高校世界史【ギリシャ文明の歴史要点】ここだけは押さえる!

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【高校世界史】ギリシャ文明の歴史要点をまとめています。

ギリシア文化

  • オリンポス…人間的性格の強い神がみがギリシア神話には登場するが,なかでも代表的な神がみの総称
  • ホメロス…トロイア戦争を題材にした『イリアス』, オデュ ッセウスの冒険を描いた『オデュッセイア』などの叙事詩で知られるギリシア最古の詩人
  • ヘシオドス…「労働と日々」や, 神がみの系譜詩である「神統記」 で知られる叙事詩人。
  • サッフォー…ギリシア唯一の女性詩人
  • アリストファネス…ペロポネソス戦争を風刺した『女の平和』で知られる、喜劇作家は誰か。 アイスキュロス・ソフォクレス・エウリピデスの三大悲劇詩人が、前5世紀のアテネで活躍した。
  • タレス…イオニア地方では、自然の本質を合理的に考えようとする自然哲学が発達したが、その哲学者の一人で、万物の根元を水と考えたの人物
  • ピタゴラス…直角三角形に関する定理でも有名で,万物の根元を数と考えた人物。
  • デモクリトス…万物の根元を,原子(アトム)と考えた人物。
  • プロタゴラス…民主政の発達した古代ギリシアでは弁論が重視された ため, ソフィストという職業教師が活躍した。その代表者で「人間が万物の尺度である」といった人物。
  • ソクラテス…ソフィストに対し,問答法によって普遍的真理にいたることを説き,誤解され刑死した人物。
  • プラトン…ソクラテスの弟子でイデア論を説き, 哲人政治がポリスの理 想であるとした『国家論』の著者。
  • アリストテレス…古代思想の体系化を行い, イスラーム哲学やキリスト教神学、とくにスコラ哲学に大きな影響を与えた人物。彼はアレクサンドロス大王の師でもあった。
  • ヒッポクラテス…病気を科学的に研究し,「医学の父」と呼ばれる人物。
  • ヘロドレス…ペルシア戦争史を,物語風に記述したのは人物。
  • トゥキディデス…ペロポネソス戦争史を, 批判的に記述した人物。
  • フェイディアス…いまは失われた「アテナ女神像」の作者で, アテネのパルテノン神殿の工事を監督した人物。

エーゲ文明

  • クレタ(ミノス)文明 …前20~前12世紀に栄えた地中海の文明はエーゲ文明と総称されるが,初めに栄えた文明。
  • クノッソス…「迷宮」と称される王の宮殿などが発見された、クレタ文明の中心地。イギリスのエヴァンズによる発掘の結果、クレタ文明が海上交易で栄えた青銅器文明であることがわかった。
  • ミケーネ文明…前15~前13世紀ころにギリシア本土に栄えた文明
  • ミケーネとティリンス…ミケ-ネ文明の中心地。ミケーネ文明の衰退の原因として、「海の民」の侵入などが考えられている。
  • シュリーマン…トロイア文明やミケーネ文明の発掘に成功した,ドイツ人考古学者は誰か。

ポリスの成立

  • ドーリア人…前20世紀ころインド=ヨーロッパ語系のギリシア人が 南下するが, その移動の第2波として前12世紀ころ鉄器を持って南下したギリシア人。
  • ポリス…ギリシア人が,前8世紀ころから集住(シノイキ スモス)して形成した, 自立した都市国家。 集住型の代表的なポリスにイオニア人のアテネ, 征服型のそれにドーリア人のスパルタがある。
  • アクロポリス…ポリスの中心部にある城山
  • アゴラ…交易や集会などが行われる, 中心の広場
  • ヘレネスとバルバロイ…彼らは統一国家をつくることはなかったが, 自民族と異民族とを区別して呼んでいた。自民族・異民族。古代ギリシア人はデルフォイの神託を尊重し、4年に一度オリンピアの祭典を開くなど, 一つの民族としての意識は保っていた。
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ポリスの発展

  • 植民市…前8世紀以降, 人口増加や土地不足のためギリシア人が建設。彼らは市民権を持ったまま移住し, ギリシア的生活を守ったため各地にギリシア文化が伝わった。代表的なものに, ビザンティオン・マッサリア・ネアポリスなどがある。
  • ファランクス…経済発展により平民が重装歩兵として軍の主力となっていったが, 彼らの長槍密集隊形。古代ギリシアにおいては参戦 =参政であった。武装した平民の地位は上昇し、貴族に対し参政権などの民主的改革を要求し始めた。なかでももっとも民主政が発達したのが, アテネであった。
    貴族政…前8世紀に, アテネは王政から移行。
  • ドラコン…前7世紀アテネで慣習法を成文化した人物。
  • ソロン…アテネにおいて,前6世紀初めに財産政治を行い,債務奴隷を禁止するなどの改革を行った人物。
  • 借主…政治に参加できない平民の不満を利用し、貴族政権を倒し非合法に権力を握った者。
  • ペイシストラト…借主その代表的人物で,亡命貴族の土地を平民に分配するなどした, 前6世紀アテネの人物。
  • クレイステネス…前6世紀末に部族制を解体するなど,民主政治の基礎を築いた人物。彼は僭主の出現を防止するためオストラシズム(陶片追放)も行ったが, この制度はのちに悪用されることとなった。
  • スパルタ…先住民を征服するなかで成立した, ドーリア人の代表的ポリス。
  • ペリオイコイ…ポリスにおいて,参政権を持たない周辺民。
  • ヘイロータイ…ポリスにおいて,被征服民が起源と推定される,貢納の義務を負った隷属民。彼らは完全市民の数倍いたと推定され,その反乱を恐れたため,このポリスは軍国的な性格を持っていた。
  • リュクルゴス…このポリスの軍国的・閉鎖的制度をつくったとされる, 伝説的な人物。
  • ペルシア戦争…ギリシアの民主化に大きな影響を及ぼした, 前500年に始まる, アケメネス朝とギリシア諸ポリスの戦争。
  • イオニア植民市…ペルシア戦争のきっかけとなった, ペルシアに対する反乱をおこした場所。
  • マラトンの戦い…上陸したペルシア騎兵をアテネの重装歩兵が破った,前490年の戦い。
  • サラミスの海戦…前480年, テミストクレスの率いるアテネ海軍がペルシアの大軍を破った海戦。 前479年には, アテネとスパルタの連合軍がプラタイアの戦いに勝ち。ギリシアの勝利が確定した。
  • デロス同盟…ペルシアの再攻に備えて、アテネを中心にギリシア諸ポリスが結成。
  • ペリクレス…戦後, 三段欄船のこぎ手として勝利に貢献した無産市民の地位は上昇し, アテネ民主政は完成した。その時期の指導者・将軍。
  • 民会…18歳以上の成年男性市民で構成される, 政治上の最高決定機関。アテネ民主政の特色は,将軍を除く官職が抽選制であったこと,直接民主政であったこと,女性や奴隷に参政権がなかったことなどである。

ポリス社会の没落

  • ペロポネソス同盟…アテネの支配権が強化されるなかで, スパルタを中心に結成された反アテネの同盟。
  • ペロポネソス戦争…アテネ中心の同盟と反アテネの同盟の, 二つの同 が前431年に始めた戦争。この戦争は, ペルシアの支援を受けたスパルタ側が勝った。
  • 衆愚政治…アテネが陥った, デマゴーゴス(扇動者)にあおられて政局が混乱する,堕落した民主政。
  • テーベ…のち, スパルタにかわって覇権を握ったポリス。あいつぐ戦争によって亡命者や離農者が増え, 傭兵が流行するようになった。その結果, 市民皆兵を原則とするポリスは内部から変質・崩壊していった。

ヘレニズム時代

  • フィリッポス2世…前338年カイロネイアの戦いでアテネ・テーべ連 合軍を破り,ギリシアを支配したマケドニア王。
  • コリントス同盟(ヘラス同盟)…フィリッポス2世が結成した, スパルタを除く全ギリシア都市の同盟。
  • アレクサンドロス大王…フィリッポス2世の息子で、東方遠征を行い, ギリシア・エジプトからインドにいたる大帝国を建設した人物。彼はイッソスの戦いやアルベラの戦いでアケメネス朝ペルシアのダレイオ3世軍を破り,のちにペルシア風の専制君主となっていった。
  • アレクサンドリア…アレクサンドロス大王は東西文化の融合をめざし,各地にギリシア風の都市を建設した都市名。
  • プトレマイオス朝エジプト…アレクサンドロス大王の死後、部下たち(ディアドコイ)が争い, 結果的に帝国は分裂した。そのうちもっとも繁栄したところ。
  • セレウコス朝…プトレマイオス朝エジプトのうち, シリアを支配した王朝。この王朝から,前3世紀にパルティア・バクトリアが独立した。またマケドニアにはアンティゴノス朝が成立した。

アレクサンドロス大王

ヘレニズム時代(前330 ~前30)」を理解することが出発点である。アレクサンドロス大王は、20歳でマケドニア王に即位し、前334に東方遠征に向かい、アケメネス朝ペルシャを滅ぼす。ここから大王の病死で分裂した「ヘレニズム三国(アンティゴノス朝マケドニマ・セレウコス朝シリア・プトレマイオス朝エジプト)が滅亡(前30,エジプトのクレオパトラ7世が自害) するまでの300年間。

ヘレニズム文化

  • ヘレニズム時代…アレクサンドロスの東方遠征からプトレマイオス朝滅亡までの,約300年間の時代。この時代東西文化の融合が進んだ。中心はエジプトのアレクサンドリアで、ムセイオンという研究機関がつくられ, 自然科学や文献学が発展した。
  • エウクレイデス…平面幾何学を大成した人物。
  • アリスタルコス…地球の公転・自転説を主張した人物。
  • アルキメデス…浮体の原理や艇の原理などを発見し,ポエニ戦争で殺されたシチリア島出身の数学・物理学者。
  • エラトステネス…地球を球形と考えその周囲を測定した人物。この時代にはポリスが衰退した結果、個人主義や民族・国家の枠を越えた「世界市民主義(コスモポリタニズム)」がおこった。
  • ゼノン…禁欲による心の平静を理想とする, ストア派の創始者。
  • エピクロス…心の平静こそ快楽であり最高の幸福と説く、哲学の一派の創始者。

世界市民主義(コスモポリタニズム)

世界帝国の出現は、世界市民(コスモポリテース)を生み、世界市民主義(コスモポリタニズム)の思想風土を生みだした。 この時代は個人(世界市民)としていかに幸福に生きるかを追究した。

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