞の中で特に注意すべきものには、所有代名詞・再帰代名詞およびitがある。
所有代名詞
(例文)This dictionary is yours. (yours = your dictionary)
所有代名詞には,前後の名詞を受けて「所有格+名詞」の代用をする用法と<a/this/that/ no/some, etc. + 名詞 + of + 所有代名詞〉の2通りの用法がある。(例)a friend of mine / these books of his / some dresses of hers
再帰代名詞を含む慣用表現
(例文)Please make yourself at home and help yourself to cookies.
再帰代名詞を含む慣用表現の例 absent oneself from ~,avail oneself of ~, enjoy oneself, pride oneself on ~, beside oneself, between ourselves, by oneself, in oneself, etc.
代名詞it
- 「先行する語句・文を受ける用法」See to it that everything will be ready by tomorrow morning.
itには先行する語句・文を受ける用法の他に「天候・時間・距離・状況などを表す用法」、「形式主語・形式目的語となる用法」、「強調構文(= It is ~ that ..)の用法」などがある。
- 「天候・時間・距離・状況などを表す用法」It must be raining up in the mountain.
- 「形式主語・形式目的語となる用法」It is nice of you to say so. /I make it a rule to wake up at six.
- 「強調構文(= It is ~ that ..)の用法」It was Jiro that painted this wall.
指示代名詞
(基本用法)he climate of Tokyo is milder than that of Sapporo.
指示代名詞this,these,that,thoseには基本用法の他に
- 「副詞的用法」Why did you get up this early ?/I can’t eat that much.
- 「先行する文の内容(の一部)を指す用法」To be or not to be: that is the question.
- 「関係代名詞と相関的に用いる用法」Heaven helps those who help themselves.
不定代名詞
■one,another,otherを用いた慣用表現
(例文)I keep five dogs. One is white, and the others are black.
one ~ the other(s)../one thing ~ another / one another / each other / one after another / some ~, others..
■形容詞の用法
(例文)Lend me some money, if you have any.
some,anyは代名詞の用法の他に形容詞の用法もある。
■合成語の代名詞
(例文)He is something of a poet.
any, every, some, noの後に、-thing,-one,-bodyを含む合成語の代名詞もある。
動詞
- 自動詞は目的語を必要としない動詞である。目的語をとるときには動詞の後に必ず前置詞を必要とする。
- 他動詞は必ず目的語を必要とする動詞である。
多くの動詞には自動詞・他動詞の両方の用法がある。
自動詞の例文
- They left early this morning.
- They left for New York early this morning.
自動詞である動詞
目的語をとるときには前置詞が必要。
- agree with him
- apologize to her
- arrive at the station
- start from Tokyo
他動詞の例文
- They left New York early this morning.
他動詞である動詞
前置詞は不要。語法訂正問題などに頻出なので要注意。
- attend the meeting approach her
- enter the room
- discuss the matter
- marry her (cf. be(get) married to her)
- resemble his mother
- reach the station
形容詞
形容詞には名詞を修飾する限定用法と、補語になる叙述用法の2つの用法がある。
(補語になる叙述用法の例文)The baby is asleep.
形容詞の中にはどちらか1つの用法しかないものがある。
・限定用法のみ:a live show / a mere child / the main street / an elder brother / sheer nonsense / utter failure など
・叙述用法のみ:asleep / alive / afraid / awake / aware / content / subject など
意味の異なる形容詞
限定用法と叙述用法で意味の異なる形容詞がある。
What is your present job ? (あなたの現在の仕事は何ですか。)
All the students were present.(生徒全員が出席しました。)
Her late husband was very generous. (彼女の亡き夫はとても寛大でした。)
She was late for school.(彼女は学校に遅刻した。)
Raise your right hand. (右手を挙げてください。)
You are right in saying so.(あなたはそう言うのは正しいです。)
形容詞の位置
(例文)I have nothing particular to do.
上の文のように、限定用法の形容詞が、名詞の後ろにくる場合がある。
・a fence 10 feet high
・all the means possible
・cheese famous all over the world
数量の形容詞
(例文①)I have seen the picture a good many times.
(例文②)I was not a little surprised at the news.
■ many / muchを含む慣用表現
a great many「非常に多くの」/ a good many「かなり多くの」 / as (so) many (much)~「(それと)同数の~」/ much of ~「ひどい、すごい、たいした~」
■ few / little を含む慣用表現
only a few [little]~「ほんの少しの~」 / quite a few [little]〜「かなり多くの~」 / not a few ~「少なからぬ〜」
(注意)Little did I dream of seeing you here.
※little は副詞で「まったく~ない」の意味。
副詞
副詞には動詞・形容詞などの語句を修飾する用法と、文全体を修飾する用法の2通りがある。
(例文①)He girls were playing happily.
(例文②)Happily, the weather was fine.
(例文③)Fortunately, she wasn’t injured.
= It was fortunate that she wasn’t injured.
lyの副詞
lyの有無で意味が異なる副詞がある。
- near(近い)-nearly(ほとんど、もう少し)
- hard(懸命に)-hardly(ほとんど~ない)
- high(高い)-highly(非常に)
- most(たいてい)-mostly(ほとんどは、たいていは)
(例文)He came late today. -I haven’t seen him lately.
副詞の語順
(例文)I met her at the station at four o’clock.
「場所+時間」の順序になるのが原則である。
助動詞
助動詞は、動詞の意味を助けるもので、使い方として、「➊後に動詞の原形がくる。➋3単元のsをつけない。➌否定文では、後にnotを置く。➍疑問文では、助動詞を文頭へ出す。」となります。
助動詞+have+過去分詞
- (例文)He may have read the book.
- may have+過去分詞で「~したかもしれない」
- must have+過去分詞)で「~したにちがいない」
となります。
should(ought to) have+過去分詞
- (例文)He should have read the book.
<should(ought to) have+過去分詞>は「~すべきだったのに」「~したはずなのに」の意味を表すnotを付けたくshouldn’t [ought not to have +過去分詞)は「~すべきではなかったのに」 「~しなかったはずなのに」の意味を表す。
will/wouldの特別用法
- (例文)The horse stopped and would not move an inch.
will/wouldは➊意志・願望、➋固執・習慣、➌傾向・習性の拒絶などの意味を表す。
- Those who would succeed must work hard.
- Yuri will have her will in anything.
- Children will be noisy.
- Toshio won’t listen to my advice.
shouldの特別用法
- (例文)It is surprising that he should think SO.
shouldは感情・判断の提案・要望・命令・決定などを表す節の中で用いられる特別な用法がある。
- It is strange that she should say such a thing.
- He suggested that we(should) meet again. この should は米語では省略されることが多い。
その他の助動詞の注意すべき用法
- be…The sun is set. (be + 自動詞の過去分詞=完了)
- do…I do love you. (do [does/ did]の後には原形不定詞がくる。=強調のdo)/never
- did I dream of such a thing.(副詞のneverが文頭にきたことによる倒置)
- can…You can go now. (軽い命令)
- may…No matter what may happen, I will go out. (譲歩を表す節の中で)
- need…You need not have given him money. (needn’t have +過去分詞「~する必要はなかったのに(してしまった)」)
- shall…You shall have this.(= I will give this to you. 2人称・3人称中のshallは話者の意志を表す)
- dare…She dare not say it. (「あえて〜する」 主に否定文・疑問文で用いる)
不定詞
- 名詞的用法…2語以上なので、不定詞の名詞的用法=名詞句となります。名詞は、S(主語)・C(補語)・O(目的語)になります。特に、不定詞の名詞的用法では、基本的に「~すること」と訳すことができます。
- 副詞的用法…目的「~するために」、原因「~して…」、理由・根拠「~するとは」、結果「…してその結果~だった」、条件「もし すれば」のいずれかで訳します。
- 形容詞的用法…名詞を修飾して「~ すべき」と訳すことができます。また、補語(C)にもなります。
不定詞の形「to+動詞の原形」
不定詞の例文
- (名詞的)To see is to believe.(見ることは信じることである⇒百聞は一見にしかず)
- (名詞的)He began to play tennis.(彼はテニスをすることを始めた。⇒彼はテニスをやり始めた。)
- (副詞的・目的)I got up early to catch the first train.(私は始発列車に乗るために、早起きした。)
- (副詞的・原因)I’m happy to see you. (あなたに会えて、うれしい。)
- (副詞的・結果)He went to India, never to return. (彼はインドに行って、二度と戻ってこなかった。)
- (形容詞的)He has many things to do.(彼にはすべきたくさんのことがある。)
- (形容詞的)I want a chair to sit on.(私は座るための椅子が欲しい。)
疑問詞+to ~
(何を、どこへ、いつ、~すべきか)と訳します。
(例文)I don’t know what to say.(私はなんと言っていいかわからなかった。)
=I don’t know what I should say.
to不定詞の否定
not, never などの否定語は、to ~の直前に置きます。⇒ not to ~, never to ~
(例文)He told me not to go there. (彼はそこへ行くなといった。)
be to 不定詞
形容詞的用法の応用で、be to 不定詞を見たら、will, must, should, can などの助動詞に置き換えてみると大抵の場合、和訳できます。
(例文)She is to meet Tom. (彼女はトムに会うことになっている。)=She will meet Tom.
完了形不定詞
to do とは違って、to have p.p. は、述語動詞より1つ古い「時」を表します。述語動詞が現在形なら、現在完了形になる場合もあります。
(例文)She seems to have been happy. (彼女は幸せだったように思える。)
= It seems that she was happy.(彼女は幸せだったように思える。)
= It seems that she has been happy. (彼女はずっと幸せであるように思える。)
不定詞の意味上の主語
to …の意味上の主語を表すには、to …の直前に for ~を置きます。「for ~ to…」で、 ~が…すると訳すことができます。「It is + 形容詞 + for ~ to …」の for~ も、to… の意味上の主語を表したものです。
(例文)
The book is difficult for him to read. (その本は彼が読むには難しい。)
It is important for children to sleep well.(こどもが十分寝ることは重要なことだ。
(例文)It is kind of you to say so. (そういってくれて親切だね。)=You are kind to say so.
「It is 形容詞 of ~ to … 」構文は、「S is 形容詞」と書き替えることができます。
代不定詞
toだけで、to+動詞の代わりを果たします。
(例文)You may use this telephone, if you want to. (use が省略).(もし使いたいなら、この電話を使ってもいいですよ。)
動名詞
動名詞は、不定詞、分詞とともに、準動詞の1つです。動名詞は、名詞のはたらきをするのが特徴です。
動名詞を目的語に取る動詞~ing
- enjoy (楽しむ)
- finish (終える)
- mind (気にする)
- deny (否定する)
- avoid (避ける)
- give up (やめる)
- put off (延期する)
- admit (認める)
- stop (やめる) など。
「受身」の意味を表す動名詞
「need~ing」,「want~ing」は、主語と~ing が受動関係にあります。(「主語が~ される」という関係です。)
- The tree needs cutting. (その木は切る必要がある。)= The tree needs to be cut.
- My car wants mending. (私の車は修理する必要がある。)= My car wants to be mended. (稀)
動名詞の過去志向
「動名詞」⇒すでに「済み」の状態を表します。「不定詞」⇒「未だ」終わっていない状態を表します。
- I don’t remember posting the letter.(手紙を投函したことをおぼえていない。)⇒手紙はすでにポストに投函済みです。
- I don’t remember to post the letter. (手紙を投函することを覚えていない。)
<その他>
- remember ~ ing (すでに)~したことを覚えている
- forget ~ ing (すでに)~したことを忘れる
- try ~ ing 試しに~してみる
- regret ~ ing ~したことを後悔する、~を残念に思う。
動名詞の否定
not, never などの語句を動名詞の直前に置き、動名詞を否定します。
- I insisted on not going there.(彼はそこに行かないと主張した。)
動名詞の意味上の主語
動名詞は、「~すること」と行為を表すことから、意味上、その行為をする「だれ・何か」が存在します。この「だれ・何か」が意味上の主語を表します。世間一般の人・文の主語・述語動詞の目的語などの時は、動名詞の意味上の主語を省略します。
- 【省略】Seeing is believing.(見ることは信じることだ。=百聞は一見にしかず。)
- 【省略】He started writing a letter to her.(彼は彼女に手紙を書き始めた。)
- 【意味上の主語】He is proud of his father’s being rich.(彼は父親がお金持ちであることを自慢している。)
- 【意味上の主語】Do you mind Taro coming too?(太郎も来てもかまいませんか?)
単純形動名詞~ing
述語動詞と同じ「時」の場合がほとんどです。
- I began playing soccer three years ago. (私は3年前サッカーをはじめた。)
完了形動名詞 having p.p
述語動詞よりも以前の「時」、を表します。(述語動詞が現在形の場合、現在完了に書き換えられる場合もあります。)
- I am proud of having done the work. (私はその仕事をやり遂げたことを誇っている。)= I am proud that I did (have done) the work.
分詞
- 名詞を修飾する分詞
- 補語になる分詞
の大きく2つがあります。このあたりについて詳しく解説しています。
名詞を修飾する分詞
- Look at the broken window.
- Look at the window broken last night.
- Look at those playing boys.
- Look at those boys playing in the park.
分詞が名詞の前・後にきて、形容詞の役割を果たす。現在分詞は「能動」「進行」、過去分詞は「受動」「完了」の意味を表す。
補語になる分詞その1
- He came home singing merrily.
- She sat surrounded by her children.
分詞は(SVC)の文型で、C(補語)の役割を果たす。
補語になる分詞その2
- We can’t have you smoking.
- I couldn’t make myself understood in English.
分詞は(SVOC)の文型で、C(補語)の役割を果たす。
関係詞
関係詞は、後ろから節が名詞を修飾します。関係詞は、大きく3つの用法があります。制限用法(限定用法)、非制限用法(継続用法)、thatの用法です。1つずつその用法をみていきましょう。
- 制限用法…コンマのつかない用法です。中学時代に習った関係代名詞ですね。
- 非制限用法…先行詞に対して、あとから補足説明を加える用法です。関係代名詞に限っていえば、who, whose, whom, whichに使われる用法で、関係詞の前にコンマを加えます。
- thatの用法…ある特定の語があるとき、thatを代名詞として使います。
制限用法
<手順>
前を見る:先行詞はあるのか無いのか?あるなら、先行詞は人か物か?
後を見る:形容詞節の中で、主格か所有格か目的格か?
- 【主格】This is the dog which bit me yesterday. (これは、昨日僕を噛んだ犬だ。)
- 【所有格】Look at the mountain whose top is covered with snow. (頂上が山で覆われた山を見なさい。)
- 【目的格】The doctor whom he visited is famous. (彼が訪ねた医者は有名だ。)
非制限用法
コンマ+関係代名詞⇒接続詞+代名詞に書き換えることができます。
He has three sons, who are doctor. 彼には3人の息子がいる。そして彼らは医者だ。
=He has three sons and they are doctors.
制限的用法で書くと、
He has three sons who are doctor. (彼には医者である3人の息子がいる。)
thatの用法
- 先行詞が、everything, something, anything, nothing など、~thingである時
- 最上級、序数、all, every, the only, the very, any, noなどが先行詞を修飾する時
- 先行詞が「人」「物」の両方である時
- 疑問代名詞who, whichのあとに続く時
- 主格補語の関係代名詞
以上のときに関係代名詞は、「that」を使用します。
複合関係副詞
wherever
副詞節を導く複合関係副詞whereverは、「~するところならどこへでも」の意味で、副詞節を導く用法。辞書では接続詞として扱われることもある。anyを使って書き換えられる。ただし、whereverは、動詞に対応して前置詞はat,in,toなど+any place whereにする。
- Put those flowers wherever we can see them well.(その花は,よく見えるところならどこにでも置いて下さい)
= Put those flowers at any place where we can see them well.
<応用>
「どこへ(で)~しようとも」(=no matter where)という意味で使われることもある。
- Where you are, remember that I am thinking of you.(あなたがどこへいようとも、私は、あなたの考えを覚えている。)
whenever
副詞節を導く複合関係副詞wheneverは、「~するときならいつでも」の意味です。
- You can come whenever it is convenient for you.(いつでも都合のいいときに来てくれてかまいません)
= You can come any time when it is convenient for you.
接続詞
■ 接続詞that
接続詞thatは「~ということ」という意味で、文と文を結び付けます。なお、接続詞thatは省略できます。
(例)I think(that)the book is interesting.(私はその本はおもしろいと思います。)
■ 接続詞When
whenは「時」を表す接続詞で「when+主語+動詞」で「~するとき、~のとき」という意味を表します。「when+主語+動詞」は、文の前半と後半のどちらにも置くことができます。
(例)When I was young, I lived in Fukuoka.=I lived in Fukuoka when I was young.
■ 接続詞if
ifは、「条件」を表す接続詞で「If+主語+動詞~」で「もし~ならばという意味を表します。「If+主語+動詞~」は、文の前半と後半のどちらにも置くことができます。
(例)If you are free, please help me.=Please help me if you are free.
■ 接続詞because
becauseは「理由」を表す接続詞で「because+主語+動詞~」で「~だから、~なので」という意味を表します。
(例)I cannot go because I am busy.(私は忙しいので行けません。)
■ その他の接続詞
接続詞and,but,or,soは、語と語、句と句、文と文を対等の関係で結びつけます。
等位接続詞の注意すべき用法
等位接続詞とは、等しい位のものを結ぶ接続詞のことです。
- Study harder, and you’ll pass the exam.
- Study harder, or (else) you’ll fail the exam.
- I love her, not because she is pretty but because she is tender.
- She couldn’t ski, nor could he.
従属接続詞の注意すべき用法
節を導く接続詞、(節とは文の中にあって、主語+述語を含むもの。)
- There is some hope that they will help us.
- The question is whether they will help us or not.
- I like seafood, while she likes meat.
- It won’t be long before he visits us.
- It was not until she got home that she missed her credit card.
- Young as he was, his attitude was very good.
- The moment she arrived at the station, she phoned her mother.
接続詞を含む連語
- both A and B「AもBも両方とも」
- not only A but also B「AだけでなくBも」
- so~that…「とても~なので…」
- not A but B「AでなくB」
- as soon as~「~するとすぐに」
- as~as…can=as~as possible「できるだけ~」
前置詞
at
She was surprised at the sight of them. (原因・理由)
The bus was running at 60 miles an hour. (速度・割合)
by
She was standing by the window. (位置)
Her husband is paid by the week.(単位)
for
The train for Osaka has already left. (方向)
I bought this vase for 10,000 yen. (交換・代償)
from
He got tired from walking for a long time.(原因)
The heavy snow kept our train from arriving on time.(抑制・防止)
in
Two in five students wear glasses. (限定・範囲)
Let’s see again in a few days.(時の経過)
of
We cleared the street of snow. (分離・除去)
She is a woman of great ability.(性質・属性)
on
London stands on the Thames. (接触・近接)
On hearing the news, she turned pale. (時間的接触)
to
To my joy, my brother won the game. (結果)
Is this the key to the box ? (関係・付着)
時を表す前置詞一覧
- at~「~に」時刻
- on~「~に」日付・曜日
- in~「~に」月・季節・年
- for~「~の間」
- before~「~の前に」
- after~「~のあとに」
- during~「~の間に」
- from~「~から」
- since~「~以来」
- until~「~まで」
- by~「~までに」
など
場所を表す前置詞
- at~「~に」比較的狭い場所・地点
- in~「~に」比較的広い場所・空間の内部
- on~「~の上に、~に接して」
- under~「~の下に」
その他の前置詞
- with~「~といっしょに、~を使って」
- without~「~なしで」
- by~「~によって」
- like~「~のように」
- about~「~について」
など
注意すべき前置詞
■forとduring
forのあとには、不特定の前置詞を表す語句(a yearなど)きます。
duringのあとには、特定の期間を表す語句(the vacationなど)がきます。
■until(till)とby
untilは継続する状態の終点を表します。
byはある動作の完了する時点を表します。
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